皆様、明けましておめでとうございます。ライター稼業も今年で6年目に入るDiceです。今年もよろしくお願いします。
さて、2年前に、
「2017年にベジオ・ベジコが目指すもの-平林聡一朗社長インタビュー」
という記事をお届けし、その1ヶ月後には、
「【開店】東京・根津に宮崎の野菜を扱う八百屋がオープン ~ VEGEO VEGECO 根津」
という記事をお届けしたのですが、その後もベジオ・ベジコは順調に成長を続け、今度は2店舗目となるリアルな八百屋を東京・渋谷にオープンしたというので、新年早々の1月2日に、お邪魔してきました。
一口に渋谷と言っても広いのですが、まずはJR渋谷駅を西口から出ます。
西口を出ると左手に、首都高速3号渋谷線の下をくぐる歩道橋がありますので、その階段を上って、左前方方向に進みます。
国道246号線(玉川通り)まで出たら、歩道橋を下り、東急ホテルやGMOインターネットなどが入るセルリアンタワーの前を通って、道元坂上交差点方面へ進みます。
道元坂上交差点の手前の左側に、正月2日で周辺のオフィスは全て閉まっている中、明かりが点って営業中の「VEGEO VEGECO 渋谷」がありました。
年末の12月28日にオープンしたばかり、できたてほやほやの八百屋さんです。
店の前で、ベジオ・ベジコの平林聡一朗社長と、インターンの外山雄士さんが出迎えてくれました。
外山さんは、東京農業大学在学中ですが、実家が静岡のみかん農家で、宮崎の農家にも視察に来てくれたことがあるそうですよ。
1号店の「VEGEO VEGECO 根津」に比べると少し広い感じですが、店の造りはほぼ同じで、両サイドに木製の陳列棚が並んでいます。
根津との違いは、店頭で飲めるスムージーが無いことくらいでしょうか。
営業許可の関係で、残念ながら店頭でスムージー作ることは断念したみたいです。
棚には、宮崎産を中心に、九州各地の契約農家から集められた旬の野菜や果物が並べられています。
ここは、元々スマホアプリを使って注文すると最短1時間で野菜などの食材を配送してくれる「VEGERY」というサービスの配送拠点として使われていた場所で、宅配は基本的に年中無休で行われるため、この八百屋も年中無休で営業する予定とのこと。
棚には、化学調味料を使わないインスタントラーメンとして有名な小笠原製粉株式会社(愛知県)の袋麺「キリマル」(2018年8月に「キリン」から名称変更されたため、まだ旧パッケージが残っています)や「べっぴん」もありました。
この袋麺と有機野菜を一緒に買って帰る方もいらっしゃるそうです。
また、代官山に店を構えるGARDEN HOUSE CRAFTS製のパンもありました。
周辺がオフィス街なので、将来的にはサンドイッチなどのランチボックスを販売するのも面白いのではないかと、平林社長。
この他、お正月用に、丸餅もありました。
関東では角餅が使われ丸餅はなかなか入手できないので、九州出身の方には喜ばれて、大量に買われた方もいらっしゃったとか。
この「VEGEO VEGECO 渋谷」を拠点に展開されている宅配サービスの「VEGERY」も当日配送エリアが都内15区に広がり、順調に成長しています。
今後もエリアを拡大していきたいとのことですが、そのために必要になるのが宅配のための配送要員などのスタッフ。
ベジオ・ベジコでは、スタッフを絶賛募集中とのことですので、アルバイト先を探している学生さんなど、気になる方は、下記の連絡先までお問い合わせを。
単なるアルバイトとしてではなく、この仕事を通じて、日本の農業が抱える課題や流通の問題なども学べるのではないかと思いますので、良い経験になるのではないかと思いますよ。
【VEGEO VEGEO 渋谷】
住所:東京都渋谷区南平台町2-12 → マップ
電話:03-6809-0363
営業時間:10:00~19:30