ライチスキーの紳士淑女のみなさん、、待たせたなっ!
近年国内でも生産されるようになった南国フルーツ・ライチ。
しかし国産ライチは市場に出回るライチの全体量の1%にしか過ぎず、大変貴重なもの。
その貴重な国産ライチの旬のはじまりを逃さぬようにと、2017年に続いて今年も完熟ライチ解禁パーティが開催されました。
今年も新富町のこゆ財団&ライチ農家×ラディッシュセブンのタッグによって実現しましたが、第1回目と異なるのは、何といっても新富産ライチの注目度!
「楊貴妃ライチ」と名付けられた新富産ライチは、東京等での熱心なPRの結果、ひと粒1000円の高級フルーツとして各種メディアを席巻。
取材依頼が後を立たず、販売サイトやふるさと納税サイトでも注文が殺到するなど、確固たるブランドを築きつつあるようです。
今年のイベントも参加枠50名、満員御礼にて高い熱量でのスタートとなりました。
ひとりひとりに手渡され、手のひらにゴロンと乗ったゴルフボール大の完熟ライチ。
パンパンに張った皮に爪を立てると、たちまち果汁があふれ出しフレッシュな果実が露わに。
ひと思いにガブリといく人も、大事に少しずつ楽しむ人も、肉厚でジューシーな完熟ライチにみな大興奮。
これまでのライチのイメージが一瞬で覆ったところで、いよいよ乾杯!
乾杯ドリンクも、もちろんライチ。
大粒の果実を贅沢に使用したライチカクテルです。
乾杯の余韻もそこそこに(笑)、参加者はこぞって料理カウンターに殺到!
この日のためだけに試行を重ね、用意されたライチ料理はなんと20種類をゆうに超える豊富さ。
食べたい料理を皆が確保し終えたところで、テゲツー!読者にはお馴染みの佐藤友紀店長が登場。
料理人から見た新富産ライチの魅力や、料理へのこだわりなどを語られました。
ライチは料理の酸味やスパイスの風味と相性が良いと感じたそうで、より料理と馴染むようにライチにひと手間加えているのがポイントだそう。
そのこだわりが筆者的に特に感じられた料理は、次の2点!
セビーチェとは聞きなれないワードですが、ラテンアメリカ料理らしいです。
魚介をマリネにしたサラダ風の料理といったところでしょうか。
具材のひとつとして思いっきりライチ果実が使われているのですが、これが違和感なく馴染んで美味い!
マリネのもつ酸味にライチのフルーティな酸味も加わり、爽やかさと華やかさが際立ちます。
ジャパニーズソウルフードおむすび、またの名をおにぎり。
おむすびの具にライチって、かなり勇気ありますよね。。
でも恐る恐る食べてみると、これがまた美味くてびっくり。
醤油麹漬けのライチはコクがあって、ほどよく酸味があって、肉厚な果実の食感はまるで海老のようにプリプリ。
いや〜、これは驚きの新体験です。。
また、こんな豪快な料理も。
児湯鶏のまるまるローストチキン。
中にライチがぎっしり詰まっていて、驚き!
イベント中盤、楊貴妃ライチ生産者の森哲也さんとライチアンバサダーの小野茜さんによるトークセッション。
トーク中印象的だったのが、森さんの「農家の3Kを変えたいという言葉。
きつい・汚い・危険の3Kでなく、
カッコいい・稼げる・感動を生む
という新しい3Kを目指して、ライチと共にチャレンジを続けていきたいそうです。
イベント終盤には楊貴妃ライチを贅沢に使った特製巨大ケーキが登場して一同大興奮。
そして最後には小嶋新富町長とプレミアムな大玉ライチをかけてのじゃんけん大会に一喜一憂するなど、、
ライチの魅力、そして新富町の熱量に大いに湧きっぱなしの2時間でした。
ライチアンバサダーの小野茜さん(写真中央)に、今後の楊貴妃ライチについて尋ねてみました。
現在、加工品の開発や改良に力を入れており、ライチアイスや、ライチの皮を使用したお茶がもうすぐお披露目になるそうです。
特に去年から開発しているアイスはさらにライチ感たっぷりに改良され、自信もたっぷりみたい!
ちなみに今回のイベントで人気だったライチ料理は、ラディッシュセブンでも商品化されるとか…?!
それぞれの続報に期待しつつ、今年のライチシーズンもめいっぱい楽しみましょう。
何といっても生でそのまま食べたい!という方は専用販売サイトや、宮崎空港等にてお買い求めください。
ではでは〜。