はじめまして。パッション猪野と申します。
先日、GWのおすすめイベント記事で紹介していた「みやざき星空映画館」にいってきました。
星空映画館とは、星空の下、野外スクリーンで映画を楽しめるという、とっても素敵なイベントです。
コンセプトは、「全ての年代の方に宮崎の自然を体感してほしい!」
友達、家族、カップル、お年寄り、全ての人が素敵な時間を過ごすことができるんです。
てげたまらんー!
日沈前、スクリーンの前には大勢のカップルやファミリー。
シートや椅子を置いて、映画が始まるのを今かいまかと待っています。
生駒高原の綺麗なポピーと、雄大な山々。
そして高い空にかかる飛行機雲。
ゆっくりと時間が流れる空間は、まさに贅沢すぎる映画館でございます。
そしてそして、日が沈むと、、、、
空にはキラキラした星があって、空気は澄んでいて。
そんな環境の下でぼんやり映画を見ていると、なんだか疲れた心が「ふわぁ~っ」と軽くなったというか、綺麗に洗われたというか、、、
想像以上に気持ちよかったです。
真ん中でブルゾンちえ○さん風のポーズを決めてくれている女性は、星空映画館の企画者である大塚可奈子さん。
そして、両隣には、一緒に準備をすすめてきた石塚絢三さん(左)と杉愛さん(右)。
お話を伺って、大塚さんの考え方と行動力が、私はとっても素敵だと感じました。
実は、この企画、完全にボランティア運営で、利益は全て次の企画の資金に回すとのこと。
なぜ、わざわざこんなことをするのか?
そこには、大きな理由が2つありました。
大塚さんは、進学と就職で7年間、地元宮崎から離れていました。
帰ってきて思ったのが、「宮崎は海が綺麗で空が広い、、この自然豊かな環境で生活できるのはホントに贅沢だ!」ということ。
大塚さんはこんなことをおっしゃっていました。
「宮崎にずっと住んでる人は、海とか山とか行かないけど、もったいない!
だから外に引っ張り出しちゃおうって思ったんです、ちょっとお節介だけど(笑)。」
宮崎には何もないって言葉をよく耳にしますけど、実は、ないというより気づいてないだけなのかも知れませんよね。
驚いたことに、大塚さんは特に映画に詳しいわけでも、イベント運営の経験が豊富なわけでもありませんでした。
「全ての年代の方に宮崎の魅力に気づいてほしい」という一心で、手さぐり状態のなか星空映画館の実現に奔走。
広告協賛のお願いで会社を回り、クラウドファンディングで資金を集め、ときにはお宅を訪問してビラ配りまで行ったというから、行動力に脱帽です。
壁に当たる度に、勇気を振り絞って行動してきたそうです。
高所での設営作業も、自ら行っていてかっこいい!
ここまで自分の身を削って挑戦するその行動力の根っこには、「豊かな人になりたい」という信念があるそうです。
大塚さんが思う豊かな人とは、”たくさんの失敗を経て、色んな経験や多くの知識を持ち、人の気持ちを理解できる人”。
そんな人を目指すために、失敗を恐れず、挑戦することを大事にしているのだそう。
猪野も今回、大塚さんの話を聞いて「一発挑戦しようかなっ」って刺激を受けています。
みなさんも是非、挑戦していきましょう!!
次回の星空映画館も楽しみです。