皆様こんにちは。2年前は、西都市の企業誘致のお手伝いで、たびたび西都市を訪問していたDiceです。
その時に訪れた都萬神社が、「日本清酒発祥の地」と称されていることをお伝えする記事を書きましたが、覚えていらっしゃるでしょうか?
その西都市で、「西都市の人が人に贈りたくなるお土産品」を開発しようと、「日本清酒発祥の地」にインスパイアされた、西都市産の甘酒とお米、野菜を使ったスープを開発するプロジェクトが進行していたのですが、この度、「糀とお米のご褒美ポタージュ コノハナイロ」として、正式リリースとなりました。
プロジェクトの実行者は、一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA内のプロジェクトで、ソトモノやワカモノなど西都のカワリモンで構成される「西都カワリモンLab.」。
宮崎空港にある地域別のお土産コーナーを見た際に、西都市のお土産がゆず加工品数種だけで、他産地との競合もある状況だったので、農畜産業等一次産業が盛んなまちとして、その魅力を生かした「西都を代表するお土産品を作る」ことを目指して活動を開始したのだとか。
そこで商品開発の鍵となったのが、都萬神社に伝わる日本清酒発祥の地の故事。
「甘酒」をメインの素材として、商品開発がスタートしました。
様々な人の助けを得ながらの商品開発が辿り着いた先は、西都市産の甘酒とお米で作られた、濃厚でクリーミーなスープ。
甘酒は、西都市の「本部七厘味噌本舗」で、自社栽培のお米と社外秘の糀だけを使った作られたもので、しっかりとしたコクがあります。
このベースのスープに、西都市産の野菜や果物を組み合わせて、3種類のスープが完成しました。
今回のスープのメニューを監修したのは、フードクリエイターとして全国で活躍している丸山千里さん。
丸山さんは、情熱を持った若き料理人の登竜門『CHEF-1グランプリ』の2023年の大会で、全国461名の応募者の中から見事準優勝に輝いた実績を持っています。
丸山さん監修のもと、今回リリースされた製品は、「糀とお米のご褒美ポタージュ コノハナイロ」と名付けられたシリーズで、3種類のラインナップ。
150mlずつパウチに封入され、湯煎か器に移してレンチンで手軽に食べられるようになっています。
それぞれのフレイバーは、下記のとおり。
きんかん農家の松田さんが育てた金柑「宮崎夢丸」と、「馬告(まーがお)」と呼ばれる台湾原住民の泰雅(タイヤル)族が古来から愛用してきた、黒胡椒のような外見の香辛料をベースのスープと合わせたポタージュ。
「馬告」は、”ピリッとした辛味” と “ほのかな苦味” に加え、”強烈なレモングラスの香り” を放つ、近年、世界中の料理人から注目を浴びています。
華やかでフルーティーな風味で、さっぱりしているので食欲のない日の軽やかな朝食におすすめ。
赤、黄色、橙の3色のカラーピーマンを生産している伊東さんが育てた、甘くてジューシーな赤ピーマンに、カレーにも使われるエスニックな香りのあるクミンを、ベースのスープと合わせたポタージュ。
クミンには消化促進や抗炎症の効能もあり、食欲をそそる香りとともに、ご飯のおかずとしておすすめ。
水田ごぼうを生産しているFarmers’ えとう農園の江藤さんが育てた、柔らかく香りの高いごぼうと、西都市の特産品の柚子胡椒を、ベースのスープと組み合わせたポタージュ。
ごぼうの深くて優しい味わいが柚子胡椒でピリッと引き締まり、食物繊維も豊富で、これ一杯でも満足感のあるスープ。
一般販売に先立ち、2024年4月26日(金)から、Makuakeでの応援購入がスタートしました。
この記事を執筆している途中で、既に当初目標の20万円は軽々とクリアしてしまっていますが、購入の受付は6月末まで続きますので、次の目標が設定されることでしょう。
西都市の若者達が地元の生産者とともに作り上げた身体に優しいポタージュスープを味わってみたいという方は、応援購入をよろしくお願いします。
下記リンクのMakuakeのプロジェクトページには、アレンジレシピなども掲載されていますので、合わせてご覧ください!