寄稿者:神林光県立農業大学校1年生、やる気だけが取り柄の19歳です。将来の夢は農業を通して、宮崎のおいしいを発信していくことです!人とのつながりが、未来を作ると考えています。おもしろそうなにおいのするところによく現れます。見かけたらぜひ、声をかけてください! 初めまして。神林光です。 農業を通してまちづくりを目指す、おもしろいことが大好きな19歳です! みなさんは、アメリカのポートランドという街を知っていますか? 世界中から大注目の、全米一住みたいといわれる街。 そんなポートランドがテーマのイベントが、宮崎市のインタークロスで開催されました! 『全米1位ポートランド流で、宮崎県の課題解決!』 地域ビジネスプロデューサー・齋藤潤一さん×宮崎ベースキャンプ企画のこちらのイベント。 ポートランド視察に行かれた齋藤さんが「現地で見て、感じたことを宮崎に還元したい!」という想いで、なんと無料で開催されました。 なぜポートランドが全米一住みたい街なのか? ポートランドをひとことで表すなら"自由"。 かつて、コロンブスは自由を求めて、イギリスからアメリカに渡りました。 アメリカでさらに自由を求める人たちが、西へ西へ進み、そして辿り着いたのが現在のポートランド。 つまり、「自由を求める人たちによって作られた土地」だといえます。 地域ビジネスプロデューサー・齋藤潤一さんの講演 日本では調和することがよしとされますが、ポートランドでは積極的に発言することこそが尊ばれます。 意見が言いやすく、多角的な視点から新しいアイディアが生まれやすい環境となっているからこそ、日常の生活からビジネスまで、自由で楽しむ人たちが溢れているんですねー。 「変人も受け入れられる寛容さ」というのが、住みたいまちづくりのキーワードだと言えそうです。 (熱心に話を聞く神林さん。その真剣さに、齋藤さんも思わず緊張?笑 byこーへい) 人生を楽しむためには、楽しむための余裕が大切だと思います。 余裕とは、無理をしすぎないことと、いつでも心にゆとりや寛容さを持ち続けることだと思います。 とはいえ私は、本気で頑張るからこそ出逢える楽しさが好きなので、これからも全力前進したいです(笑) 宮崎が世界一住みやすいまちになるためには? 今回のイベントの大事なポイントは、「ポートランドっていいなー」ということではなく、宮崎の未来に置き換えて自分たちで考えること。 そこで、宮崎の課題と強みをマトリクス法という切り口で洗い出し、それらを掛け合わせることで宮崎県をより住みやすいまちにするためのアイディアを考えました。 私たちのグループでは、「宮崎の学校では、サーフィンが必修カリキュラムにしよう」というアイディアが飛び出しました。 宮崎の「地元に対する関心が薄い」という課題と、「自然が身近に感じられる環境」という強みから生まれたアイディアです。 「宮崎だからこそできること」に子どもの頃から触れていることで、地元に関心を持ち、外の人に魅力を伝えられる人が育ち、たくさんの人に住みたい!と思ってもらえることに繋がると考えました。 他のグループも議論は大盛り上がりで、ユニークなアイディアがたくさん! 宮崎をよりよくしたいと思っている仲間が、こんなにいることに驚きました。 「これからの宮崎を作っていくのは、私たちなんだ!」 今回は、色んな業種の社会人や、大学生、そして高校生まで! みんなで一緒に宮崎の未来を考えることで、未来を作るのは私たちだという実感が熱く湧いてきました。 この出会いを大切にしながら、これから宮崎で新しいことにどんどん挑戦していきます!