千葉県から単身赴任中で、月イチ空港利用者のDiceです。
今日も週末家に帰ろうと宮崎ブーゲンビリア空港に行ったら、1階のオアシス広場に、宮崎の冬の風物詩のひとつ「大根やぐら」が出現しているではありませんか。

 

日本農業遺産を目指して

2階から見ると、全体はこんな感じです。
エレベーターの増設工事中のため、まだ白いボックスに囲われた部分が目立ちますが、その壁面を使って、畑の中に立つ大根やぐらの大きな写真と、「大根やぐら展」の看板が掲示されています。

この「大根やぐら展」、「日本一の干し大根と大根やぐら日本農業遺産推進協議会」が、生産量日本一を誇る干し大根と田野・清武地域の冬の風景を飾る大根やぐらの日本農業遺産認定と、地域の農業の振興や活性化を目指す活動の一環として開催しているもので、1月18日(金)から27日(日)まで、毎日9時~19時の開催となっています。

高さ約5m、5段のやぐらにかけられている大根のほとんどはレプリカですが、最下段だけは本物の干し大根がかけられていました。
この大根、我々がスーパーの青果コーナーで手にする青首大根とは違って、長くて首のところが白くて細くなっている白首大根の一種で、漬け物用に改良された「日向理想」という品種です。

 

写真展「大根百景」

会場では、大根やぐらの展示のほかに、「大根百景」と題する、大根やぐらをモチーフとした写真の展示も行われています。

撮影されたのはこの方。
農産物流通コンサルタント、農と食のジャーナリストとして活躍されている、“やまけん”こと山元謙治さん。
ここ数年、毎年やぐらの立つ季節になると宮崎の大根畑に通って、その写真を撮り続けられています。

様々な時間、アングルから切り取られた、大根やぐらや干された大根の美しい写真達。
日頃なかなか見られない風景もあって、一見の価値がある写真展になっています。

会場では、田野・清武地区の特産品の展示や販売も行われていますので、期間中、是非、宮崎ブーゲンビリア空港までお出かけください。

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Dice

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。 趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。 2020年4月に宮崎での7年間の単身赴任生活を終え、2022年3月まで東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップを統括した後、さいころ株式会社を設立、同社代表取締役。 テゲツー!のアドバイザーで後見人的な人で、玄人受けするその記事にはファンも多い。