「目指せ! 肉食系!!」な転勤族のショウチュクレ。・・・とは言っても、体質的にはあまり飲めない方なので、お酒には飲まれないようほどほどに楽しんでいます。
宮崎県の魅力を広く、強く発信するべく絶賛展開中の「日本のひなた宮崎県」プロモーション。
その一環として、宮崎県産の農畜産物の魅力発信を目的とした県内外の企業とのコラボレーションが継続的に行われており、現在、県内にあるファミリーマートとセブン・イレブンにおいて「日本のひなた」をイメージしたタイアップフェアが開催中です。
そのフェアにおいて発売されるアイテムの中に、何の偶然なのか、それぞれの系列から「宮崎牛」を使用したおにぎりが発売されています。
「宮崎牛」は、宮崎県が誇るブランド牛肉であり、5年に一度開催される「和牛のオリンピック」こと全国和牛能力共進会において、2007年の鳥取県大会、2012年の長崎県大会と2大会連続で団体優勝を果たした美味しい牛肉です。
現在、来年秋に開催される宮城県大会での3連覇を目指し、県内の和牛農家や畜産関係者が一致団結した出品対策が推進されている真っ最中。
これまでも、こうしたタイアップにおいて、宮崎牛を使用した商品が発売されてきましたが、私の記憶が確かならば、フェアの期間が“被る”ということはなかったように思います。
しかも、今回は発売される商品が重複しているのです。
こういった機会はなかなか無いことでしょうし、味付けなどそれぞれの会社間でどのような差違が生じるのかも気になります。
これは両社食べ比べなきゃいけない。
まぁ、単に、コンビニのおにぎりで手軽に宮崎牛を愉しみたい・・・というのが本音です。壮大な前置きが台無しですね。
というわけでして、両社のフェア開催を待って、発売された宮崎牛のおにぎりを購入してきました。
それでは、フェアの開催の早い順に紹介していこうと思います。
まずは、南九州ファミリーマートが発売中の「宮崎牛焼肉おむすび」。
海苔がしっとりと巻かれた直巻きタイプで、価格は税込み145円です。
黒を基調としたラベルに高級感を覚えますね。
タマネギとともに炒められた宮崎牛は、脂の多い部分を使用しているのか食感も柔らかく、味付けに使用された「戸村本店」監修のタレの甘くこくのある味わいもあって、宮崎県民にとっては「間違いない」仕上がりですね。
また、食べている最中、ご飯を食べている感をすごく感じたわけですが、白飯と中の具のバランスも考えられているのかな。
続いて、セブン・イレブン・ジャパンが発売する「宮崎牛の牛焼肉」おにぎり。
パッケージに貼られたみやざき犬の「子育て応援カード」のシールに目が行きますが、これは今回、宮崎県内のセブン・イレブン全店舗が、県の子育て応援事業の協賛店に加盟したことを示すもの。
こちらのおにぎりは、パリッとした海苔が香ばしい手巻きタイプ。
税込み180円という価格設定にはやや尻込みしてしまいましたが、断面を見てびっくりしました
繊維質がしっかりと感じられる厚さにスライスされた牛肉がまんべんなく詰まっており、甘口のフルーティーな焼肉のタレ+炭火焼きのフレーバーというド直球な味付けが肉を食べていることを五感に強く訴えてきます。
両社を食べ比べてみて、おにぎりの形態から値段、肉の食感までくっきりと差別化されていることが印象的だったのですが、それ以上に驚いたのが、甘い味付けを好む南九州の味覚が良く研究されている点。
この頃、「官民連携」による地域の活性化が注目されておりますが、改めて、企業の持つ「強み」というものを意識した次第です。
南九州ファミリーマートの「“日本のひなた宮崎県”フェア」は12月13日(火)から開催中。
同社が展開する宮崎・鹿児島両県のファミリーマート407店舗において、今回紹介したおにぎりの他にも、「焼肉重」や「すき焼き風うどん」、「タマゴサンド」と怒濤の宮崎牛推しなラインナップとなっています。
また、セブンイレブン・ジャパンの「宮崎ひなたフェア」は12月16日(金)から開催中。
対象は宮崎県内の182店舗(11月末現在)限定と少々物足りなくも思えますが、肉食系男子垂涎の「チキン南蛮ナポリタン」や、デーリィ牛乳を使用した「牛乳パン」など、宮崎県が誇る食材を使用した多彩な商品が販売されるなど、魅力的な内容となっています。
これらのフェアは期間限定、エリア限定での開催。
いろいろ事情はあるのでしょうが、この様なフェアが県内や一部エリアに止まっているのがもどかしくもあります。
「日本のひなた」のロゴマークの様に、宮崎県の魅力がエリアの外側にもじんわり・・・円心状に広がっていくと嬉しいのですが。
ごいちゃん、寄稿ありがとうございました!
どちらのおむすび(おにぎり)も美味しそうですね。
これは、完売する前に食べてみなければ!!