面食いならぬ麺喰いのDiceです。日曜部の昼は、インスタントラーメンをアレンジしていろいろなラーメン作ってブログにアップしたりしてますが、そんなことはどうでもいい。今回は、「あかえらーめん」のお話。 「あかえラーメン」と言えば、宮崎市恒久に1967(昭和42)年に創業した宮崎の老舗ラーメン店で、あっさりとした豚骨スープとたっぷりのもやしが特徴でした。 恒久は、宮崎市の北側に住んでいた私の生活圏からは遠かったので、それほど頻繁に通ったわけではありませんが、その特徴はよく覚えていますし、おおくの人に愛されたラーメン店であることには間違いありません。 しかし、ご主人(故・緒方正男さん)が体調を崩されたため、2007年に惜しまれながらも休業となってしまいました。 その後、正男さんの次男・和雄さんが日南市飫肥に「あかえラーメン」を出店され、その味を受け継がれていましたが、2014(平成26)年7月に、正男さんの妻・澄子さんが恒久の元の店舗で7年半ぶりに営業を再開され、かつてのファンを喜ばせました。 この間、同名のラーメン店が西橘のビルの一角にオープンしたり、ボンベルタ橘の地下に「松浦軒」という店名で「赤江ラーメン」の味を受け継ぐラーメン店が出店されていたりしたのですが、残念ながらいずれも短期間で閉店してしまっていました。 これらが、恒久の「あかえラーメン」とどういう関係だったのか、筆者にはわかりませんが、今更その経緯を掘り返すのも野暮というものでしょう。 2014年9月開店の「あかえらーめん」天満店 さて、恒久に「あかえラーメン」が再開してから2か月後の2014年9月26日、宮崎市天満2丁目の宮崎レマンホテル近く、県道9号線沿いのビルの1階に「あかえらーめん」が開店しました。 ここにはまだ行けてなかったのですが、風の噂で近々閉店するらしいとの情報が飛び込んできたので、仕事帰りに確認に行ってきました。 7月24日(金)の18時半頃お店に到着しましたが、残念ながら入口には「準備中」文字が。 その下には張り紙がしてありました。 「7月31日をもちまして閉店させていただきます。 (仕入れの関係で、少し早まるかもしれませんが、ご容赦下さい。)」 とあります。噂は本当だったようです。 閉店前にラーメン食べさせていただこうと思っていたのに、残念! 恒久の「あかえラーメン」との関係については、未確認の情報が飛び交っていますが、お話伺えなかったので、結局は未確認のまま。 あれこれ詮索するのも野暮なので、そのままにしておきましょう。 31日まであと7日、昼間は営業されているかもしれないので、お近くの方は名残を惜しみに行ってみてください。