東京で新富町の懐の広い食材と人の魅力を体感してきた!

こんにちは、宮崎ブランドアンバサダーの牛島奈津子です。
皆さんは、「新富町」といえば何を思い浮かべますか?

航空自衛隊新田原基地があったり、J1への昇格を目指すサッカークラブ「テゲバジャーロ宮崎」のホームスタジアムがあったり、なでしこリーグ1部昇格を果たした女子サッカークラブ「ヴィアマテラス宮崎」のホームタウンだったりとスポーツも盛ん!宮崎空港から車で北に約30分、人口約15,400人の町。
温暖な気候と豊かな自然に恵まれた新富町では、豊かな食材が育まれています。

先日、その新富町の食材を使用した特別メニューがいただける、一夜限りの食のイベントが東京のど真ん中で開催されました。

Taste of Shintomi Produced by Cassolo

開催された場所は、東京・新橋駅近くのレストラン『Cassolo』。
若手シェフのチャレンジを応援する目的で開設されたこのレストランでは、イタリアンやフレンチの技法で日々新たな料理が生み出されていますが、今回は、新富町で生産された食材をふんだんに使用し、レストランのシェフがこの日のために考案した特別メニューが提供されました。

参加者は、企業関係者や食関連の事業者、自治体関係者など、食や新富町に関わる人たち。
食や地域に関心がある人が集まって、新しいつながりが生まれることを目的に企画されたこのイベント、私は「宮崎てげてげ通信」のライターとして、ここでしか味わえない一夜限りのお料理を楽しんできました。

新富町といえば〝完熟ライチ〟ということで、まずはライチのお酒を注文。
宮崎はマンゴーの栽培も盛んですが、マンゴーに次ぐ亜熱帯果樹として注目されているのが、新富町で栽培されている〝ライチ〟なんです。
希少な国産生ライチ、旬の時期は6月~7月中旬です。

新富町の食材と料理人の感性が融合

佐藤誠シェフ

今回特別メニューを監修したのは、佐藤誠シェフ。
佐藤さんは、中目黒にある有機野菜を中心としたイタリアンの『ダ・オルト』で料理人としてのキャリアをスタート。
その後、自然派イタリアンの『カノビアーノ東京』やミシュラン2つ星『アロマフレスカ』の姉妹店『アロマクラシコ』などで活躍し、2022年にイタリアンレストラン『Cassolo』のオープニング料理長に就任されました。

新富町の豊かな食材と料理人の感性が融合したお料理の数々が登場し、参加者たちからは「おいしい」と歓声が上がっていました。

有機人参のテリーヌ

有機人参のテリーヌ

そんな新富食材を使った料理、まずは、有機人参のテリーヌ
人参本来の甘みが際立つ、見た目にも鮮やかな料理。

佐藤シェフは、
「食材自体の旨味や香りが非常に高いので、それを活かした料理を目指して作ってみました。
人参のピューレはほとんど何も手を加えず、お塩とゼラチンを入れただけで、甘みも強いあの味になります。
ワンポイントでクリームチーズと一緒にテリーヌにしてみました」
などと話されていました。

米粉も宮崎県産

宮崎県産米粉で揚げたワカサギのフリット ラビゴットソース添え

続いては、宮崎県産米粉で揚げたワカサギのフリット ラビゴットソース添え
ラビゴットソースというのは、細かく刻んだ野菜と酢、オイルを混ぜ合わせた、魚料理によく用いられるソースです。

新富町は、県内でも有数の米粉の産地として知られていて、高品質な米粉づくりが行われています。
そんな新富町のお米を約90%使用して作った米粉を衣にして揚げたワカサギのフリット
そのまま食べてもふわふわ食感がおいしく、野菜の旨味を出した酸味のきいたソースに付けて食べるとさっぱりと味わえ、2つの味を楽しみました。
米粉は、健康志向の高まりとともに注目され、地域の新たな魅力として広がっているということです。

宮崎県は日本有数のうなぎの産地

春キャベツのアーリオ・オーリオ 鰻の白焼き添え

続いて、うなぎを使った料理が2つ提供されました。
春キャベツのアーリオ・オーリオ 鰻の白焼き添え鰻の白焼きとクスクスのミルフィーユ仕立て
どちらもインパクト大!

うなぎのパスタについて、佐藤シェフは、
「パスタソースのベースを作って、そこに刻んでうなぎを入れただけであのおいしさなので驚いた」
と話していました。

鰻の白焼きとクスクスのミルフィーユ仕立て

宮崎県は日本有数のうなぎの産地ってご存知でしたか?
鹿児島県、愛知県に次ぐ全国第3位のうなぎ養殖生産量を誇ります。
中でも新富町や宮崎市が主な生産拠点として知られています。
年間を通じて温暖な気候であることや、きれいな水と安定した水温が良質なうなぎを育てるということだそうです。

新富町が誇る日本茶専門店の抹茶

抹茶のチーズケーキ

デザートで登場したのは、抹茶のチーズケーキ

チーズケーキに使用されている抹茶は、全国茶品評会において農林水産大臣賞を4度受賞するなど、高い評価を受けている創業60年以上の歴史を持つ新富町の日本茶専門店「新緑園」のもの。
「新緑園」は、ANA国際線ファーストクラスで緑茶のティーバッグが採用された実績もある茶舗で、丁寧なお茶づくりの技術を活かした抹茶も大変香り高く、濃厚に感じました。

そもそも宮崎県では、400軒ほどの生産農家がお茶を栽培していて、生産量は全国4位。
日本でも有数のお茶どころなんですよ。

小嶋崇嗣新富町長の挨拶

今回の食イベント主催のひとつ「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構」(新富町)は、〝何かにチャレンジしたい!〟という人たちが集まり、お互いが応援し合うことで町全体が元気になる、そういった町を目指しているのだそうです。

年間30プロジェクト・100作品・創造人口1000人の創出を目標に、“つくる人”を生み出す町づくりプロジェクトを実施したり、女子サッカークラブ「ヴィアマテラス宮崎」の選手を地域おこし協力隊で採用したり、様々な関係性を育むことで、誰もが挑戦できる町を創っています。

新富町に関わる皆さんとつながる貴重な機会、町の皆さんも、新富町と一緒に働いている皆さんも前向きで、
「どんなことでもやってみたいことがあればぜひコラボしましょう」
と話されていました。

食にしろ人にしろ、新富町の懐の深さを感じた夜でした。

寄稿者:牛島奈津子
東京都在住のフリーアナウンサーで保育士でもある。3児の母として子育ても奮闘中。転勤族で2022年夏まで3年間宮崎県で過ごし、宮崎市のコミュニティFM局「宮崎サンシャインFM」のパーソナリティをしながら、たくさんの出会いを経験。現在も月に1度「宮崎サンシャインFM」の“なっちゃん通信”というコーナーで、東京で見つけた宮崎を発信中!宮崎県の「みやざきブランドアンバサダー」としても活動。

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

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