月に一度は宮崎空港で夕食を食べているDiceです。
いつもは、「宮崎空港ではガンジスカレーを食すべし!」を実践しているのですが、先日はたまたま時間に余裕があったし、目先を変えたい気分でもあったので、3階に上がって久しぶりに「夢かぐら」に入ってみました。
まずは、ビール頼みます。
宮崎LOVEなテゲツー!ライターとしては、ここはやっぱり地ビールだよね。
黒ビール好きなんで、ひでじビールの「月のダークラガー」。ローストした麦芽の香ばしさと甘さが嬉しい。
メニューめくってたら
ビール飲みながら、ちょっとガッツリ肉系を食べたいと考えつつメニューをめくっていたら、目に飛び込んできたのがこいつ。
「五ヶ瀬特ホル丼」1,450円。
五ヶ瀬で特ホルと来れば、あの宮部精肉店の「宮部の特ホル」ですよね!?
豚のハラミを特製のタレに漬け込んだ、あの「宮部の特ホル」ですよね!?
ガッツリ肉系を欲する私に、救世主のように現れたメニュー、そりゃ頼むしかないでしょ。
グランプリ受賞!
お姉さんに「『特ホル丼』お願い!」って注文してから、メニューを隅々まで眺めたら、右上に何やら気になるマークに「グランプリ受賞」の文字が。
その上に小さく「MRT感謝祭ご当地グルメコンテスト」とも書いてあります。
そう言えば、2013年8月の「MRT感謝祭」で行われた「ご当地グルメコンテスト」で、五ヶ瀬町を代表して出品された「特ホル丼ナイアガラversion」が、並み居る強豪を抑えて、グランプリを受賞したのでしたね。
あの時は、タレに五ヶ瀬ワイナリーの「ナイアガラ」を使ったスペシャルレシピだったはずですが、あの時のレシピが採用されているのでしょうね。
これは楽しみ。
特ホル丼が来たぞ!
ビールちびちび飲みながら待っていたら、
「お待たせしました~!」
とお膳が運ばれてきました。
待ってました、特ホル丼!
丼に盛られたご飯の上にキャベツの千切りを敷き、その上に豚ハラミ玉ねぎを特製タレで炒めたものをドカッと載せ、赤と黄色のパプリカとエリンギを焼いたものを添えてあります。
見た目もなかなか美しい。
早速、肉を口に入れて噛みしめると、固からず柔らかからず、程よく歯を押し返す肉の弾力が嬉しい。
噛むほどに甘辛いタレの味の奥から、肉本来のうま味がじわーっと溢れ出てきて、
「これこれ、これよ。今日、俺が求めていた肉感は!」
という感じになる。この時点で満足度ほぼ100%。
一緒に炒められた玉ねぎの甘み、キャベツのシャキシャキ感もいいアクセントになっている。
柚子胡椒がいい仕事する
最初の勢いのまま、ご飯といっしょにワシワシとかき込みたくなる衝動を抑えて、一端、脇にある小皿のキュウリの漬物に箸を伸ばして落ち着くと、その手前の小鉢に入れられた淡い緑の美しい柚子胡椒に気がつく。
五ヶ瀬は柚子胡椒の産地でもあるからね。
このフレッシュ感のある柚子胡椒がなんとも美味そう。
これは、きっといい仕事をしてくれるはず。
ということで、柚子胡椒を箸に取って、特ホルの上に適量乗せ、改めて口に運ぶ、噛む、噛む。
く~!、何この絶妙感!
ピリッとした青唐辛子の辛みと塩、柚子の爽やかな香りが、少し甘めの特ホルの味を引き締め、更なる広がりを演出してくれる。
これが大人の味ってやつかね。
もうこの後、柚子胡椒取る、肉に載せる、口に入れる、噛む、ご飯かき込む、噛む、噛む、合間に玉ねぎ食べる、パプリカ食べる、エリンギも食べる、の繰り返し。
エンドレスでもいいくらい。
でも、残念ながら食べれば無くなる。
時間も無くなる。もう搭乗時刻が迫っている。
残った漬物と味噌汁を平らげ、お茶飲んでごちそうさまでした!
いや~、満足、満足。
宮崎ブーゲンビリア空港で食事するなら、ガンジスカレーももちろんいいけど、この「五ヶ瀬特ホル丼」もDiceお薦めに認定!