昨年の今頃は、東京・新宿で完熟マンゴーも売っていたDiceです。
宮崎県産完熟マンゴーの美味しさについては、今さら言うまでもありませんが、その中でも全体の数パーセントしか無いと言われるのが、スペシャル選抜組の「太陽のタマゴ」。
今年は、その「太陽のタマゴ」の出荷が始まってから25周年に当たる記念すべき年で、今日(4月13日)が出荷解禁日でした。
今朝、宮崎中央卸売市場で行われた初競りでは、4Lサイズ2玉入り「太陽のタマゴ」1箱を、福岡県の青果店が60万円という最高値で競り落としました。
ご祝儀相場ということもありますが、記録の残る2014(平成26)年以降で最高額ということで、25年の歴史を経て市場での認知も進み、その評価も着実に上がっています。
4月22日(土)・23日(日)に宮崎市で開催されるG7宮崎農業大臣会合に向けて、弾みの付く話題ですね。
きっと農業大臣会合の晩餐会でも、「太陽のタマゴ」が参加者に振る舞われることでしょう。
「太陽のタマゴ」は、JA宮崎経済連と宮崎県で組織する「みやざきブランド推進本部」が定める以下の基準に合致する、JA系統を通じて出荷された完熟マンゴーを言います。
(1) 自然に落果するまで樹上で完熟させた、特に食味・外観の優れた果実
(2) 経済連が定める県統一基準を満たす果実
・品位:「青秀」以上
・階級:「2L」以上
・糖度:「15度」以上
JA宮崎経済連によると、今年は天候にも恵まれてマンゴーの生育は順調で、糖度の乗りも良いとのこと。
これから7月いっぱいまで出荷が続き、県内全体で昨年より10%ほど多い約1,078トンの生産が見込まれています。
日常的に食べるにはちょっと値の張る宮崎県産マンゴーですが、旬の間に一度は食べてみたいものですね。