昭和レトロな食堂でワンコインの朝食を食べ比べ / 宮崎市中央卸売市場

皆様こんにちは。朝食は、ご飯党のアンナです。

2023(令和5)年4月1日、宮崎市中央卸売市場の「食堂街」と「関連商品店舗街」の一般開放時間が、7時~15時(日曜・祝日・市場が休みの日は除く)に変更となったことをご存知でしょうか?
これまでは10時~14時での開放だったため、4時間拡大されたことになります。

ということは、これからは市場関係者だけではなく一般の人も市場の朝ごはんが食べられるのでは?と思った私。
3日間通って色々と食べてきましたので、レポートしたいと思います!

宮崎市中央卸売市場とは

宮崎市中央卸売市場は、一ッ葉通りを挟んで、イオンモール宮崎の反対側にあります。

1977(昭和52)年6月に国の認可を受けて現在地に開場し、翌7月から青果部、水産物部が業務を開始しました。
1995(平成7)年には花き部も開設され、その後、水産物部と花き部は公設地方卸売市場(県の認可)に転換しましたが、40万市民はもとより、106万県民の生鮮食料品等の安定供給と生産地市場としての役割を担っています。

一般開放については、2007(平成19)年の試行を経て、2008(平成20)年5月から月に一度、第3土曜日(10時~14時)に実施されることとなり、2010(平成22)年からは、その日が「カンカン市」とよばれるようになりました。

そして2013(平成25)年4月、「カンカン市」が第1・第3土曜日の月2回となり、同年11月23日より、「食堂街」と「関連商品店舗街」が、常時一般開放(10時~14時・日曜・祝日・市場が休みの日は除く)されるに至っています。

立ち入り禁止区域があります

一般開放されていると言っても、市場関係者以外立入禁止のエリアがありますのでご注意を。
正門から入ってすぐ左側の一帯だけが、一般開放エリアです。

宮崎中央卸売市場の公式Webサイトには、案内図のほか、市場の休日が分かるカレンダーなども掲載されています。
お出かけ前には、こちらも要チェック!

食堂街に行ってみよう

では、食堂街に行ってみましょう。
正門から入り、「一般車両の進入禁止」の看板の手前を左に曲がります。
すると左手に、宮崎銀行と宮崎太陽銀行が入っている管理棟があります。

そのまま、ずいっと奥へ進みますと、左手に食堂街が見えてきます。
「市場味の名店街」と書かれた建物には、6店舗が入店しています。

伺ったのは、平日の朝8時半。
この時刻に朝食が食べられるのは、6店舗のうちの2店舗になります。

「味いち」の朝定食

「味いち」は、食堂街の建物の向かって左から2軒目です。
紺地にオレンジ色で、大きく店名が書かれたのれんが目印です。

ご夫婦で切り盛りされているお店で、最初は関連商品店舗街の方で開業され、1980(昭和55)年に食堂街が出来た際に、こちらに移ってこられたとのことでした。

店内に入ると、6人掛けの大テーブルが2つと、小上がりに2人用の机が2つあるのが目に入ります。
机の上には、各種調味料と割り箸などが置いてあり、壁にはメニューの貼り紙があります。

お水やお茶はセルフサービスのようでしたが、勝手が分からずにただ座っていましたら、お店の方がそっと持ってきてくださいました。
壁に貼ってある「アジフライ定食」に後ろ髪ひかれつつも、「朝定食」(税込500円)をオーダー。

白ご飯、豆腐と青菜の味噌汁、焼いた塩サバ、だし巻き卵、のり、たくあんが出てきました。
昔ながらの和食の朝ごはんといったラインナップです。
お味噌汁が、しみじみと胃に優しく染みわたり、だし巻き卵もふんわりして美味しい。

人気メニューをお聞きしたところ、
「刺身定食がよく出ますね。
でも、アジフライ定食、貝汁定食など、いろいろとご注文いただきますよ。」
とのこと。
壁に貼ってあるメニューは、全て朝から食べられるとのことで、朝からしっかりとご飯を食べたい方にお勧めだと思いました。

「かめはち」の朝定食

「かめはち」は、食堂街の向かって一番左にあります。
入口には、薄い小豆色の小さな暖簾(のれん)が掛かっています。
特に看板などは無いため、一見さんは少し入りにくいかもしれませんが、大丈夫。

扉を開けますと、中は4人掛けのテーブルが4つと、小上がりにテーブルが3つ。
壁と柱にメニューの貼り紙があり、机の上には調味料と、塗り箸が載っています。

こちらもお茶はセルフサービス。
やはり勝手が分からずにいたところ、お店の方が優しい笑顔で、持ってきてくださいました。
壁のメニューの「野菜炒め」にひかれつつも、「朝定食」(税込500円)を注文。

白ご飯、豆腐と白ネギとワカメの味噌汁、焼いた塩サバ、大根おろし、目玉焼き、キュウリの即席漬け、たけのこの和え物が出てきました。
塩サバに大根おろしが合う~、キュウリがぱりぱりと鮮度抜群で、お味噌汁も美味~。

「かめはち」は開業して43年目、市場に食堂街が出来た時からの営業だそうです。
母娘でキビキビと働いておられる姿が、印象的でした。

関連商品店舗街へ行ってみよう

関連商品店舗街は、食堂街のさらに奥、向かって右隣に位置しています。
入口に「市場カンカン通り」と書かれた看板があるので、すぐにわかると思います。

現在、27店舗が入店しており、そのうち食品関連の店舗が13店舗あります。
その中で、イートインで朝食が頂けるのが、「いなり食堂」です。

「いなり食堂」の朝食

「いなり食堂」は、今年で46年目。
中央卸売市場が開設された1977(昭和52)年に開業され、現在は2代目がご夫婦で営業されています。

店内は、カウンターに2席、横に長いテーブルに6席あります。
壁には美味しそうなメニューがずらりと並び、見入ってしまいます。
迷った末に、お勧めという「あんかけ焼きそば」(税込500円)をオーダー。

厨房から勢いよく炒める音が聞こえた後に運ばれてきたのは、野菜がたっぷりの一品。
出来立て、アツアツで美味しい!今日も元気に過ごせそうです。

店主の清永泰宏(きよながやすひろ)さんにお話を伺ったところ、
「朝8時までは市場関係者の方の利用が多いので、一般の方には8時より後の時間帯でおいでいただきたいです。
当店の人気メニューは、オムライスや焼きそば、また夏場には豚ポン酢丼が良く出ます」
とのことでした。

また、月に2回のカンカン市では、カツオの時期に「カツオ炙り丼」を提供、毎回大人気だそうです。

第1・第3土曜日は「カンカン市」

今月のカンカン市は、5月6日(土)と5月20日(土)に開催。

関連店舗組合の理事で、自家焙煎コナツコーヒーの小夏正子(こなつまさこ)さんによると、
「関連商品店舗街では、毎月第1・第3土曜日にカンカン市を開催しています。
次回5月6日は、「焼きそば」をします。
また、当店においても『お芋スティック』『バナナジュース』『イチゴミルク』などを、お手頃価格にて販売する予定です。」
とのことでした。

市場の朝ごはん、いかがでしたか?

食堂街や関連商品店舗街には、まだまだ魅力的なお店が色々とあるのですが、今回はこの辺で筆を置こうと思います。ではまた~。

【宮崎市中央卸売市場】
住所:宮崎市新別府町雀田1185 → マップ
一般開放時間:7:00~15:00
定休日:日曜日、祝日(不定期に水曜日休みあり)

寄稿者:アンナ
普段着物が好きな消費生活アドバイザー。 地球にやさしい暮らしを目指して、日々実践中です。

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。 宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。