宮崎の地から紅白歌合戦を目指すアーティスト「dai華」

みやざき国際ストリート音楽祭2021でのステージ

こんにちは、みやざきブランドアンバサダーの牛島です。

夫の転勤で宮崎に住んで大好きになった保育士時々アナウンサーのウッシーが、東京に戻ってからも宮崎のラジオ「宮崎サンシャインFM」に月に1回、東京で見つけた宮崎について発信しています。
今回は、そんな私のラジオパーソナリティ仲間でもある、アーティストの「dai華」のお二人にお話を伺いました。

「dai華」って知ってる?

dai華の皆川大輔さん(左)と華子さん(右)

皆さんは、赤と白の紅白カラーの衣装が印象的な「dai華」をご存知ですか?
宮崎県を拠点に活動する、皆川大輔さんと華子さんによるツインボーカル・アコースティック・デュオ。
ラジオやイベントなどで歌う2人の姿や声に元気をもらったという人も多いんじゃないでしょうか?
東京から2018年11月末に宮崎に移住し、大好きな音楽で宮崎を盛り上げたいと、多方面に活躍しています。

白い衣装の大輔さんは、北海道札幌市出身。
一昨年の秋に始めた釣りにハマり、時間ができると船に乗って島へ渡ることもあるということです。
赤い衣装を身にまとう華子さんは、浅草生まれ愛知県育ち。
料理するのが好きで、おいしい料理が原動力になっているんだとか。

東京から宮崎へ移住

鬼の洗濯岩の上でのパフォーマンス

2人の出会いは、2016年。
大輔さんはソロアーティストとして活動し、華子さんは大手ボーカル教室でボーカルトレーニングを行ったり、バンドやバックコーラスなど音楽に関わる活動に取り組んだりしていました。
華子さんが働くボーカル教室に、大輔さんがレッスンを受けに通っていたことがきっかけとなり、「1年間一緒にやってみよう」と組むことに。

ツアーで宮崎に行く機会があり、これが移住へつながっていきます。
初めての宮崎でお客さんに受け入れられるか不安もありましたが、そこで出会った人があたたかい、食べ物がおいしい、自然がすぐそばにあって良いと魅力を感じ、東京での活動に限界を感じていた2人は、宮崎に移住するだけで面白いと考えました。

YouTubeも全盛期で、動画配信サービスやSNSなど様々な形で音楽を届けるツールがあることから、東京にいなくても音楽活動はできるし、ストレスなく取り組めると思い、2018年11月に思い切って拠点を宮崎へ移しました。

宮崎へ移住し、忙しい毎日でしたが、仕事の帰り道に見る太陽の大きさだけで感動して頑張れたと言います。

活動の場を広げるdai華

サンシャインFMの収録スタジオにて

dai華は現在、宮崎サンシャインFMの「Sunfm Sunset Radeioshow イドバタ!」と、MRTラジオの「やのP・dai華のとことんラジオ♪」に出演中。

それとは別に大輔さんは、単独で宮崎サンシャインFM共同制作番組「ペアラジ!」、宮崎ケーブルテレビ「まるっと!」にも出演したり、ヴィアマテラス宮崎のスタジアムDJとしても活動したりしています。

お二人は、「まつりみやざき」や「青島ビール祭り」などイベントにも多数出演していて、秋はイベントが多く、11月も大忙しだということです。
アーティストとして歌を歌うことはもちろんですが、司会の依頼も増えているとのこと。2人の軽快なトークは必見!

いつもファンを大切にしているdai華。
ラジオ出演のあとにメッセージをくださった全てのリスナーさんのラジオネームをSNSに投稿して感謝の思いをつづるなどが、日々のルーティーンとなっています。
また、ファンクラブ向けの月2回のライブ配信も欠かせません。

宮崎ぎょうざ応援ソング「てげうま!!」

dai華の代表曲の1つが、2021年に制作した宮崎ぎょうざ応援ソング「てげうま!!」
宮崎市の1世帯当たりのぎょうざの年間購入頻度で5連覇を果たすなど、今やぎょうざの街としても知られる宮崎ですが、宮崎のソウルフードとして盛り上げたいと、関係者の皆さんからお声がけいただき、それから1週間で制作して持っていったというスピード感もdai華の魅力。

宮崎のスーパーの餃子売り場などでも流れていますし、振り付けもあってイベントでも盛り上がる曲なので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

また、宮崎市フェニックス自然動物園公認ソング「フェニックス行進曲」は、園内にてCDが限定販売となっていて、こちらもつい口ずさんでしまうノリの良い曲です。

“ご当地ソング”に力を入れる

「ご当地ソング王に俺はなる!!」CDジャケット

今一番力を入れているのが、2024年から制作をスタートさせた「ご当地ソング王に俺はなる!!」シリーズ。
主にラジオリスナーさんの情報を元に、地域のご当地ソングを歌うというもの。
移住者だからこそ気づけている宮崎の良さを盛り込んで制作しています。

イベントで歌うことも多く、「のじりこぴあ桜まつり」などすでに15曲ほどあり、まつりにリピートで呼んでもらうなど、すでに反響もあるとのこと。
今後もご当地ソングを増やしていきたいと話しています。

夢は紅白歌合戦

「まつり宮崎」でのステージ

「宮崎に来てからも1年1年が勝負、今年で最後という気持ちでやっている。
どんな仕事や依頼もほかの人以上の満足度でやり続けることを心がけている」
と大輔さん。
最終目標は紅白歌合戦
まずは宮崎で認めてもらって、応援してもらえるようになりたい」
と話します。

そんなdai華、移住して7年、活動の場が広がってきていると実感しています。
大輔さんが曲を作り、華子さんとともに歌う。
華子さんは、
「大輔さんが好きな歌を作ってくれる」
と語ってくれました。
「宮崎の皆さんに必要とされる今、それを信じて歌い続けたいし、歌い続ける場を作りたい」
と華子さん。

「人生はいちどきり」「たのしくふざけて健康に」がモットーのdai華、今後の活動にも注目です。

11月29日(土)に高岡町の「穆佐城まつり」、30日(日)には都城市で「沖水まつり」に司会とミニライブを行う予定です。
ぜひお出かけください。

dai華のオフィシャルサイトは下↓のリンクバナーから。

寄稿者:牛島奈津子
東京都在住のフリーアナウンサーで保育士でもある。3児の母として子育ても奮闘中。転勤族で2022年夏まで3年間宮崎県で過ごし、宮崎市のコミュニティFM局「宮崎サンシャインFM」のパーソナリティをしながら、たくさんの出会いを経験。現在も月に1度「宮崎サンシャインFM」の“なっちゃん通信”というコーナーで、東京で見つけた宮崎を発信中!宮崎県の「みやざきブランドアンバサダー」としても活動。

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