宮崎県の物産を販売する店舗で、販売する商品を探し出すバイヤーみたいな仕事もしていたDiceです。
宮崎では、様々な食品メーカーが日々新製品を創り出す努力をされていますが、製品ができて終わりではなく、一番大切なのはその出口。つまり、商品が売れる場所を確保すること。
生産量が少ない商品であれば、自社の通販サイトなど自前の販売チャンネルで間に合いますが、それではたいした利益は生み出せないので、狙うのは大口の取引が見込めるスーパーマーケットや大型専門店などの、いわゆる量販店となります。
そんな量販店との出会いの場が、首都圏や大阪、福岡などで開かれる大規模な展示会です。
首都圏では、2月に開かれる「スーパーマーケット・トレード・ショー(SMTS) 」や3月に開かれる「FOODEX JAPAN」を初めとして、東京ビッグサイトや幕張メッセを会場に様々な展示会が開催され、量販店のバイヤーとの出会いを求めて、全国から大小様々な食品・飲料メーカーが集まります。
今回、2023年2月15日(水)~17日(金)に千葉市の幕張メッセで開かれた「スーパーマーケット・トレード・ショー 2023」に、宮崎からもたくさんの企業が出展されるというので、会いにでかけてきました。
順不同で、出会った順番にご紹介していきたいと思います。
都城市に本店のある「お菓子の昭栄堂」の代表取締役・遠武憲明さん。
手にされているのは、優しい味わいでほろほろ崩れる食感の「九州純バタークッキー」。
今回は、ギフト缶やフィナンシェなどもありました。
都城市山田町でみやざき地頭鶏の生産・食肉処理・販売を行っている「株式会社鶏愛」の代表取締役・川野賢一さん。
手にされているのは、みやざき地頭鶏の炭火焼きやもも肉(冷凍)、むね肉(冷凍)です。
都城市で食肉小売りや焼肉のたれなどの関連製品の開発・販売を行う株式会社エムツーの商品部兼販売部部長の山下悟さん。
手にしているのは、同社が誇る焼肉のたれで、醤油たれの黒と味噌だれの赤。
都城市山田町でタルタルソースやチキン南蛮のタレなどを製造・販売している有限会社タケモリの営業担当・東川健太郎さん。
手にしているのは、看板商品のタルタルソース。チキン南蛮はもちろん、エビフライや魚フライなどの揚げ物には欠かせません。