諸般の事情で月に一度は東京に通っている、Diceです。
新年早々に、ベジオ・ベジコ(VEGEO VEGECO)の平林聡一朗社長のインタビュー記事をお届けしましたが、
「2017年にベジオ・ベジコが目指すもの-平林聡一朗社長インタビュー」
そのインタビューの中でも出てきたリアルな八百屋が、東京都文京区根津にオープンしたというので、訪ねてきました。
東京メトロ千代田線の根津駅から、不忍通りを千駄木方向(北西)に進み、開店から数時間で完売するという鯛焼きの有名店「根津のたいやき」を過ぎた少し先、1階に複数の店舗が入ったマンションの一角に、店先に白い暖簾のかかった八百屋が見えてきます。
店先には、手書きのブラックボードが。
ベジオ・ベジコ(VEGEO VEGECO)基本であるスムージーのほか、スロージューサーで作られた美容界隈で注目のコールドプレスジュース、宮崎のお茶王子・白尾さん監修、白玄堂の日本茶などもあるようです。
店内は、8坪と広くはありませんが、両サイドの壁にしつらえられた棚には、飫肥杉製の特注木箱が並べられ、その中に、宮崎県内を中心に各地から届いた季節の野菜や果物がきれいに並べられています。
この日は、宮崎特産の日向かぼちゃ(黒皮かぼちゃ)や完熟きんかんなども入荷していました。
それぞれの野菜や果物には、名前や値段とともに、生産地や生産者名、「農薬不使用」などの情報が書かれたタグが付けられています。
カラフルなミニトマトも、1個ずつのばら売りで、自由に選べるようになっていました。
店の一番奥には冷蔵ケースが置かれ、コールドプレスジュース用の野菜や果物とともに、見本も飾られています。
赤いジュースは、宮崎産のビーツがベースになっているのだとか。
店のロゴや店舗の内装、こうした並べ方など、きちんとデザインされていて、普通の八百屋とは違う、少し高級感の溢れるオシャレなお店を演出し、流行に敏感な東京の人々のハートをぐっと掴もうとしているようでした。
この日、店先で出迎えてくれたのは、ベジオ・ベジコ(VEGEO VEGECO)の平林聡一朗社長(右)と杉本恭佑(左)店長の二人。
この二人を中心に、東京で学ぶ宮崎出身の学生のアルバイトなど若者たちが、東京で宮崎の野菜や果物を懸命に売り込んでいます。
ベジオ・ベジコ(VEGEO VEGECO)は、スマホアプリを使って発注を受け、野菜や果物を宅配するVEGERYというサービスも東京の一部で展開中ですので、東京の皆様、こちらも是非よろしくお願いします。
「VEGEO VEGECO 根津」のすぐ近くには、今から1900年余り前に日本武尊が創祀したと伝えられる根津神社があります。
東京十社のひとつに数えられる根津神社に現存する社殿は、1706(宝建6)年に江戸幕府第5代将軍徳川綱吉によって創建されたもので、権現造の傑作として、国の重要文化財に指定されています。
また、森鴎外や夏目漱石といった日本を代表する文豪もこの辺りに居を構えていたこともあって、境内には森鴎外が奉納した石や、彼らが腰掛けて想を練ったという「文豪憩いの石」などの旧跡もあり、今でも参詣の人が絶えない名所となっています。
「VEGEO VEGECO 根津」にお立ち寄った帰り、こちらにもお詣りして、商売繁盛を祈願しておきました。
宮崎の野菜たちに、新たな地平が拓けますように!!
【VEGEO VEGECO 根津】
住所:東京都文京区根津1丁目26-5 朝日根津八重垣マンション1F → マップ
店休日:月曜日
営業時間:11:00~19:00
Facebookページ:https://www.facebook.com/vegeovegeconezu/