小さな頃から野球に触れていて「おおきくなったらプロ野球せんしゅになりたいです」と卒業アルバムに書いた事もあるBassyです。 宮崎県は、温暖な気候を利用して、プロ野球を初め多くのプロスポーツチームがキャンプ地とする場所。特にプロ野球ではまだ関東や東北が寒い時期にも試合をしたり、野球ファンにとっては憧れの野球の聖地である(と思う)。 そんなプロ野球の聖地である宮崎県に、待望の独立リーグのプロ野球チームが発足し、記者会見が行われたので出席してきました。 独立リーグって? 大分B-リングスの試合風景(2022年撮影) 独立リーグというのは、一般的にプロ野球と言われるNPB(日本野球機構)とは別の団体が運営する野球リーグのことで、2023年1月現在、日本独立リーグ野球機構が運営する4つのリーグ(四国アイランドリーグplus、ルートインBCリーグ、九州アジアリーグ、北海道フロンティアリーグ)と、独自運営の関西独立リーグの計5つのリーグ(19球団)があります。 所属選手の中には本気でNPBを目指す人もいる、いわば登竜門的なプロ野球リーグで、地域活性化などに貢献していたりします。 このうち九州アジアリーグ(以下KAL)は、2021年に「火の国サラマンダーズ」(熊本)、「大分B-リングス」(大分)の2つのチームで立ち上がりました。2022年に「福岡北九州フェニックス」(福岡・2023年から「北九州下関フェニックス」に改名)が加入し3球団体制だったところへ、2023年には「宮崎サンシャインズ」(宮崎)が加入し、4球団体制となります。 西都原運動公園で行われた第1回トライアウト(2022.11.5) ドラフト制度で球団側から指名があって入団していくNPBとは違い、「トライアウト」という入団試験を受験して、自らで入団意志を示すのがほとんどの入団方法。 球団収入も、NPBのような大企業1社が球団を所有してスポンサードするオーナー型体制ではなく、県民球団=公共財として、県民や大小様々な多くの企業・行政で支えてもらえたらいいな、というスタンス。 選手たちのお給料は業務委託契約として月10万円程度と、活躍したりイベントに参加したりのインセンティブで得る体制。 そしてその契約期間も、公式試合のある8ヶ月間しかありません。つまり、契約金もなく、入団したからといって通年契約ではない、厳しき世界なのです。そのため、週末の試合日以外、平日の練習は午後2時で終わり、選手それぞれオフの時間を利用してアルバイトをしたりして生計を立てていくのです。中には、オフシーズンに貯めて、オンシーズンは野球に専念する選手もいます。(宮崎サンシャインズは2/18からのキャンプインから契約が始まる) 宮崎サンシャインズ球団理念 1月26日(木)に宮崎市のホテルきよ武で行われた記者会見では、代表取締役・堀之内秀一郎氏の挨拶から始まり、監督、コーチ、広報等のスタッフ紹介がありました。堀之内氏は、都城市に本社を置く建設会社「大淀開発」の専務取締役でもあります。 そして、宮崎初の県民球団となる宮崎サンシャインズの球団理念の発表。 ・ 宮崎を明るく照らす県民球団へ・ 県民に愛され地域に根付く・ 九州・宮崎の経済、まちを元気にする「地域活性化」・ 地域の課題解決、諸団体との連携「地域貢献」・ 交流人口、関係人口、宮崎県のファンを増やす「地域間交流」 (球団配布資料より抜粋) ……まぁ、ここまではだいたいどこの団体も言うこと(地域おこし協力隊という立場上私も何度となく言った事があるフレーズ)ですが、これからが県民球団・宮崎サンシャインズのいいところ! グッズなどに使用するファンナンバーとして、「26」と「45」を設定したのだそうです。「26」は宮崎県の全市町村の数、「45」は宮崎県の都道府県コード。 宮崎県民みな仲間という意識づけにほっこりしました。またしても宮崎県の温かさを感じる事をみつけてしまいました。ひなた宮崎、温かい! 質疑応答、ファン目線で質問! 質疑応答の時間では、たまたま九州に移住した年にKALが発足して、大分・宮崎とたまたま移住した先に球団が2つもできたプロ野球ファンとしての目線で質問させていだきました。答えていただいたのは、GMでコーチの深江義和氏。 Bassy「すでに2年のシーズンを終えたKALの球団には、それぞれの特徴あるチームの雰囲気(カラー)が出来上がっています。例えば、北九州フェニックスでは独自のフェニックスポーズがあったり、ノリが良くて仲良しなイメージがあります。サンシャインズはどのようなカラーを目指しますか?」 深江氏「トライアウトの時も全力プレイできて、宮崎県内のスポーツチームのお手本になるような選手を主に合格としました。何事にも全力で取り組めるように心がけたい。名付けるのであれば「全力系チーム」となるようにしたいです。」 Bassy「KALの他3球団では元NPB選手が加入を発表し盛り上がりを見せていますが、サンシャインズに元NPB選手の加入の予定は?」 深江氏「うちには金丸という元NPB選手がいます!!どうぞ金丸を見てくださいっ!」(笑) 金丸将也監督は、地元宮崎県清武町出身(佐土原高校卒)で、2010年のドラフト会議で広島東洋カープに投手として4位指名された元プロ野球選手なんです!! ユニフォームお披露目 じゃじゃーん!公式戦着用のユニフォームが初お披露目となりました。宮崎の眩しい太陽とマンゴーの「これぞ宮崎!」のかわいいオレンジ色。女子ウケ良さそうですね! 白を基調としたホームユニを着ていたのが、背番号 14 小林 亜由良(こばやし あゆら)投手。神奈川県出身、元徳島インディゴソックス。 オレンジ色のビジターユニを着ていたのが、背番号8 田中 大豊(たなか たいほう)選手。監督を除いてチーム唯一の宮崎県(門川町)出身選手で、元堺シュライクス。 今後の宮崎サンシャインズ ホーム開幕戦(公式戦)は、2023年3月18日(土)に都城市営球場で北九州下関フェニックスを迎えて行われます。 また、開幕戦に向けて2月18日(土)から宮崎市内の球場でキャンプ、オープン戦が行われます。皆さん是非、球場に足を運んで、「全力野球」を体験してみてください。そして、県民球団に全力応援をお願いします! 選手、監督、コーチそれぞれの紹介や今後の試合日程、会場等は、球団の公式Webサイト(https://miyazaki-sunshines.jp/)で順次紹介されるとのことなので、ご参照ください。パートナーやファンクラブの募集もありますので、よろしくお願いします! もうすぐNPBのキャンプインで、WBCのキャンプも予定されていますが、今年の宮崎は、3月以降も宮崎サンシャインズの野球で熱くなります!! 寄稿者:Bassy(ばっしぃ) 千葉県北東部出身、本職は看護師。地方移住に憧れて東北地方を目指すも慣れない雪で盛大に転倒し断念、2020年に温暖な九州へ移住。大分県で花火撮影をメインとした観光関係のカメラマンを経て、2022年9月に児湯郡へ移住。元々てげてげな性格が宮崎の風土にマッチし、今では立派な宮崎人。「真面目にふざける」がモットー。花火、プロ野球、ご当地アイドルを好むカメラマン。