0から1への初シーズン「宮崎サンシャインズ」開幕戦レポート

WBC日本代表侍ジャパンの皆様、世界一おめでとうございます!
日本代表のキャンプ地であった宮崎は、まだまだアチアチの野球フィーバーですね。
そんな中でアチアチな宮崎の野球の話題をBassyがレポートいたします。

県内初となるプロ球団・宮崎サンシャインズ(以下、サンシャインズ)が所属するリーグ「ヤマエグループ九州アジアリーグ(KAL)」が2023年3月18日(土)に開幕しました。

開幕シリーズは、サンシャインズのホーム・都城市営球場で3月18、19日の2連戦で行われたのですが、18日は開幕に相応しく、雨予報を押しのけて暑いくらいの晴天の中で開催されました。

歴史の第一幕が上がる

「宮崎は太陽が近い、暑い」
他県から来た人はみな口を揃えて言います。移住者である私も同じことを口にしたことがあります。
まだ3月半ばだというのに、気温は20℃超。暖かいというより“あちぃ”。
そんな風に眩く暑い太陽の下で、サンシャインズの歴史の第一幕が上がりました。

開幕セレモニーでダンスを披露したT&Kダンススクールの皆さんが作る花道で、選手をひとりひとり送り出します。

開幕投手は山科颯太郎投手

この歴史的な日の先発投手は、開幕前の記事「WBCチェコ代表とも対戦した宮崎サンシャインズ開幕戦は3月18日!」でもインタビューした、背番号11番の山科 颯太郎投手。

この時、「任せてもらえるなら開幕投手目指したい」と話していた山科投手でしたが、念願叶っての先発投手。試合前は少し緊張した面持ちも見受けられました。

いざ試合が始まると、緊張からか制球定まらず四死球が続き、対戦相手「北九州下関フェニックス」の不死鳥打線に屈し、初回で3失点という手痛い開幕となりました。
その後も失点が続いたため、残念ながら投手交代。

リリーフ人力車に乗って救援のマウンドへ

この日は、投手交代の際に、リリーフカーならぬ「みやこんじょ力俥組合」の「リリーフ人力車」で交代投手が登場するという、開幕戦ならではの特別な演出で、重いムードが一気に晴れやかになる瞬間もありました。
2番手でマウンドに上がったのは、糟谷 颯(かすたに そう)投手。

しかし、この後も相手チームの猛攻が続き、7回表が終わって12失点。
このままでは、今年から導入されたKAL公式ルール「7回で10点差以上の点差が開いた場合、その回で勝敗が決定する」という規定により、7回コールドゲームとなってしまいます。

サンシャインズ反撃なるか?

もっと試合が見たい!サンシャイズの選手の活躍が見たい!そんなファンの願いが届いたのか、7回まで無安打のサンシャイン打線が(やっと)光を放ちました。

サンシャインズの公式戦初安打を放ったのは、背番号24番・藤川 嵩平(ふじかわ しゅうへい)選手。自身のプロ初安打ともなりました。

続いて背番号3番・平湯 皓基(ひらゆ こうき)選手、キャプテン青松 志(あおまつ こころ)選手と打線が繋がり初得点したものの、この回の得点は1点で終わり、1-12で7回コールドでゲームセット。
残念ながら、サンシャインズは初陣を勝利で飾ることはできませんでした。

心なしか寂しそうな金丸将也監督の背中。
2戦目の19日に誕生日を迎えるので、バースデー初勝利となるか!?

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

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