わたしは講師業をしていることもあり、これまで数多くのワークショップやトレーニングをうけてきました。
その中で、私の人生の大事な指針を見出すきっかけになった「死の体験旅行®」が、なんと宮崎でも開催されることになりました〜〜〜嬉
「死の体験旅行®」は、欧米のホスピスで終末期医療の従事者が、死と向き合う患者の気持ちを深く理解するために始められたワークショップを元にして、僧侶が改めてプログラムしたもの。
誰もがやってくる「死」に向き合うことで、自分がどう生きたいのかを問われる時間でした。
多くの人に体験していただきたいとおもっていたワークショップが宮崎でも開催が決定して、感無量!
そんな貴重な機会をつくる立正寺の副住職 森下恵王さんに会いにいってきました。
お迎えいただいたお姿が、すでに荘厳。
穏やかな笑顔で迎えてくださった森下さんの奥には、どどーん!
招福大観世音菩薩さまが立っています。
この下には、お賽銭を入れることができるのですが、
「チ〜ン」とカネの音が聞こえたら、良い兆しらしい。
なんだかお寺にくるのが楽しくなるなぁ。
こんな可愛らしいこぞうくんもお出迎え。
早速、中に足を踏み入れてみると、想像以上に広い空間が広がります。
死の体験旅行のお話をきこうとおもっていたのに、なんだか他のお寺ではみることのできない面白いものがたくさんある!!
仏教の神々の一人「弁財天」の使者とされる白蛇!
金運、才能、音楽などたくさんのご利益があり、この白蛇、ハッピーくんに見つめられると、願い事が叶うといわれてるんだって。
わたしが目を合わせようとしたら、一切顔を出してくれなかったけどww
こちらは、仏手(ぶっしゅ)のイス。
このイスに座って仏足を拝すると、心身共に癒されるんだとか。
そして、ひときわ目を引く、大きな目連尊者さまのお姿が。
その横には、見慣れない機械。
なんと!!!
100円玉を入れると、もくれん様が頷いて願いをきいてくれるんだとか!!!
仏さまもIT化される時代なんだな、、
ついつい私も100円をいれて、お話きいてもらっちゃったわよ。
うんうんと頷いてくれる姿は、ほんとにシュール。笑
話聞いてもらいたい人は、いってみて!
面白すぎて横道にそれすぎた。。。
ようやく本題。笑
森下恵王さんのお父さんが住職を務める立正寺で生まれ育ち、大学進学を機に上京。
2つの大学を卒業した後に、日蓮宗現代宗教研究所でお仕事をされていました。
今年、宮崎にUターンして、新たにスタートをきったような気もちで過ごしているんだとか。
森下さんは、お寺がもっと街の人たちの近い場所になるといいなと考えています。
そこで立ち上げたのが、「ひなたライフプロジェクト」。
心と身体の健康、生き方・生きがい探求、新たな交流の創造をとおして、「ありたい私たちの生き方」「あるべき宮崎のすがた」を探求し、形にしたいと願っていると熱くお話してくださいました。
「死の体験旅行は、そんな未来の宮崎をつくるきっかけの一つにしかすぎない。
これからお寺でこんなことできない?というご提案やアイディアもどんどん形にしていきたいと思っています。」
と話してくださいました。
すでに、お寺でヨガ、お寺でアーユルヴェーダなど様々な催しがされているようです。
日常とは違う空間だからこそ、心身共に集中することができそう。。。
これから、立正寺からうまれる物語が楽しみでしかたありません。
個人的には、森下さんの本棚にあったこの本に惹かれた。。。
その名も、「月刊住職」!
全国の住職さんが読んでらっしゃるのかな。
ぱらぱらめくってみると、とても面白い活動をしている全国のお寺さんの紹介がされていました。
お寺って奥深い。。。
ぜひ!あなたの興味の惹かれるテーマで訪れてみてくださいね。
【死の体験旅行】
開催日時:
1) 令和2年11月28日(土) 午後3時〜午後5時 ※満員御礼
2) 令和2年12月26日(土) 午後4時〜午後6時 ※募集中
その後の開催スケジュールは、立正寺さんのHPにてご確認くださいませ。
会場:立正寺(宮崎市末広1-6-1)
講師:森下恵王さん(立正寺副住職、死の体験旅行講師、仏教死生観研究会会員)
参加者:どなたでも参加可能です (各回 定員9名)
持ち物:特にありません。マスクの着用だけお願い致します。
※宗教の勧誘等を行ったりする内容ではありません。
申込み:Peatix申込みページよりお申し込みいただくか、 miyazaki@risshoji.com (または立正寺)にお問い合わせ下さい。
参加費:3000円
※ワークショップの性質上、10分以上遅れての参加は不可となります。遅刻なさいませんよう、ご注意ください。