青島の「こどものくに」で、コーヒーカップの遊具やらくだの背に乗ったのが楽しかったのが遠い昔の思い出のゴエ姉です。 そんな「こどものくに」に、オーガニックコーヒーが飲めるコーヒーショップができたというので、オープン初日に行ってきました。 こどものくにビルドアッププロジェクト始動 かつて遊園地として家族連れで賑わい、最盛期には年間165万人が来園したという「こどものくに」。現在は、17万平米の広大な敷地にバラ園・椿園がある入場無料の公園なのはそのままですが、往時の遊具はほとんど撤去され、パークゴルフ場と今年2月にオープンしたサウナパークの運営が行われているだけになっていました。 そんな「こどものくに」の再構築を図ろうと、宮崎交通株式会社がテナントミックスによる施設運営の方針を打ち出し、まず、7月14日(金)にこどものくに第一駐車場内に「ローソン青島入口店」がオープンしました。 眺望が最高のルーフトップサウナ 更に、先行してルーフトップサウナ「「Kodomonokuni SAUNA PARK」」を運営する株式会社Libertyship(代表取締役 揚松 晴也、本社:宮崎市)とパートナー協定を結び、2024年春のグランドオープンを目指して新たなコンテンツを積み上げていくビルドアッププロジェクトとして、「AOCHIMA PICNIC CLUB」をスタートさせました。 Meet the BYRON そのビルドアッププロジェクトの第一弾として、7月29日(土)にByron Bay Coffee Company Japan AOSHIMAがオープン。29日と30日はオープニングイベント「Meet the BYRON」が開催されました。 エントランスを抜けてすぐ右手にある木立に囲まれたガーデンに、トレーラータイプの小さなコーヒースタンドが設置されていました。 壁の模様は、この日、ライブペイントで描かれたもの。 パークヨガイベントやガーデンマーケットも併せて行われ、たくさんの人で賑わっていました。出店者やスタッフは、Byron Bay Coffee Company創業の地・オーストラリアの最東端の町バイロンベイに滞在していたことがある人ばかりだそうです。 コーヒースタンドの中でお仕事されていた島立純子店長(写真右)と、スタッフでヨガインストラクターのMAI(写真左)さん。 島立店長も、かつてバイロンベイに住んでいたことがあるそうで、「青島とバイロンベイは似ている」と話されていました。 バイロンベイコーヒーとは オーストラリア最東端の街Byron Bay(バイロンベイ)は、サーフィンのメッカでオーガニックな暮らしが根付き、おしゃれなカフェも多いそう。Byron Bay Coffeeは、そんな街で1989年に家族経営のコーヒーファームから誕生したコーヒーショップで、「OCIA・HACCP・Halal」認定のオーガニックコーヒー豆を使っているのがひとつの特徴。日本では東京・日本橋に本社があり、東京と茨城県に計6店舗のショップを展開しており、今回のこどものくに内の青島店が、西日本初の出店となります。 サーフィンのメッカで生まれたコーヒーショップということで、サーフカルチャーが根付く青島との相性は間違いなし! オーストラリアスタイルのメニュー オーストラリアでは、イタリア系の移民によってもたらされたエスプレッソコーヒーをベースに独自の発展を遂げ、国民一人当たり年間100杯近くのコーヒーが飲まれていると言います。朝にコーヒーを飲む文化が根付いていて、夏でもホットコーヒーを飲む人も多いとか。この日は快晴でとても暑かったのですが、ゴエ姉も島立純子店長に勧められたFLAT WHITE(ホットのみ 550円)を飲んでみました。 日本ではあまりなじみのないFLAT WHITEですが、オーストラリアではスタンダードな飲み方のひとつで、エスプレッソにきめ細かいスチームミルクとフォームミルクを重ねたものです。 ホットだと益々暑さを感じるのでは…という心配は無用で、きめ細かで滑らかなかなフォームミルクの口当たりが柔らかく、カフェ・ラテともまた違った、ちょうどよい飲み心地でした。 メニューは他に、こちらもオーストラリアの代表的メニューのLONG BLACK(ホット・アイスM500円、L550円)やエスプレッソ(450円)、カプチーノ(500円)、ラテ(ホット・アイスM500円、L550円)、モカ(ホット・アイスM600円、L650円)があります。 カスタマイズでエスプレッソショットの追加(60円)、ソイミルクやオーツミルクへの変更(80円)、も可能です。 この日来店されていた夏がお似合いのお二人は、LONG BLACKのアイスとラテのアイスを注文されていました。 その他、アサイーボウル(950円)やバナナブレッド(プレーン 500円、くるみ 550円)や、現地ではおなじみのジュースというブラッドオレンジ、マンゴー、ソイマンゴー(それぞれM500円、L550円)、チャイ(ホット・アイスM550円、L600円)などのメニューがありました。 まだまだ変わる「こどものくに」 このByron Bay Coffee Company Japan AOSHIMAのオープンを皮切りに、屋上にサウナパークのあるクラブハウスではグリルガーデン、ピクニックグッズレンタル、E-Bikeレンタル、カーレンタル、マルシェ、ジューススタンド&バーがこの夏にサービス開始となる予定で、さらにベーカリーレストラン&ラウンジの開業が2023年冬までの間に予定されています また、今年の夏にはRVパークが、2024年春にはキャンプ場が開業の予定になっていて、「こどものくに」は短期間で大きな変貌を遂げることになります。 しばらく「こどものくに」に行ってないなという皆さん、是非、新生「こどものくに」を訪れてみれください! 【Byron Bay Coffee Company Japan AOSHIMA】住所:宮崎市加江田7275-1 こどものくにガーデン内 → マップ電話:050-3690-9137営業時間:9:00~16:00定休日:火曜定休公式Instagram:https://www.instagram.com/byronbaycoffeeco.aoshima/ 寄稿者:ゴエ姉 コンテンポラリーダンサー・振付家。イベントの取材とダンスを同時にこなす独自スタイル。テーマに合わせての即興ダンス「#姉さんシリーズ」など。景気付けに落成式やオープニングに呼ばれて踊ること多数。食材の特徴を活かすレシピ開発や料理教室を行う。これまでの食歴と鋭い味覚で食品官能調査パネリストに参加、レシピサイトのアンバサダー。食に関する相談を受付中。ミュージアムショップではPR活動を行う。