何かと話題を提供してくれる新富町から町名を冠した焼酎がリリース!

皆様、お久しぶりです。昔は焼酎飲まなかったのですが、最近はさまざまな焼酎を嗜んでいるさこっちです。

先日、新しい焼酎のリリースイベントが開催されるというので、テゲツー!ライター陣を代表して参加してきました。

イベントの主催は、こゆ財団

このイベントを主催したのは、新富町が誇る地域商社「一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(通称:こゆ財団)」。

最近あちこちの自治体にできている地域商社の県内でのはしりとも言える団体で、いつも様々な話題でワクワクさせてくれています。今回もそうなんですが、広報戦略もなかなかうまいなと思います。

そして今回、こゆ財団からリリースされたのが、町名を冠したスペシャルな本格芋焼酎「新富です。

新富町産の黄金千貫を100%使用し、隣町の西都市にある「やまや蒸留所」(2022年9月1日に正春酒造から社名変更)に委託して造られた芋焼酎。
果たしてその実力はいかほどに!?

まずはロックで

まずは、ロックでいただいてみました。

この焼酎の度数は38度と強め。一口含むと、芋焼酎の上品な香りとほんのりした甘み、そして濃厚なのにすっきりとした味わいを感じることができました。そして程よい余韻も。

原料となる芋は、地元の人が「新富黄金」と呼ぶ良質な黄金千貫。
なんでも新富町は、他県の酒蔵が指名買いするほどに品質良い黄金千貫が採れるとのこと。それは知らなかった!さすがスマート農業の先進地。

でんぷん質の多い黄金千貫を、芋の特性を生かせる白麹で仕込み、仕込み水には西都の「清水兼(きよみずがね)」水源のミネラル豊富な水を使用。
できあがったもろみを常圧蒸留して、飲みやすさを重視して造っているそうです。

ちなみに「常圧蒸留」とは、蒸留する液体を熱して蒸気を集めて、それを冷やして液化するシンプルな蒸留方式で、芋の個性や香りをしっかりと引き出すことができます。それで芋ならではのコクや奥行きを感じたんですね。

一方で、「減圧蒸留」という方式もあります。これは、蒸留器内の気圧を下げて低温で蒸留を行うことによって、雑味の少ない原酒を取り出すことができ、味わいは端麗、口当たりはソフトでフルーティーな風味を醸すのが特徴です。

そしてこの常圧蒸留で完成した焼酎を、あえて加水せずに原酒のまま38度で出すこだわりよう。
会場には、丹精込めてこの焼酎を造り上げた杜氏の横田文和さんもお見えになっていましたが、芋焼酎好きの人にはぜひ飲んでもらいたいと話されていました。

なお、仕込みを経て2022年にリリースできる量は、およそ3,000リットルのみということで、なかなかなプレミア感です。
料金は、12月現在で4,450円(税込)となっています。

ラベルは武田双雲氏の書

そしてもう一つの特徴といえば、ボトルのこのビジュアル。

「新富」の金色の文字は、あの有名な書道家の武田双雲氏の手によるものとのこと。
熊本出身の武田氏が、新富町を実際に訪れた際に得たインスピレーションをもとに手掛けられた作品となっています。なんて贅沢!

また、黒を基調とした重厚で高級感のあるボトルもいいですね。
「新富=新しい富」ということで、縁起ものとして贈り物にも良し、記念日や特別な日に新富町に思いをはせながら飲むのも良し。

炭酸割も美味しい!

最後に炭酸割でも飲んでみました。
さっぱり飲みやすくて美味しい。

杜氏のお薦めの飲み方は、香りが引き立つお湯割りだそうですが、皆さんもいろいろ試して好きな飲み方を見つけてみてはいかがでしょう。

ご購入は下記のリンクから。皆さん、普段飲みはもちろん、お歳暮など贈答用にいかがですか!?

【本格焼酎 新富】
企画:一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)
製造:やまや蒸留所(旧正春酒造)

寄稿者:さこっち
宮崎の音楽・食・人が大好き。
ピーマン、キュウリ、タマネギなど、宮崎特産の野菜が苦手という斜め上をいくライター。
現在は、宮崎の魅力を発信し、他県から移住してもらえるよう取り組んでいる。

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

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