GW初日の4月26日(土)、日南線に乗ってトコトコと日南市・油津まででかけてきた。
まずは、駅の事務所(日南市観光協会が入っている)でレンタサイクルを借りる。17時まで1日500円。
電動アシスト自転車で、内装3段変速のママチャリタイプ。
一路、堀川運河の横にある「堀川夢ひろば」に向かう。
すぐに着いたよマルシェ会場。自転車借りなくても歩いてこれたんじゃない!?。
いやいや、自転車借りたわけは、後でわかるから。
「お久しぶりです。」と挨拶して船に乗り込んだら出航だ。30分おきの体験クルーズなので、ぐずぐずしている暇はない。
海はいいよね。もともと海の男の血を引いているからなのか、山より海の方が落ち着く。
いやー、七ツバエを反対側(沖側)から見たかったな。それはまたいつか次の機会に。
谷口さん、ありがとうございました(ペアで同乗してくれた重永さんも)。
どちらも美味い。チョウザメの肉の高い可能性を感じるね。
食べ終わったら、マルシェ会場をぶらぶら。
黒木さんは各地の物産展に積極的に出店されていて、毎月、宮崎市の「街市」でお会いするので、個人的にここの椎茸を愛用中。
まだ以前買ったものが残っているので、この日はご挨拶だけで失礼。またお会いしましょう。
実はお目にかかるのはこの日が初めてだったのだが、ダチョウの飼育をする養駝業?で今注目の人なのだ。
この日は、ダチョウの卵と、その卵で作った「ダバードプリン」を出店中。
雌のダチョウって、平均して3日に1個、卵を産むらしい。 今は、卵と肉だけだが、皮(オーストリッチだよ)の加工品も企画中とか。楽しみ。
ほうほう、これが噂に聞いてた「飫肥麹の甘酒」ですか。
飫肥にある「ギャラリーこだま」と宮崎市のIT系企業「TNETPRO」が共同開発したもので、米麹だけで作ったアルコールフリーの甘酒。
この日は更に、「南いちご農園」とコラボしてて、いちご甘酒になっている。
砂糖を使わない、米麹だけの優しいさっぱりとした甘さに、季節のイチゴの香りと甘さが加わって、なかなかいけます。
デザイナーでもある彼が、カップやマドラー袋まできっちりデザインして出店。初出店のイベントなのに手を抜かないところがエラい!。デザインは大事だよね。
次は何を仕掛けてくれるのかな?。
他にもたくさんの人たちが産直マルシェに出店してて、いろんな美味しそうなものがあったのだけど、時間が限られていてとても紹介しきれない。
このマルシェには昨年も来ていて、なかなか良かった思い出があったので再訪したのだが、回を重ねてかなりクオリティ高いイベントになっている。
皆さんも次回(来年)は是非訪れてほしい、お薦めのマルシェなのだ。
で、なぜ先を急ぐのかというと、今回の旅にはもう一つ目的があったのだ。
それが、レンタサイクルのテスト。 油津駅で借りた自転車で、果たしてどこまで行けるかを確かめにきたのだ。
電動アシストの力を借りて、堀川運河から大手門の下まで25分程度。鉄道の駅2つ分の距離だが、意外に近い。
店内は、飫肥杉で作られたオシャレな工芸品が並ぶギャラリーになっている。
歴史的な建物とともに、アートな空間は観光地には欠かせない。
その堂々たる姿に圧倒され、心癒やされて、飫肥への小旅行はおしまい。
再び自転車にまたがって、油津駅へ。
本当は、飫肥駅で自転車を返して日南線で帰ってきたかったのだが、日南市観光協会がやっているレンタサイクルのシステムでは、借りたところに返さなければならないので、他のステーションへの乗り捨てができない。
これが改良されて、各駅でレンタサイクル向けのお薦めマップが配られるようになると、もっと魅力が増すのではないかと思う。 関係者の皆さん、よろしくね。