皆さん、こんにちは。
宮崎出身の漫画家・東村アキコ先生の自伝的漫画が原作の『かくかくしかじか』を観て、大泉洋演じる先生の「描け、描け!描け~!!」という台詞に、地道にでも書き続けることの大切さを学んだDiceです。
その東村アキコ先生が、発売40周年を迎えた南⽇本酪農協同株式会社の『ヨーグルッペ』の歴史をテーマにした漫画を描き下ろして、特設Webサイトで公開されているので、ご紹介しましょう。
南日本酪農協同株式会社(1960年設立)の創業者・⽊之下利夫は、欧州の新しい技術・設備を導⼊する「根っか
らの技術者」で、海外企業との技術提携も積極的に進めていました。
そうした中、同社の代表商品「スコール」に続く第⼆の柱となる商品の開発が始まり、当時はまだ安定剤として使⽤が難しいとされていた天然由来のペクチンを、⼊社4年⽬の⼥性研究員が初めて乳酸飲料の安定剤として使うことに成功。
商品化を⽬指す宮崎県の都城⼯場で、試作中に偶然起きたトラブルにより、製品に「褐変」という化学反応が起きましたが、それが、まろやかな⽢みと⾵味を⽣み出すことを発⾒し、商品の⽅向性が決定づけられたそうです。
商品名の「ヨーグルッペ」は、創業者・⽊之下の肝いりで命名され、1985年に缶入り飲料として発売開始。
⼀度聞いたら忘れられない愛らしい響きが、爽やかで飲みやすい商品の特性とマッチし、消費者の⼼をつかみました。
発売当初は、東京や⼤阪などの⼤都市圏では「⽢すぎる」と販売に苦労した時期もあったそうですが、地元である南九州地区(主に宮崎県や⿅児島県)での地道な営業活動や、雄⼤なアルプスをイメージした独⾃の世界観を表現したテレビCM の成功により、主⼒商品へと成長。
現在では⽇本全国にファンを増やし、⾹港や台湾、シンガポールなどのアジア各国でも販売されるグローバルな飲料に成⻑しています。
(出典:南日本酪農協同株式会社プレスリリース)
発売40周年を迎えるにあたり、2024年から“⽢えられる乳酸菌飲料”をブランドコンセプトとするリブランディングプロジェクトがスタート。
多くの乳酸菌飲料が健康志向へと向かう中、ヨーグルッペは「ただ美味しく、ひたすら楽しく、ずっと寄り添っていける」という独⾃の価値を追求しています。
そして、そのブランドコンセプト“⽢えられる乳酸菌飲料”を体現するコンテンツとして、ふとした時に⼿に取れて、無邪気に楽しんで⼀息つける魅⼒を持つ「漫画」に着⽬。
同じ宮崎県出⾝で、読者を⼼から楽しませる「ギャグ」を真髄とする作品を多く⼿掛け、宮崎への愛も深い東村アキコ先⽣にコラボレーションを打診しました。
『ヨーグルッペ』には、数年前から制作されている「⺟&三姉妹」というアニメーションTVCM があります。
発売当初からパッケージに描かれてきた⼥の⼦をモチーフにした登場⼈物で、その内容もコミカルな⽅向を⽬指して制作されています。
その設定を、東村アキコ先⽣の世界観で表現してもらいつつ、ヨーグルッペが⽣まれた背景やエピソードなどをネタにしながら、多くの⽅に笑って、楽しんでもらいたい漫画としたのが、「ヨーグルッペ⺟と三姉妹の都城若草物語」。
全4話の描き下ろし作品で、2025年9月1日から順次、特設サイトで公開されています(記事執筆時点で第2話まで公開)。
ヨーグルッペは私の故郷、宮崎で昔から愛されている乳酸菌飲料です。
今年40周年を迎えるということで、ヨーグルッペのパッケージのキャラクターが出るコマーシャルに、イラストと漫画で参加させていただきました。
漫画の内容は‥主に、ヨーグルッペとは‥
そして製造元の南⽇本酪農協同株式会社、所在地である宮崎県都城市、霧島連⼭とは‥
その辺を掘り下げた内容になっております。どうぞお読みください。
(画像及びコメント提供:南日本酪農協同株式会社)
様々なフレーバーで、我々を長年楽しませてくれている『ヨーグルッペ』。
創業者の⽊之下利夫や都城のローカルネタも登場する、東村アキコ先生描き下ろしの「ヨーグルッペ⺟と三姉妹の都城若草物語」を、『ヨーグルッペ『を飲みながら楽しみましょう!