テゲツー!で以前、 「ホリエモン来宮 1晩で10軒ハシゴの『多動力』で宮崎を発信予定!」 でご紹介していた日が、いよいよやって来ました! ホリエモンこと堀江貴文さんが、宮崎の歓楽街「ニシタチ」の飲食店10軒をハシゴしながら、最後にはスナックのママ達と徹底談義!という企画。 その番組収録の様子などを我々テゲツー!も密着取材させていただくことになり、この2人のライター陣、竹下とさこっちが3月24日(土)の夕方、取材の準備をしていたところ、何と堀江さん達が飛行機トラブルで、予定より2時間遅れで到着するとの知らせが。 10軒目のスナックでの生放送は21時予定なので、果たして予定どおり全ての店をハシゴして回れるのであろうか!?ドキドキです。 そして・・・・・堀江さん達を乗せた車が、1軒目のお店の前に到着しました。 期待に胸が膨らみます。 今回、Abema TV FRESH!「堀江貴文のFRESH!チャンネル」や、YouTube「ホリエモンチャンネル」での番組出演者は、堀江貴文さんとアシスタントの寺田有希さん。 そしてニシタチの案内役は、そばや哲心の2代目・蕎麦侍さんです。 蕎麦侍さんは、京都の名店で和菓子職人として修業されていたという異色の経歴の持ち主。 テゲツー!でも以前、そばや哲心を取材していますが、堀江さんもご自分がプロデュースするグルメサービスの「TERIYAKI」でこちらのお蕎麦を絶賛されていました。 今回堀江さんが訪れる予定の10店は、蕎麦侍さんのチョイスによるものだそう。 そして、ここで驚きの情報が入ってきました。 なんと堀江さん、前日は大阪で11軒ハシゴしてきたとのこと! スタートは「たかさご」から 記念すべきスタートの1軒目に選ばれたのは、「たかさご」。 待ってました、まずは生ビールで乾杯! 「たかさご」さんは、16時から開いている老舗の大衆居酒屋で、創業はなんと1957(昭和32)年だとか。 こちらで頼んだのは、お店イチオシの「得々セット」。 タラの芽の天ぷら・若鶏のもも焼き・生ビールのセットで、1,100円という安さ! 皆さん、くぃーっと生ビールを美味しそうに流し込み、堀江さんは、 「朝から何も食べてないんだよ~」 と若どりのもも焼きに豪快にかぶりつきます。 そして、 「この皮のパリパリ感すごい! 1,100円のレベルじゃない!」 本当に美味しそうでした(後日必ず行こうと心に決めた竹下)。 堀江さんよると、番組のルールとして、 ● 最初から食べ過ぎない ● 出されたものは全部食べる というものがあるそうです。 しっかり完食して二軒目へ。 一軒目の滞在時間は約15分ほど。さすがスピード感ありますね。 「いいねー、この歩いて行く感じがいいね。」と堀江さん。 多様なカテゴリーのお店が、狭いエリアにギュッと集まるニシタチだからこそですね。 二軒目は「らんぷ亭」 到着したのは、二軒目の「らんぷ亭」。 一軒目とはうってかわって、こちらはイタリアンビストロ。 オーナーの藤澤賢二さんは、あのレクサスのダイニングアウトでも腕を振るった実力派。 ここで選んだお酒は、アルザス地方の白ワイン。 そして、出された一品目がこちら、「新門さんが作ったフルーツトマトのシュープリーズ」。 おー、芸術的なビジュアルですね。 黒胡麻のペーストに包まれたものをナイフで開くと…。 中は、門川町にある新門トマト農園のトマトが使われているそうです。 見るからに美味しそう。 堀江さんと藤澤シェフは、ゴルフやウェイクサーフィンの話で盛り上がっていましたよ。 そして、出てきた二品目は 「カニクリームコロッケ」。 知る人ぞ知る、らんぷ亭の看板メニューです。 「衣の薄さがすごい! これほんと美味いわ!」と堀江さん。 「カニクリームコロッケの」クオリティの高さに堀江さんも寺田さんも大興奮で、「(ここで)色々食べたいな」と言われてましたが、まだまだお店が控えているので、名残惜しくも次のお店へと向かいます。 それにしても、スピード感がすごい。 続きはこちら 三軒目は「ひぜん屋」 三軒目は「ひぜん屋」 3軒目は、老舗の小料理屋「ひぜん屋」。 席数の少ないお店のため、テゲツー!陣は残念ながら中に入れず外で待機だったので、写真いただいてお話だけ伺いました。 ここでの逸品メニューは「白和え」だったそう。渋いチョイスですが、間違いなく至高の逸品ですね。 堀江さんが注文した芋焼酎「日南娘」(宮田本店)も進んだそうですよ。 四軒目は「天一」 続いて、4軒目の居酒屋「天一」へ移動します。 「天一」はニシタチを代表する老舗の居酒屋で、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも登場した日南市の「ねこや商店」から、目利きされた鮮魚を仕入れています。 こちらでは、宮崎獲れの鮮魚のお造り(刺身盛り)をいただきました。 一見、普通の刺身盛りのようですが、写真の中央左に写っているオレンジ色の身は、なんと、宮崎でも希少なセミエビなのです。 「これは貴重だわ。美味しいし、酒が進む!」と堀江さん。 雲海酒造の綾工場で造られている超特選大吟醸「登喜一」をぐいっとあおって、見事な飲みっぷりでした。 本当にこのセミエビは、ぷりっぷりで甘くて美味しそうでした。 さらに寺田さんは、 「これは美味しい! こんなの食べたことがない!」 と、日南で獲れる美々鯵の刺身に悶絶。 グルメなお2人をも感動させる新鮮な魚介は、宮崎の自慢のひとつですね。 五軒目は「AUBE. つむぎ」 続いて中央通りに移動して、5軒目の「AUBE.つむぎ」へ。 ここの店の逸品は、「南の島豚のしゃぶしゃぶ」。 こちらでは、柚子酒で乾杯。 沖縄在来のアグー豚に他の品種を掛け合わせて、川南町で作り出された「南の島豚」の薄切り肉を、たっぷりのネギと一緒にしゃぶしゃぶしていただきます。 一口食べて出てきた堀江さんの言葉は、「甘い!」。 「和製イベリコ」とも呼ばれる「南の島豚」の脂が噛むほどにじゅわ~っと染み出て、独自の出汁とマッチして上品な甘さとなっているよう。 「美味い。この肉何枚でもイケる!」 と堀江さん。 さらに、鉄板焼がメインのこのお店の他のメニューにも興味津々のご様子でした。 まだまだ先は長いので、後ろ髪を引かれつつも「AUBE.つむぎ」を出た一行は、西橘通りを南下して、6軒目となる「あかみや」へ向かいます。 続きはこちら ニシタチめぐりは後半戦 ニシタチめぐりは後半戦 ニシタチはしごの旅は、6軒目の「あかみや」へ。 ワインバー「Bioバル」を経営する藤田伊織さんが2017年11月にオープンさせた、赤身の牛肉にこだわるお店です。 カウンターのみの小さな店ですが、都萬牛生産者が調理台に立ち、新鮮な牛肉を提供します。 肉質や旨みの特長など、生産者から直接説明を聞けるお店というのも、畜産県宮崎ならではの特典ですね。 なんとここでサプライズゲストとして、もりたまさんこと森田正康さんが登場! 森田さんは、みやざきスタートアップハブのインキュベーションマネージャーとして創業支援などに取り組んでいらっしゃいますが、堀江さんとは以前からの顔馴染み。 この店は、基本的にビオワイン(オーガニック)を揃えていてオススメを教えていただけるので、飲み物のセレクトは赤ワイン。 堀江さんは、年間60頭ほどしか出荷されない貴重な都萬牛のランプ、イチボ、ミスジといった部位を食べて、 「柔らかくて臭みが全然なく、肉本来の旨みが感じられて美味しい。」 すごく感動されてました。 さらに、一緒に食べた宮崎のピーマンの美味しさにも感動されてました。 七軒目「宮崎楽酒とりとみ」 さあ、続いて7軒目は、中央通りから西に少し入ったウエストビルの1階にある、「宮崎楽酒とりとみ」です。 妻地鶏を使った炭火焼きやチキン南蛮などの郷土料理のほか、いろいろな居酒屋メニューが、50種類を超える焼酎や日本酒とともに楽しめるお店です。 ここでは、目の前にズラッと並んだ宮崎の焼酎の中から、都城は柳田酒造の大麦焼酎「青鹿毛」を選択。 そして、この店の逸品「妻地鶏のたたき」をいただきます。 炭火で炙った香ばしい妻地鶏を噛み締めると、適度な歯ごたえとジューシーな旨みがあふれ出てきます。 「これは柔らかくて美味い! 美味しいからいくらでも入る。」 と、堀江さんは次々に口の中へ。 ロードアイランドという在来種の鶏を、ストレスが溜まらない環境で平飼いにして、飼料にもこだわっているので、このジューシーな柔らかさになるんだとか。 堀江さんも熱心に店長へ質問していましたよ。 また、この逸品の特徴は、見た目は地鶏の炭火焼っぽいんですが、料理名のとおり表面だけを炙った「たたき」。新鮮じゃないとできない、紛れもない逸品でした。 続きはこちら 八軒目「お好み焼き 信さん」 八軒目「お好み焼き 信さん」 さあゴールが見えてきた8軒目は、人情横丁にある「お好み焼き 信さん」。 さすがにこれまで7軒の逸品料理を食べ歩いて、お酒も飲んで、お腹いっぱいかなと思いましたが、ここでまさかの「あんかけ焼きそば」。 さらに、お好み焼きまでオーダーしちゃいましたよ。 飲み物は、雲海酒造の芋焼酎で、全国的に人気急上昇中の「日向木挽BLUE」です。 野菜たっぷりでヘルシーなあんかけ焼きそばを食べて堀江さん、 「これも美味いね。本当に宮崎の店はハズレがないな。すばらしい。」 この時、堀江さんはおもむろにスマホを取り出し、これまでに食べた料理の数々を寺田さんと蕎麦侍に見せたりしてましたが、さすがグルメというだけあって相当な量の料理の写真がありました。いや~羨ましい! さらに、ここニシタチの逸品メニューが加わると考えると、ワクワクしますね。 九軒目「GIGLI」 さあ、食事のラストとなる9軒目は、中央通りの北端エリアにあるイタリアンの名店「GIGLI」。 まずはレモンチェロで乾杯。 最後の逸品料理は、イタリアンスイーツの王様、「ティラミス」。 今回のティラミスは、イチゴとマスカルポーネチーズのムースにコーヒーシート、中はスポンジケーキで周りにはガトーショコラという、贅沢な逸品。 見た目にも美しく、とろけるような食感に、3人とも悶絶してました。 2杯目のお酒「グラッパ」を嗜みながら、これまでハシゴしてきた9軒のお店や料理を3人で振り返ります。 ちなみにこれまでに飲んだお酒は10杯。3人ともお酒強すぎる(笑)。 今回のお店をチョイスしたのは、蕎麦侍さんでしたが、 「さすがだわ。 1軒目から9軒目まで本当に美味しいし、それでいて安いし、コース料理食べたみたいで最後のデザートも最高!」 と堀江さんに称えられていました。 堀江さんは、各店舗で写真をたくさん撮られて、その写真をフェイスブックにUPしていらっしゃいました。 改めて見ても、どれも美味しそう。 今回ハシゴしたお店を巡るルートが「ホリエモンロード」として定着するのか、楽しみです!! 続きはこちら いよいよ生放送が始まるよ~! いよいよ生放送が始まるよ~! さて、いよいよ10軒目となるスナック「SUN」へ。 こちらは、スナックにしてはとても明るく広いお店で、所属キャスト(女性従業員)が約30人と、ニシタチの中でも大型のスナックと言えるでしょう。 ここで、ニシタチの現役ママ3人と堀江さん一行との座談会が、Abema TV FRESH!「堀江貴文のFRESH!チャンネル」で生放送されることになっているのです。 宮崎を代表する3人のママ達 登場する3人のスナックのママ達は、写真左から、「慕情」のママ、「SUN」のママ、「NOAH」のママ。 席について堀江さんが頼んだのは、「日向木挽BLUE」のソーダ割り。お気に入りみたいです。 10軒目とあって、堀江さんをはじめ蕎麦侍さん達も、なかなかいい感じに出来上がっている様子で番組スタート。 番組の中では、ママさん達と掛け合いの中、堀江さんがスナックについての持論を展開。 印象的だったのは、「スナックは飲食店の究極の形」ということ。 堀江さんは、 「180円居酒屋のような安い業態は、ほとんど店員とのコミュニケーションは無いので、コンビニや家飲みと変わらなくなる。 対して、スナックはお客さんが出会いやコミュニケーションを求めてくる場。 飲食店もスナックと同様で、メニューがどう良いかより、その店の店主のキャラクターがプラスされて、そのメニューに付加価値が付いて、わざわざ遠くからでもやってくる。」 と、蕎麦侍さんのお店を例に説明されました。 「スナックは、料理やお酒の在庫リスクもほとんど無く、ママとの交流、コミュニケーションを求めてくる。飲食店として究極に洗練された形である。 今後の飲食店は、お客さんとのコミュニケーションを取るか取らないかの違いとなる。」 と、飲食店が二極化していくことをわかりやすく話されて、聞いていて納得していました。 話が盛り上がる中、堀江さんがキングコングの西野亮廣さんと電話で話し始めたりと、ハプニング満載の面白い生放送でした。 詳しい番組の様子は、こちらから(視聴には会員登録(有料)が必要です)。 【ホリエモンのスナック最強論】居酒屋ホリエモンチャンネル in 宮崎!! 飲食店に必要なのは、コミュニケーション力 トータル6時間近くの長丁場のロケでしたが、この過程が様々なインターネット媒体を通して発信されることになっていて、ニシタチの飲食店や文化を存分に発信する機会となりました。 今後発信予定のメディアは、以下の4つということなので要チェック!! (1) 本当にうまい店が探せるグルメサービス「TERIYAKI」 (2) Abema TV FRESH!「堀江貴文のFRESH!チャンネル」 (3) YouTube「ホリエモンチャンネル」 (4) 自分らしく輝きたい女性のためのWebメディア「DRESS」 今回とても印象に残ったのは、「スナック」が究極の形であるという視点で、飲食業が今後生き残るのに必要なのは、「コミュニケーション力」にフォーカスすること。 今後のニシタチが益々発展する大きなヒントをもらえたのではないでしょうか。 人口10万人あたりのスナックが全国一多い都市、宮崎市。 その繁華街であるニシタチ。 さあ皆さん、アフターファイブの充実のため、そしてニシタチの活性化のため、ママに会いにスナックに行ってみませんか! 寄稿者:竹下末利子 至福の時間は、昼からのお酒。宮崎に限らず、全国、色んな国の色んな酒場を放浪中。 趣味は、神社参拝。 フラワーデザイナー、コスメプロデューサー、美容家など色々なお仕事をしていますが、『遊びが仕事、仕事が遊び』が信条。 寄稿者:さこっち 宮崎の音楽・食・人が大好き。 ピーマン、キュウリ、タマネギなど、宮崎特産の野菜が苦手という斜め上をいくライター。 現在は、宮崎の魅力を発信し、他県から移住してもらえるよう取り組んでいる。