宮崎の夜のラーメン史を語る上で、外すことのできないラーメン店「宝来」が移転したことは、3週間ほど前に長友会長がお伝えしたところですが、 「昭和37年から愛されたラーメン専門店「宝来」が移転。移転先は?-宝来/宮崎市」 移転後の新店に出かけてきました。 新店は、もとあった場所から目と鼻の先、 宮崎市千草町1-1 愛ビル1Fにあります。 ビルの奥に進むと、ちょっと色あせた暖簾が迎えてくれます。 これは、旧店で使われていたものですね。 暖簾をくぐって中に入ると、手前にテーブルが4つほど、奥に5人掛けのカウンターがあり、その向こうが厨房になっています。 さすがに、旧店に比べると、ちょっとこぎれいになりました。 単独だったので、カウンターに座ってラーメン600円を注文し、たくあんを小皿に出してつまみながら待ちます。 卓上にこの黄色いたくあんがあるのが、宮崎ラーメンの一つの特徴と言えるのではないでしょうか。 カウンターの向こうで麺を茹でるおじちゃんも、その横でチャーシューを載せるおばちゃんも、旧店のまんま変わらず。 待つことしばし、やってまいりました、定番のラーメン。 軽く茹でられた細もやしが盛られているのもまた、昔ながらの宮崎ラーメンの伝統ですね。 チャーシュー2枚に、刻みネギと、いたってシンプル。 スープはあっさり系の豚骨、麺は中太ストレート。 卓上のニンニク醤油をたっぷりめに加えて、胡椒もパラパラとふりかけて、いただきますと、変わらぬ宝来の味。 夜の〆に食べられることが多いこちらのラーメンは、麺の量約130gとやや少なめ。がっつり食べたい人は、大盛りにするか、サイドメニューをオーダーしましょう。 【ラーメン専門店 宝来】 住所:宮崎市千草町1-1 愛ビル1F ⇨ MAP TEL:0985-23-3331 営業時間:11時~翌2時 定休日:日曜日