ラーメン大好きで、インスタントラーメンのアレンジレシピをブログで時々披露しているDiceです。
先日、ニシタチの一角、サンバレー通りを通りかかったら、みやざきアートセンターの裏手、「地鶏もも子」があった跡地に、「東京らぁめん」の看板がかかったお店がオープンしているではありませんか。
「東京らぁめん」と言えば、昨年7月に宮崎市青葉町のフーデリー青葉店の通り向かいに開店した醤油ラーメンの美味しいラーメン店。
早くも2号店が、ニシタチに進出してきたんですね。これは早速覗いてみなければ。
引き戸を開けて中に入ると、L字型のカウンターに座席が14席。
厨房スペースも余裕がある造りで、シンプルにして清潔感があります。
カウンターの上に調味料、割り箸立て、ティッシュボックス、水差しが整然と並べられているところも、なかなか美しいではありませんか。
こういう細やかな気遣いが、店主のセンスを感じさせます。
店に入ってすぐ右手に券売機がありますので、まずはチケットを購入して席に着きます。
並んだメニューを見てみると、構成は青葉店と同様のようです。
ラーメン類のラインナップは、
らぁめん 760円、
チャーシューめん 980円、
ざるらぁめん 780円、
チャーシューざる 980円、
納豆らぁめん 850円、
納豆ざる 900円。
それぞれ、大盛りにするとプラス150円です。
これに、トッピングメニューとして、
煮玉子 100円、
生卵 50円、
バター 50円、
メンマ 120円。
ご飯類は、
ライス 120円、
おにぎり 100円、
となっています。
肉好き低糖質派の私は、まずは「チャーシューめん」(980円)をオーダー。
しばらく待つと、澄んだ醤油スープの上に、煮豚系のチャーシューとメンマ、小松菜、刻んだ長ネギが盛られた丼が出てきました。
早速スープをすすると、甘みの奥から鶏ガラベースの旨味と醤油の塩味と旨味が重層的に感じられます。
昔ながらの中華そばを思い起こさせる優しい味で、旨味を感じさせながらも後味はあっさりとしているので、飲んだ後の締めにも最適。最後までの飲み干すのも苦になりません。
スープがよく絡む麺は、多加水の中太ちぢれ麺。噛むとツルツルもっちりした食感で、麺そのものにも味があります。
白眉は、柔らかく煮込まれたチャーシュー。厚さが1cm以上はあるでしょうか。味付けはあくまでもあっさりで、適度に混ざる脂肪と赤身のバランスが良く、繊維がほろりとほどけつつも適度な歯ごたえと脂肪から溶け出す旨味で、肉を食べてるという満足感を味わせてくれます。
「東京らぁめん」のもう一つの特徴が、この「納豆らぁめん」(850円)。
画像は、青葉店でいただいた時のものですが、基本のらぁめんの上を、卵が泡立つまでにかき混ぜられた納豆が覆っています。
このビジュアルでまず驚かされますが、食べてみると更に驚きが。
端麗な醤油味の鶏ガラスープと納豆がベストマッチ。納豆の旨味、卵のクリーミーさが加わって、一段と柔らかで甘みのある味に昇華しています。
ここに黒胡椒をかければ、泡だった卵をまとった麺は、さながらカルボナーラのよう。
納豆特有の粘りはほとんど無く、臭いはほとんど気にならないので、納豆好きはもちろん、納豆ちょっと苦手かもという方にも、チャレンジして欲しい!
夏場は熱いスープはどうもとか、麺をしっかり楽しみたいという方には、ざる系のメニューがオススメ。
普通、チャーシュー、納豆と3種類のつけ麺=「ざる」が用意されています。
この写真も青葉店のものですが、「チャーシューざる」(980円)。
麺は、未確認ですが、らぁめんと共通ではないかと思います。
つけダレの方には、唐辛子のピリッとした辛みが少し加えられています。
もちろん、麺を食べ終わった後で、つけダレをスープ割りにして飲むことも可。
ラーメン屋はスープが命なので、塩分がどうのこうの言ってないで、是非ともスープは飲み干していただきたい。
店主の菊地康入(きくちやすなり)さん。
青葉店を立ち上げられた方ですが、青葉店の方は他の店長に任せて、今はこの西橘店に注力されているとのこと。
ラーメンを作っている時のキリッとした真剣な眼差しが印象的で、ラーメン職人!という雰囲気を醸し出していますが、お話をすると優しい笑顔が素敵です。
こちらのラーメン、ラーメン通の間では、東京・新宿駅西口にある老舗のラーメン店「らあめん満来」の系統を引いているのではという噂が飛び交っておりますが、そこまで確認してなかったので、今度行った聞いてみましょう。
皆さんも是非、ニシタチで飲んだ後に、美味しい醤油ラーメン食べて帰ってください!
【東京らぁめん 西橘店】
住所:宮崎市橘通西3丁目7-6 → マップ
電話:0985-65-3875
営業時間:18:00~翌2:00