このところ、お歳暮の代わりに「完熟きんかん」を日頃お世話になっている方への贈答に使っているDiceです。
毎年松の内が明けると、「完熟きんかん」の初出荷の報をその心待ちにしているのですが、2019年産「完熟きんかん たまたま」の出荷が、今年も1月15日(火)に解禁になりました。
宮崎県産の「完熟きんかん たまたま」は、JA系統のブランドですが、生で食べることを目的として、ハウス栽培で開花から210日以上を経過し、樹上で完熟させた、糖度16度以上、直径2.8cm以上の、食味、外観の優れた果実しか名乗ることを許されていません。
更に、「たまたま」の中で、糖度が18度以上、直径が3.2cm以上のものについては、「たまたま エクセレント」として出荷されます。
そんな「完熟きんかん たまたま」の出荷を祝うために行われる記念パーティー「きんかんヌーボー」が、今年も出荷解禁日の1月15日(火)の夜に、九州電力宮崎支店1階にある「bio café(ビオカフェ)」で行われました。
司会を務めたのは、みやざきブランドアンバサダーでもある竹井倫世さん(写真左)と岡田光さん(写真右)。
それぞれ、ドレスコードのきんかんカラーに加えて、今回のサブテーマであるスイートピーとみやざき地頭鶏をモチーフにした衣装に身を包んでの登場でした。
確かこのお二人、昨年のきんかんヌーボーでは、ベストドレッサー賞に輝いていましたね。
その司会のお二人から、たまたま歩いているところをつかまえたサプライズゲストとして紹介されたのは、河野俊嗣宮崎県知事。
「毎年参加しているのに、なぜか毎年サプライズゲストです(笑)。」
と話された河野知事ですが、
「全国ナンバーワンの生産量で、ナンバーワンのブランド力を誇る『たまたま』を、こういう形で皆さんと楽しむことができることを嬉しく思います。
今日は、同じ時間に福岡でも『きんかんヌーボー』をやっているので、負けないように盛り上がりましょう!」
と挨拶されました。
続いて挨拶に立たれたのは、朝、東京・豊洲市場での初セリに立ち会って帰ってこられたばかりという、JA宮崎中央ハウスきんかん部会の河野部会長と長渡副部会長。
東京の初セリでは1箱15,000円、宮崎の中央市場の初セリでは、「たまたま エクセレント」に1箱(1kg)5万円の値が付いたのだそうで、市場でも「美味しい」と評価が高かったのだとか。
これから3月頃まで、県内各地の産地から全国の市場に出荷されますが、今年は昨年を上回る12,000トンの出荷が見込まれているとのことです。
この後、たまたまが飾られたグラスにシャンパンが注がれた「たまシャン」を手に参加者全員で乾杯し、宴の幕が開きました。
「きんかんヌーボー」6年目で初めての会場となった「bio café」では、ベル・エポック・グループの宮田猛敏社長が率いるスタッフ達が、「たまたま」を中心に素材にこだわり、腕によりをかけて調理した21種類もの料理が供され、参加者の舌を大いに満足させていました。
また今回は、日本バーテンダー協会宮崎支部の協力により、この日のために考案された、きんかんのピュレをつかったスペシャルカクテルも用意されていました。
このカクテルも、「たまたま」の甘みの中に、皮の苦みのアクセントの効いた、とても美味しい仕上がりになっていました。
宮崎県産の完熟きんかん「たまたま」には、ビタミンCとビタミンEが豊富に含まれていることが確認されたため、今年の出荷分から栄養機能食品としての表示が可能になったとのこと。
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに抗酸化作用を持ち、ビタミンEは、その抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の栄養素を助ける働きを持つ栄養素ということで、1日6~7個の「たまたま」を食べると良いのだそうです。
みやざきブランド推進本部では、解禁日の1月15日から2月28日(木)まで、SNS(Facebook、Twitter、Instagram)で完熟きんかん「たまたま」の情報を発信していただいた方に10名に、「たまたま」1kgをプレゼントするキャンペーンを開催中です。
応募方法は、「#たまたま栄養機能食品」のハッシュタグを付けて「たまたま」の話題を投稿するだけですので、皆さんも是非チャレンジしてみてください!