寄稿者:やのび~さん小林生まれ宮崎育ち、国富在住の36歳。 もっぱらバルバカフェが提供するスペシャルティコーヒーの銘柄を当てることに夢中。座右の銘は「一燈照隅」。国富のローカルネタにスポットを当て発信中。 皆さん、こんにちは。 近ごろ自分が雨男であることを確信しつつあるやのび~です。 さて、皆さん野外ライブと言ったら何を連想しますか? フジロック?ライジングサン? それとも氣志團万博?ではないか(笑) 私の場合は、やはりホッケストック。 国富町の法華嶽(ほけだけ)公園で20年も続く、地元で愛される野外ライブです。 これまでのポスターが勢ぞろい!過去20年の重み 20年なんて一言で言いますけど、すごいことですよ。 20年前なんて私、まだバリバリのシックスティーンですからね。 その頃に始まった野外ライブが今も続いてるんですよーー! ホントすごいことですよね! ホッケストック実行委員会代表 山下和幸さん 第5回から実行委員会の代表を務める山下和幸さん。 人呼んで「ガニさん」 継続の秘訣は?とたずねると、「情熱」と即答されました。 穏やかに見えるガニさんですが、内に秘めたホッケストックへの熱い思いがひしひしと伝わってきました。 LIVE以外も見どころたくさん! いきなり応援団長のにらみ合いからはじまり、 演奏の間に玉入れが始まったり 演奏中に乾杯も! なんと、パン食い競争までありました。 子どもたちが即興で舞台演出を担当するのも、ほのぼのする光景でした。 こんな野外ライブ、見た事ない! 北は北海道から南は沖縄まで、37組のバンドが集結しました。 今年で結成20年!COUNT RICH CREW Country(=国)とRich(=富)で国富! COUNT RICH CREW(カントリッチクルー)のお二人は、なんと兄弟。 しかもお兄ちゃん(左)は由緒あるお寺「万福寺」の住職さんなんです! 宮崎出身のアコースティックボーカルユニット「amour」 宮崎県高千穂生まれ育ちの愛奈さん、宮崎県日南生まれ育ちの瞳さんが織りなす歌声。 今年から活動拠点を東京に移したお二人の美しい歌声をきけました〜! マジックブギーの友清大愚(ともきよだいぐ)さん 第1回からの出演者ハシさんが7年前に亡くなった際に、譲り受けたというギターとともにシャウト! 友清さんは東京在住で、ホッケストックは今回が初参加。 亡くなったハシさんも北九州の方なのに、今日この法華嶽が2人にとって時空を超えた思い出の場所となりました。 なんかすっごくハートフル!!! 私は、すっかりファンになってしまいました。 友清さんのこのギター。 名前は「クロキリ」だそうです。 うん、たしかに似てる! 亡くなったハシさんも黒霧島が大好きだったそうです。 マーシーを作っているマーシーにも遭遇! 写真左のマーシーさん。 北九州の本格創作中華料理店「レンズチャイナ」のオーナーシェフさんで、あのマーシーを作っている方なんです! マーシーとは、こちら。 うちの冷蔵庫にも常備しているのですが、総ての料理に合うhot yuzu sauce。それがmarcy。 大山食品で販売しているので、ぜひ皆さんもお試しください〜 (うっかりマーシー愛で宣伝してしまった。。。笑) ホッケストックの始まりは? ホッケストックの始まりは、大山憲一郎さん(中央)らがたまたま車中のラジオで聞いたFMラジオ。 22年前、そのラジオに告知のため出演していたのが平田達彦さん(左)。 その声に聞きほれた大山さんらが、翌日の平田さんのライブに急遽参加し、手作りの野外ライブへの出演依頼を行ったんだそうです。 それがホッケストックの前身となる1995年の「LIVE IN 法華嶽」です。 「テレビで流れている音楽だけが、音楽の全てではない」 ここに集まるアーティストさんは、コアなファンがいて、本物の音楽をやっている人だけが集う場所。 「そりゃ、たくさんの方に来てもらえるなら嬉しいけど、お金かけて宣伝するくらいなら、全国から国富に来てもらっている出演者の皆さんに、宮崎を、国富を満喫してもらうことに注力したい。」 というガニさんのお話をきいて、ガニさんがいる限り、ホッケストックは続いていくのだと確信しました。 アーティストのみなさんが、口々に「ホッケストック20周年おめでとう!ガニさんおめでとう!」という言葉をステージ上から送り、幕が閉まりました。 来年は、ぜひ!国富に足を運んで、この熱を一緒に味わいましょう!