九州南部地方では梅雨明けが発表され、いよいよ文句無しに夏の到来といったところです。
夏の風物詩といえば様々ですが、やっぱり日本人たるもの、夏の和装・浴衣はハズせないですよね〜。
とか言いながら、実は浴衣をまともに着たことがない僕。。
ですが、今年は思い切って浴衣を仕立て、素敵な会に参加してきました!
口蹄疫からの復興、そして宮崎の着物・浴衣文化を盛り上げたいとの想いから、そばや哲心二代目・蕎麦侍さんが2011年に立ち上げた毎年恒例の浴衣パーティ。
残念ながら今回でひと区切りということで、「最終回だよ!全員集合」と銘打たれ、過去最大規模にて開かれました。
会場が宮崎観光ホテル最大の宴会場「光耀の間」な時点で気合入りまくりだし、400枚準備されていたチケットが完売だというから凄まじい。
その圧倒的規模感に若干そわそわしながらも、いざ入場!
スタート前の会場の雰囲気をムービーでぐるりと一周。
まだ参加者が揃いきっていないこの時点から、すごい人だかりー。
ちなみに会場内で流れているBGMを手掛けているのはこの人。
こんな感じで宮崎でサラッとプレイされてますけど、この方、めちゃめちゃスゴい方なんです。
国内の様々なイベントへの出演はもちろん、海外でも50を越える都市でプレイされてきたとか…(Wikipedia談)
手掛けた仕事は数知れず、大手企業のCM楽曲や有名アーティストのリミックスも多数と、みなさんどこかしらでこの方の音を耳にしているはずなのです。
そんな方がオープニング前に登場している浴衣の会、底が知れなさすぎます。(笑)
司会進行を務めるのはなんと、UMKの佐々木六華アナとMRTの川島恵アナ!
宮崎のテレビの顔とも言うべきお二人がこうして局の垣根を越えて共演されているのも、浴衣の会ならではの光景です。
乾杯のあいさつで舞台に現れたのは、河野俊嗣知事。
堂々たる浴衣の着こなしでいらっしゃって、カッコ良いわぁ。。
手にされているのは、先月KIRINから発売された宮崎県限定ビール「一番搾り 宮崎に乾杯」。
全員でグラスを高く掲げ、いよいよ浴衣の会が開幕!
浴衣を着ると3割増しに見えるとよく言われたりしますが、、ほんとうに会場中素敵な男女ばかり。
美男美女カップルや、
浴衣美女のグループもあちらこちらに。
いや、ほんと浴衣美女めっちゃ多くて。
視線が右から左へ泳ぎっぱなしになり、たいへん困りました。(笑)
さてさて。
浴衣の会は、料理やドリンクも半端じゃないんです。
宮崎の人気シェフや焼酎の蔵元たちが、競い合うように自慢の逸品を持ち寄って大集合。
ひとつずつたっぷり紹介したいくらいに素敵なところばかりだったのですが、特に行列を成していたのはこちら!
見てください、この花びらみたいに美しいお肉。。
ニシタチの老舗洋食店のらんぷ亭は、都萬牛を贅沢にローストビーフに。
都萬牛の特徴である赤身の旨味が、噛みしめるたびにじわーっと感じられて、幸せ以外に言葉が見つからない。。
庶民なワタクシには、なかなか手の届かない一心鮨 光洋のお寿司…ぜったい食べたい!
急いで並んだにも関わらず長蛇の列で、ものすごい人気でした。
幸いたくさん用意してくださってたので、ちゃんと味わうことができました。
んまーーーい!って叫んだのは言うまでもない感じです。
ワイン食堂ギークスからは、ぶ厚〜いカツサンド!
これひとつでお腹いっぱいになりそうなボリューム感。
思いっきり口を開けてかぶりつくと、驚くほどのジューシーさでした!
県外では入手困難なプレミア焼酎、黒木本店の「百年の孤独」を発見!
今まで飲んだことがなかったので、ドキドキしながらリクエスト。
フルーティな甘い香りがふわっと広がったと思いきや、喉を通っていく感じはぐぐーっと力強く、そして長い余韻、、はじめての味わいです。
すっごく飲みごたえがあって、美味しかった!
こちらはおしゃれ女子たちが集うお店、Bioバルの藤田伊織さん。
日向夏やマンゴーをふんだんに使った酵素ドリンクが女子に大人気でした。
そして、お酒だけでなく、スペシャルティコーヒーまで!
ROSA COFFEEの宮本幸司郎さん。
ただでさえイケメンなのに、さらに浴衣とかもうズルいわ、、
ROSAこだわりのブレンドコーヒーが、こちらも女子を中心に好評を博していました。
この時点で十分すぎるほどの内容ですが、「浴衣の会」はまだまだこんなものではないんです。
今まで遠目でしか見たことがないマグロ解体ショーを間近で見れて、軽快なトークと華麗な手さばきに興奮。
あっという間にマグロが解体されていく様にすげー!すげー!と言ってたら「誰か、やってみたい人~!」とお兄さん。
えー!やるやる!
思いっきり手を突き上げたら、、指名されたーー!
ということで、人生初のマグロ入刀させていただいちゃいました。
長い包丁を身と骨の間に差し込み、そのまま尻尾の方へ水平に薙ぐように切ると、ずっしりと身の重みを感じながらも、意外なほどスムーズに骨から身が離れていくものなのですね。
たっぷり三回ほど切らせていただき、とってもいい経験になりました。
音楽ライブもたっぷりと。
琴とギター、パーカッションのコラボによるゴキゲンなジャズの演奏「ケラケラ with Sabrina」 。
浴衣での演奏姿がとってもカッコいいこちらの方はヴァイオリニスト・山内達哉さん。
なんと、宮崎出身で蕎麦侍さんとは高校の同級生なんだそう。
霧島連山をモチーフにしたという壮大な演奏に、浴衣女子もうっとり。
大興奮のじゃんけん大会&抽選会。
88社にものぼる協賛企業の中から、合計135アイテムの提供!3人にひとりは何か当たるという高確率!
(だったのですが、僕含めたまわりの5人は、全滅でした。。。泣)
特に特賞の浴衣がすごすぎました。
京都の呉服屋 「善」から提供された、西陣で織った明石縮(あかしちぢみ)の着物。
笑顔の素敵な若いお兄さんが見事勝ち抜きゲット!
「女性物の着物ということですが、どうされますか?」との質問に対して「母に贈ります!」と即答し、大きな拍手が巻き起こりました。
浴衣の会もいよいよクライマックスに差し掛かり、隣県大分出身のお笑いコンビ「ダイノジ」が登場、会場のボルテージも最高潮!
お笑い芸人のネタをこんなに間近で見るなんて初めてのことでしたが、迫力がすごすぎる!!
観客をねじ伏せるような勢いでのボケとツッコミの応酬に、会場中が爆笑の渦に。
世界一に輝いた大地さんのエアギターも披露!
大谷さんに邪魔されてしまっていますが…(笑)
めちゃくちゃに盛り上がったところで、最後にみんなで掛け声。
「浴衣、大好きー!!」
主宰の蕎麦侍こと、小田哲さんからコメントをいただきました。
「7年間走り抜けました!大変でしたが、浴衣を着たみなさんの素敵な笑顔が何よりの報酬です。
僕はこれで引退ですが、呉服屋さんたちがチームを発足してこれからも会を引き継ぐと言ってくれました。
どのような形や規模になるかはまだわかりませんが、みなさん是非参加していただけると嬉しいです。
どうもありがとうございました!」
蕎麦侍さんをはじめ、浴衣の会にこれまで携わってこられた方々、本当にお疲れさまでした。
年に一度のイベントでも、こうして浴衣に袖を通してみんなで楽しんだり、和の心に思いを馳せられる機会があるって素敵だなあって感じました。
これをきっかけに、今後も積極的に浴衣含め和装に触れていきたいし、また新たな形での浴衣の会にも参加したいと思うこーへいなのでした。
ではでは。