ひむか蹴球雑記Vol.3-ユニスタのスタジアムグルメをご紹介!

今季の明治安田生命J3リーグが開幕して、1か月が過ぎました。
桜の季節もあっという間に終わり、ゴールデンウィークもすぐそこまで来ていますねー。
新型コロナウイルスよる行動制限も緩和され、連休中に旅行やイベントを計画している人も多いのではないでしょうか。

さて、我らがテゲバジャーロ宮崎はと言うと、開幕から7試合を消化し、ここまで1勝3分け3敗で16位と、今ひとつ調子に乗れていません。
それでも第7節の鹿児島戦では、福岡大卒のルーキー永田一真選手が、Jリーガーとしての初ゴールを含む鮮やかなハットトリック(ひとりの選手が1試合で3得点以上決めること)で、一時は2点差をつけます。
しかし、さすがは優勝候補の鹿児島。テゲバの守備のほころびを突かれて、後半アディショナルタイムに追いつかれ、3-3の引き分けとなりました。

次戦は、約2週間空いて4月30日(日)、FC岐阜を迎えての一戦です。
場所は、新富町の「ユニリーバスタジアム新富(ユニスタ)」。今度こそホームでの勝利を!!

そこで今回の「ひむか蹴球雑記」は、ユニスタのスタジアムグルメ(=スタグル)を中心に紹介していこうと思います。

驚きの100円チケット

4月2日に配布された1,500円分のクーポン

4月2日に開催された愛媛戦では、前代未聞の取り組みが行われました。
なんと、スタンド席もゴール裏を含む芝生席も全て100円!
校正ミスではありません。100均ショップもビックリの、税込み100円で販売されたのです。
しかも、さらに驚くべきは、最大1,500円分のスタグルチケット(クーポン)が付いてきたこと。

どう考えても赤字ですよね!?
しかし、その効果もあってか、当日はユニスタ史上最多の観客数2,932人を記録しました。
スタンドはぎゅうぎゅう、スタグルコーナーも人、人、人。

唯一残念だったのは、当日の試合結果が0-0の引き分けだったこと。
試合内容はとても素晴らしいものだったので、この日初めてきてくれたお客さんが、また来てくれることに期待したい。

スタグルのお店紹介

スポーツ観戦の楽しみといえば、試合はもちろん、特色のある地元ならではの屋台が並ぶスタグルも外せません。
宮崎で春と秋に行われる、プロ野球のキャンプでもおなじみですよね。
ホークスやジャイアンツのキャンプグルメに比べると物足りなさも感じますが、ユニスタのスタグルもだんだん充実してきています。

スタグルコーナーがあるのは、駐車場からスタンド入り口に向かう通路のまわり。
焼き鳥やパン・サンドイッチ、バーガー、餃子、柿の葉寿司、にくてん、フレッシュジュース、漬け物、おそばやうどん、おにぎりなど本当に多種多様。

中でも、人気を集めているのが、新富町にお店のある「椎の実」さんの焼き鳥。
僕自身、真っ先に並びます。持ち帰って晩酌のアテにするのが、個人的ルーティン。

おすすめは塩ですが、見てるとタレも結構売れているようですね。
県外サポさんも、地鶏で有名な宮崎の焼き鳥を食べようとするため、試合開始前には長蛇の列ができています。

こちらが焼き鳥を焼いてる様子。
その場で焼き上がるので、煙や香りがあたりに漂い、みんな引き付けられるように列に並んでいきます。
まさに、“お客さんホイホイ”ですねー。

そして、テゲツーでもおなじみ「キムラ漬物宮崎工業」さんのブース。
珍しそうに買っていかれる県外チームサポーターも多いとか。
この間は、「大根やぐら」の画像を見せつつブースを紹介しましたが、買っていかれたかな?

こちらは、新田原基地近くのF15イーグル(鷲)などの発着を眺められるポイント、「空の駅眺鷲台 竜馬」さんの出店ブース。
チーズバーガーや焼そばをよくいただいてまーす!

ジューシーでちょっとお高いミカン「せとか」のドリンクやゼリーなどを売ってる「COZY farm」のブース。
せとかの上品な甘さが忘れられない。

こちらは、宮崎市波島にお店がある「にくてんのかわさき」さん。
お好み焼きの原点のような「にくてん」の専門店として1953年に創業したという老舗の味をユニスタでも。
ビールとの相性も抜群ですね。僕は飲みたいけど飲めませんけど(T_T)

そして、地元・新富町商工会のブースには、町内産そばを使った十割そばがあります。
うどんや地どれ野菜もあるので、チェックしてみて。

通うようになって3年目だけど、まだ食べてないお店がたくさん。
特に、観戦しながらのビールは、永遠の課題です(←ムリ!! 笑)

スタジアム以外の新富町内にも、おすすめしたいグルメがあります。いつかそちらも書きたいなーと思っています。
よかったら、あなたのおすすめも教えてくださいねー!

特報! 「ありがとうクドーTシャツ」発売

画像:テゲバジャーロ宮崎公式Webサイトより転載

最後に、クラブからのお知らせをご紹介。

昨季、チームのエースとして活躍していた、元日本代表の工藤壮人選手。
残念ながら昨シーズン途中に急病を発し、2023年10月21日に息を引き取ります。
翌日、チームはアウェイで藤枝MYFCとの試合を控えており、元々は入院・闘病中の工藤選手へのメッセージとして、胸に「まってるぞクドー」と書いたTシャツを着用して入場する予定でした。
しかし、突然の訃報を受け、急きょ「まってるぞ」の上にテープを貼り、「ありがとう」に書き換え、喪章をつけて入場することに。

今回発売されるメモリアルTシャツ「ありがとうクドーTシャツ」は、それをモデルにしたもの。
販売経費を除いた売り上げは、工藤選手の家族に支援として渡されるそうです。

オンラインショップでは、販売受付中。
宮交シティ3Fのオフィシャルショップでは5月1日(月)から、4月30日(日)の岐阜戦から、ホーム戦の行なわれるユニスタでも発売予定です(ユニスタでは数量限定)。

家族思いで、テゲバの選手だけではなく、酒井宏樹選手(神戸)をはじめ、今まで一緒にサッカーをしてきた選手や監督、スタッフたちにも慕われ、我々メディアにもしっかりと向きあってくれていた工藤選手。
彼を記念して作られたTシャツ、もしよかったら一度手に取ってみてください。

次回は、4月2日に行われた照明設備点灯式の様子と、ユニスタのその他の注目ポイントについて書く予定です。
請うご期待!

寄稿者:mario
鹿児島県生まれ宮崎県育ち。山口県で10年超を過ごし再び宮崎へ。
テゲバジャーロ宮崎のファン兼番記者 / フリーランスライター
人生に欠かせないものは音楽とお酒と活字と睡眠 / そしてお城めぐりは永遠のテーマ(最近、御城印・御朱印帳買いました)

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。 宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。