エバンジェリストが巡る東京冷や汁 Vol.5-宮崎地鶏炭火焼 車 丸の内店

皆様こんにちは。冷や汁エバンジェリストDiceです。
宮崎県内に大きな被害をもたらした台風14号が過ぎ去って、東京も一挙に涼しくなってきました。被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
冷や汁の季節も終わりに近づいていますが、東京冷や汁の連載、ネタが続く限り頑張って紹介して行きたいと思います。

さて、今回ご紹介するのは、JR東京駅近く、東京ビルディングTOKIAの地下街にある「宮崎地鶏炭火焼 車 丸の内店」です。
大阪に本社を置く株式会社イデア(淀井三智社長)が運営する複数の飲食店業態のひとつで、「車」は大阪に5店舗、京都に1店舗、東京に5店舗あります。

ランチメニューの冷汁御膳

平日のランチタイムに伺って、いただいたのは、「冷汁御膳」1,000円(税込)。
ご飯に冷や汁、薬味、チキン南蛮(小)、香の物という組み合わせ。
薬味が別皿で出てくるのが、こちらの冷や汁のひとつの特徴ですね。

ご飯は白米

ご飯は白米100%。
汁が入ることを考えて器が大きめになっているので、少なめに見えますが、これで普通盛り。無料で大盛りにもできます。

いりこ出汁の冷や汁

薬味が別皿で出てくるので、ゴマが浮いているだけのシンプルな冷や汁。
直接は確認できていませんが、出汁にはいりこを使い、2種類の味噌を合わせて、備長炭で焼き上げているとのこと。
色が豆乳で溶いたように白っぽいのは、豆腐を一緒に擂り混ぜる西都地域に多い作り方を採用しているからのようです。

別皿に盛られた薬味は、きゅうり、大葉、青ねぎ。
ねぎが多めなのも、こちらのひとつの特徴です。

ご飯にかけていただきます

ご飯に冷や汁をかけて、薬味をトッピングしました。
きゅうりは、縦2つ割にして真ん中の種の部分を取り除いてからスライスしてあります。なかなか丁寧な仕事ぶりです。

いりこの出汁に味噌と一緒に擂り混ぜた豆腐の効果でこくが出ており、ごまの香り、青ねぎの香りも立ち、美味しくいただきました。

鶏料理専門店のチキン南蛮

鶏料理専門店だけあって、チキン南蛮も手抜き無し。
使われている鶏は、銘柄鶏の日南鶏です。
かけられた手作りのタルタルソースは、黄色味の強い色合いですが、こちらではオレンジ色の濃い黄身の卵が使われているので、そのせいもあるかもしれません。濃厚で美味しいタルタルでした。

「宮崎地鶏炭火焼 車」は、東京にはこちらのお店の他、浜松町店、恵比寿店、渋谷南店、三鷹店と合計5店舗ありますので、お近くの店でお楽しみください。

「冷汁」は、ランチタイムに限らず、ディナータイムにも〆の一品としてお召し上がりいただけます。

【宮崎地鶏炭火焼 車 丸の内店】
住所:東京都千代田区丸の内2-7-3
    東京ビルディングTOKIA 地下1階 → マップ
電話:03-3216-0022
営業時間:ランチ 11:30~14:30(LO 14:00)
     ディナー 17:00~23:30(LO 23:00)

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Dice

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。 2020年8月からテゲツー!のWebサイトの管理運営を引き受け、ライター兼編集長としてテゲツー!全般の面倒を看ています。 趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。