昔は軟式野球をやっていたこともあるDiceです。
2月1日、いよいよ、宮崎県に春を告げるプロ野球キャンプのシーズンが始まりました。
JR宮崎駅には、県内で春季キャンプを行う5球団のユニフォームが飾られていました。
ユニフォームの下に、キャンプ地の最寄り駅が書かれているのが、さすがにJR。
今回はこのうち、駅から一番近いキャンプ地を訪ねて、日南線に乗ってきました。
ガタゴトと1時間余り列車に揺られて到着したのは、日南市油津にある天福球場。
ここでキャンプを行っているのが、昨シーズンに25年ぶりのリーグ優勝を果たした、広島東洋カープ。
そう言えば、この25年ぶりの優勝決定の瞬間には油津商店街に居合わせて、ファンの皆さんと歓喜を共有したのでした。
広島カープ25年ぶりの優勝決定の瞬間に、油津商店街で立ち会った!
球場に到着したのは15時頃でしたが、中に入ると選手達はまだ練習中。
キャンプ初日でしたが、さすがに平日とあって、観客の姿はまばら。
しかし、ゆっくり、じっくり見られるとあって、県外から訪れたのであろうカメラを持ったカープ女子の姿もしっかりありました。
これからキャンプ地を訪問される方は、練習日程などキャンプ情報については、公式ページを確認してから行かれるとよろしいかと思います。
今回、わざわざ天福球場までやって来たのは、実はキャンプではなく、天福球場から油津商店街までの通称「カープ一本道」を取材するため。
ご覧のとおり、道路の一部が、カープレッドに塗られています。
こちらが、球場前にある市道の横断歩道。
めでたくも紅白に塗り分けられています。
未確認ですが、こんな横断歩道は全国でもここだけのはず。
これを見るためだけに、ここに来る人がいてもおかしくありません。
【2017.2.2追記】
調べてみたら、紅白の横断歩道は、北海道内を始めとして、各地にあるようです。
しかし、下記の赤い横断歩道は今のところ他に例がありません。
そこから商店街へ向けて、ずっと赤い歩道が続いています。
この風景もちょっと感動物です。
途中にある地区公民館には、「歓迎 広島東洋カープ」の横断幕が掲げられています。
一本道の中程にある民家には、このようにたくさんの鯉のぼりが飾られていました。
油津の人々のカープ愛を象徴するような風景ですね。
そして、小さな交差点にある赤い横断歩道。
正式には、道路交通法に定める横断歩道ではなく、あくまでも歩道を示しているだけなのですが、こういう遊び心がまた嬉しいです。
赤い歩道を通って油津商店街にたどり着いたら、左へ折れて、まずは油津Yottenにある「油津カープ館」へ。
今年で55回目となるカープキャンプの歴史を知ることができる写真や、往年の名選手達から送られたバットやスパイクなども飾られています。
その後は、次々と新しい施設や店舗が誕生して、面白さを増している商店街を散策してくださいね。