3品目は、「西都牛の手作り生ハム」。
柚子塩をすり込み3日間寝かした西都牛は、口の中で解けてしまいそうなくらい絶妙なやわらかさと塩加減で、めちゃくちゃワインが飲みたくなる一品です。
また、付け合せの三つ葉とわさびをいただくと、ツーんと鼻に抜け、こんどは日本酒が欲しくなります。
あ~、も~、どうしましょ!
これは、お店でも定番として出してもらいたい一品です。
4品目は、「西都産オクラと長芋のスープ」。
温かいスープはホッとしますね。
和風だしのさっぱりした味付けで、長芋とオクラのねばねばがスルッと喉を通ります。
長芋には、ビタミン、カリウム、アミラーゼが含まれ、滋養強壮効果と美容効果がありますよ。
ここでちょっと一息。
食べてばかりでなく、お勉強もしますよ。
JA西都の野菜係の柳原智文さんから、
「土の健康診断である土壌分析を行い、必要な栄養素をデータ管理し、バランスの取れた土作りから、病気になりにくいミネラル、ビタミンの豊富な西都野菜作りに取り組んでいる。」
ことを伺いました。
なんと、西都野菜のミネラルは、通常の1.3倍なんですって!
また、販売・営業の八代智秀さんからは、
「『生産者の想いと、消費者のありがとうが繋がる流通』を作りたい、
そのために生産者とバイヤーの橋渡しを、想い一つで取り組んでいる。」
という熱い話を伺いました。
JA西都は、環境もしっかり整え、生産者のモチベーションを上げながら、想いをしっかり伝え、安心安全な食材を全国に届けています。
5品目は、「西都牛のステーキ」。
見てくださいよ、この細かい演出!
3種類のソースで表した、雲(ゴボウと生クリーム)に浮かぶお月様(黄ピーマンとみかんと生クリーム)、それに可愛いお花(ゴーヤと辛子とお味噌のソース)。
秋を食の中に織り込む、料理長とフードビジネスコーディネーターのセンスが見えますね。
このソースは、それだけでデザートでもいけるくらい美味しかったです。
ゴボウには、タンニン、クロロゲン酸が含まれ、がん予防に効果的、他にも血糖値の上昇を抑える作用があります。
6品目は、「西都牛の肉巻きおにぎり」。
西都牛をふんだんに使い、ゴボウも入ったチャーハンにニラを置き、巻き寿司仕立てにした肉巻き。
新米のチャーハンにニラの香りと風味がプラスされ、そこに加わる西都牛の旨みで絶品。
もうこれは、「西都の大地肉巻き」と命名したいくらいです。
ニラには、アリシンの血液さらさら作用や殺菌作用、ビタミンも豊富なので美肌効果もあります。
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