「ぜんぶ杉のせいだ!」 え?!どこかで聞いたことある?(笑) この数ヶ月、杉に魅了されている私たちは、もっと杉を知るために渡川に山師を訪ねてきたよ~! 今回、私たちに手とり足とり杉のことを教えてくれるのは、渡川山村商店の今西猛くん。 この軽トラの後ろに乗せて、山へ連れてってくれた! あんまり感動した体験だったので、2回にわけて書こうと思う。 今回は、「苗木を植えるの巻」!(補植=枯れた杉の木の代わりに新しい木を植える) まずは、苗をとりにいく。 へ~~~~!苗木ってこんなふうに保管してあるんだ! 根が乾かないように、しっかり土のなかに置いてある。 そして、こちらが苗木用のバッグ!!!こんな専門的なバッグがあるのか!(驚) この写真では分かりづらいんだけれど、カバンの底のほうの右と左に穴が空いている。 そこから苗木を一本ずつ取り出すことができる仕組み! これ、なんか改良したら、街中でも使えそう!w 想いを次の世代に継いでいく。 山にいくと、すっかり山師の顔!(`・ω・´)キリッ!! 猛くんの何がすごいかって、物事を見るスパンが本当に長い。 次の時代に何が残せるか、何を残すのかを考えて、今、必要なことをやり続ける。 今、彼らが植樹している木は、自分たちで伐ることはない。 子どもか孫の世代にやっと材木として使われていく。 今、私たちが使わせて頂いている木は、昔、生きていた人たちの手で植えられたもの。 自分が植えたものを自分の手で伐ることはないのに、植え続けていく。 想いを次の世代に継いでいく。 そんな山師の仕事が、同じ世代の人たちよりも広くて、長い視野を創るのだろうか。 どどーーーんと広がる渡川の山! その中に、よく見ると枯れた苗木がある。 これを一本、一本、手作業で植えかえていくよ。 補植の仕方 ①枯れ木を見つけたら抜く ②周りの木の枝や葉っぱをどける(土のなかにはいると杉が枯れちゃうんだって!) ③鍬で深く掘る ④新しい苗木を苗木専用バッグから出して、植える (天に向かうようにまっすぐ!ここが曲がっていると、曲がった木になる) ⑤足でぎゅっぎゅっと土をしっかり踏み固める ⑥ひっぱって抜けなかったらOK!! FINISH! ※ここから、動画も見れるよ!(私の解説付き!w) 新しい苗木はこんな感じ!ぜんぜん色が違うね。 さっそく私達も挑戦! 猛くんはいとも簡単にやっていたんだけれど、これ、素人がやるとかなり時間かかる! うひゃ~。こりゃ、腰にくる( ̄▽ ̄;) すごい仕事だなーーーーーー だんだん手慣れてきて、枯れ木を見つけるのが早くなってきたなっちゃん。 山は人を爽やかにするのね! いつもにまして少年にもどる潤さん。 私たちの奮闘記を猛くんがなんとも愉快に書いてくれた!(((o(*゚▽゚*)o))) 山師ブログ「林業ボブマーリー」 いや、ほんとに素晴らしい時間だった。 そして、このあとさらに杉に魅了される時間は続く。。。 次回は、ぜんぶ杉のせいだ!~杉を伐るの巻です。お楽しみに!