年に10日間限り!美郷町渡川産、幻の「原木舞茸」をイタリアンフルコースで堪能しました


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JdhSjVaV_400x400寄稿者:ザキミヤの佐藤さん

Webマーケティングに生きる。かれこれ10年・・・マス系広告代理店営業・プランナー、Web広告運用、リスティングコンサルタント、セールスコピーライター経験を経て、完全独立起業しました

テゲツー!の読者の皆様、はじめまして、ザキミヤの佐藤と申します。
※テゲツー!編集長のシュガーさんとは別人ですのでご注意を。

普段はザキミヤというローカルメディアで記事を書いているのですが、ご縁をいただき、テゲツー!さんへ寄稿する運びとなりました。
どうぞよろしくお願いします。

さて、秋ですね。
夏も終わり・・・夏男の僕としては寂しい気持ちでいっぱいです。
でも、秋も好き。秋ならではの美味しいものがたくさんありますし。

目次

さて、この写真、なにかわかりますか?

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実はコレ、「舞茸(まいたけ)」です。
クヌギやナラなどの木を苗床にして作られており「原木舞茸」と呼ばれています。

めちゃめちゃデカい。そして香りがすごい。
こんなんスーパーで見たことない。

美郷町渡川地区で育った原木舞茸

この舞茸、美郷町にある渡川地区で栽培されたものです。
渡川地区はこのへんです ⇨ MAP

まさに山の中。
宮崎が誇る大自然のなかで育った舞茸です。
しかも、この時期、たった10日間しか採取できない幻の舞茸なんです!

育ての親はこの人
今西猛さん
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渡川山村商店という屋号で美郷町渡川地区でとれた椎茸やお米を販売しています。

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この渡川山村商店のWebサイトを覗くとわかると思いますが、渡川地区、すごくいいところです。

自然溢れる渡川地区で育てられたでっかい原木舞茸を、本格的なイタリアンのシェフが調理するというイベントに招待されたので行ってきました!

よくわからないけど、突然巻き起こった舞茸フィーバー!

会場は宮崎市内の街中にあるイタリアンレストランGIGLI(ジーリ)さん。
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こちら、GIGLIの外山シェフも只者ではありません。

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RED U–35という偉大な料理人を決める35才以下のコンテストでブロンズエッグを獲得しています。

最高の食材 ✕ 最高のシェフ・・・
美味いに決まってる。

今回のこの「原木舞茸パーティー」には約20名の参加者が。

主催であり生産者である今西さんからの挨拶が終わり、料理が出てくるのを待つ間、今西さんがデカい原木舞茸を各テーブルに紹介していきます。

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すると、「きゃーデカい!」「いい香りー!」という声とともに、舞茸と記念撮影する人が続出。

突然、舞茸フィーバーが巻き起こりました。

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舞茸に興奮するなんて意味がわかりません。

原木舞茸が出来るまでをパネルでご紹介!

パーティー会場に、原木舞茸ができるまでの過程をまとめたパネルが置いてありました。

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全部で5枚。ご紹介します。
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丁寧に、じっくりと森のなかで育てられた原木舞茸。
早く食べたい!!

原木舞茸料理の前に、まずは乾杯です。
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1発目の料理でいきなり原木舞茸の虜になっちゃいました

待ちに待った料理の登場。
1品目は、

原木舞茸とリコッタチーズのバケット

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バケットの上に舞茸、その上にリコッタチーズ・・・香りがすごい!
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一口で食べれる大きさですね。
口に入れるとサクサク、舞茸とチーズの香りがもう・・・もう!うまい!

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1品目から舞茸のポテンシャルに驚かされます。

さて、2品目は、

原木舞茸と厚岸産牡蠣のムース

来ました、牡蠣です。しかも、北海道厚岸産です。
そこに原木舞茸が加わるわけです。
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キラキラしている・・・。

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口に含むととろけます。

舞茸の香り&牡蠣の香り・・・海と山の最強コンビ。

旨すぎる。
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この原木舞茸、大きいというだけではなく、香りがすごい。
他の食材に負けない香りを持っています。

さて3品目です。

原木舞茸のフォカッチャ

何にでも入ってくる舞茸。フォカッチャの中にも舞茸。

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オリーブオイルをかけて頂きます。

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フォカッチャか・・・と気を抜いていましたが、これもまた美味い。

相変わらずの舞茸のステキな香りとふんわりフォカッチャ。何個でも食える。

フォカッチャの表面にかかっていた塩が超うまい。

さてさて、4品目ですよー。

ヤマメのムニエルと原木舞茸のトマト煮

魚料理来ました。しかも・・・三股町しゃくなげの森の尺ヤマメです!!

これは料理名だけでヨダレが出るパターンのやつですね。

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上に乗ってる泡みたいなのは、なんとグレープフルーツの香り・・・おしゃれ。

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ヤマメってうめー!!!皮パリパリで肉厚ジューシーです。

ソースとの相性も抜群。

トマトと舞茸の相性も抜群!!舞茸恐るべし。

5品目・・・ここでパスタ系の登場

そば粉を練り込んだピツォッケリ 原木舞茸クリームソース 生ハム添え

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結論から言います。

う  ま  い。

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ピツォッケリってなんやねん!って思いましたけど、そんな小難しい名前も忘れるほどの旨さです。

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舞茸もキノコの仲間だけあって悔しいくらいにクリームソースに合うわけです。

生ハムの塩け、ふわっと来るニラの香り、麺からは蕎麦の香り・・・。旨すぎです。

そして、先ほど登場した舞茸のフォカッチャを、このパスタの余ったソースに浸して食べると・・・

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ううううう美味い。間違いない。

ついにメインが襲来、7品目は・・・

高千穂産シカとイノシシの赤ワイン煮込み 原木舞茸を練り込んだマッシュポテト添え

メインの肉が、、、高千穂産のジビエ!!これは贅沢!

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ジビエ(野生の動物)って臭みがあったり硬かったりというイメージがあるかもしれませんが、そんなこと全くありませんでした!

脂身が少ない分、肉本来の味がしっかりしています。

ああ、肉ってこんな味なんだなぁ、という印象。

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※左がシカで右がイノシシです!添えてあるお花はオクラの花

シカ肉は牛に近いけど、牛よりも繊細で香りがぜんぜん違う。

原木舞茸入りのマッシュポテトとすごく合います!

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イノシシに関しても臭みはほとんど無く、シカと比べてガツンと来る力強い食感。

豚とはぜんぜん違う。締まった身で食べごたえがあります。

それにしても贅沢。

宮崎の大自然の惠です。

原木舞茸はデザートにまで侵食・・・最後の一皿

原木舞茸のガトーショコラ&原木舞茸のジェラート&原木舞茸チョコレート

きゃー!スイーツ!・・・でも、ちょっとまって。

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実はこれら全て、原木舞茸が入っています。

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チョコでコーティングされた舞茸、舞茸が入っているガトーショコラとジェラート・・・。

食べてみると・・・原木舞茸の主張すごい。

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個人的には新しい感じで嫌いじゃないです。

特にジェラートは美味かった。

以上で原木舞茸のフルコースは終了。

これでもかという程に原木舞茸のオンパレードでした。

しかも、どれもこれもしっかりと原木舞茸の香りや食感を活かした最高のマリアージュ。

次食べられるのは来年かぁ・・・待ち遠しい。

会の締めは主催からの挨拶〜そして主催今西兄による紙芝居も

わいわいと飲みながら語り合いながら宮崎の自然を食す・・・とても有意義な時間を過ごすことができました。

この宴の締めに生産者であり、主催者の今西さんからご挨拶が。

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また来年も食べたいなぁ・・・原木舞茸。

さて、今回の「原木舞茸パーティー」の様子を動画にまとめてみましたのでご紹介します。

宮崎は食の宝庫。

とても素晴らしい食材を堪能しました。

宮崎の食 恐るべし!

今西さん、外山シェフ、取材に協力いただいた皆様、ありがとうございましたー!
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(来月は原木椎茸パーティーがあるとの噂も・・・)

◇ GIGLI ⇨ MAP
電話 0985-55-0780
住所 宮崎市中央道3ー22高野ビル2F

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この記事を書いた人

高千穂町出身。仕事終わりや週末に記事を書いています。(仕事は、めっさ真面目という噂)
週末に宮崎県内に出没して、取材とかしています。
特技は謝罪
フットワークは、軽め

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