飫肥を代表する武家屋敷のひとつ旧小鹿倉家については、公募の結果、京都で宿泊施設を運営する(株)Yumegurashiが、宿泊施設として再生を手がけることになっています。
この日は、Yumegurashiの関係者に代わって、徳永さんが、概要について説明されました。
「同社が運営している京都の宿泊施設は、客室単価が7万円と高額にも関わらず、稼働率が92%と高いのが特徴です。
今回残念ながらおいでになれませんでしたが、大門慎吾代表は、若手で非常に優秀な方です。
京都の宿は、小鹿倉家と規模が似ています。ただ泊まるだけではなく、地域の資源を繋ぐものとして、飫肥だけではなく、そこから周辺へと誘導する、地域のハブ(HUB)となる施設を目指します。
京都の宿の顧客の40%は中国大陸から、10%は欧米からと、海外の富裕層の利用が多く、旅行商品を自分たちで作って、現地の代理店で販売しています。このため、旅行商品として、飫肥だけではなく周辺にも送客が見込めます。
小鹿倉家は、飫肥藩の医師の家だったもので、全室に露天風呂を設置する計画があります。
宿泊客に様々な体験を提供し、長期滞在を見込みます。」
以上、予定されていた報告が終わり、最後に、崎田日南市長の挨拶がありました。
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