苦節30年の歴史を経て、2013(平成25)年に商品化された「宮崎キャビア1983」。
昨年度は、「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」に選定されるなど、高い評価を受けてきましたが、ついに、その「宮崎キャビア1983」が、世界デビューを果たしました!
その舞台というのが、5月27日(金)から28日(土)にかけて三重県・伊勢志摩で開催された、G7伊勢志摩サミット。
アメリカのオバマ大統領が、現職大統領として初めて広島を訪問したことでも話題になりましたが、次のような各国要人が参加して、世界が直面する課題について率直に議論を交わす場でした。
日本:安倍晋三首相
カナダ:ジャスティン・トルドー首相
フランス共和国:フランソワ・オランド大統領
ドイツ連邦共和国:アンゲラ・メルケル首相
イタリア共和国:マッテオ・レンツィ首相
英国:デービッド・キャメロン首相
アメリカ合衆国:バラック・オバマ大統領
欧州連合:ドナルド・トゥスク欧州理事会議長
ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長
画像出典:外務省Webサイト
世界デビュー初作品は、5月26日(木)13時50分から行われた「ワーキング・ランチ」の中でした。
記念すべき最初の料理は、「造り」の中で、「鯛キャビア添え」として、志摩市獲れの鯛の刺し身の上にどかっとキャビアが載って供されています。
画像出典:外務省Webサイト
続いては、同日19時13分からの「カクテル」ブレイクで、「宮崎県産キャビアのカナッペ(伊勢芋のブリニ)」として供されました。
「ブリニ」というのは、ロシア風のパンケーキのことで、ブリニに載せてキャビアを食べるのは、ヨーロッパのひとつのスタイル。
今回のブリニは、ヤマノイモの一種「伊勢芋」を生地に混ぜ込んで焼かれていたようです。
画像出典:外務省Webサイト
そして最後は、同日19時50分から開催された、「安部総理大臣夫人主催夕食会」での、オードブル中の「車海老キャビア」でした。
この夕食会には、安倍昭恵夫人のほか、
ヨアヒム・ザウアー・ドイツ首相夫君
ソフィー・グレゴワール=トルドー・カナダ首相夫人
マウゴジャータ・トゥスク欧州理事会議長夫人
が出席されていたそうです。
写真を見ると、絶妙な加減でプリプリに火を通された(であろう)車海老に、これまた贅沢にキャビアが載せられています。
今回、「宮崎キャビア1983」が使われた料理は、和食が中心ですが、塩分濃度が低めで、魚卵そのものの旨味をストレートに味わうことができる宮崎キャビアの特性がよく生かされた選択で、欧米のお客様にもその味わいを十分に楽しんでいただけたことと思います。
今回のサミットで使われたのは、「宮崎キャビア1983 プレミアム」(20g/瓶)とのこと。
この「宮崎キャビア1983プレミアム」については、
同社のオンラインショップから購入することができます。
世界のリーダー達と同じものを味わいたい方は、是非とも購入して、みんなに自慢してください!
写真提供:ジャパンキャビア株式会社
今回の伊勢志摩サミットが世界デビューの最初かと思ったら、実は、この3月から5月末まで、全日空(ANA)の国際線ファーストクラスの機内食でも使われていました。
メニューは、「鱸のマリネと帆立貝 雲丹のフリヴォリテ風 宮崎キャビア1983を添えて」。
こちらは、「宮崎キャビア1983」(12g)が一皿に一瓶ずつ供されるという超贅沢メニュー。
さすがにファーストクラス限定だけのことはありますね。
長年、キャビア販売の事業化に取り組んできた宮崎キャビア事業協同組合は、海外輸出に必要なラベリング制度で国内第一号の認定を受けています。
更に、本格的な事業展開を図るため、5月20日(金)に株式会社化してジャパンキャビア株式会社として新たな一歩を踏み出しました。
そして、海外への輸出も視野に入れた新工場の建設に着手。
この冬には、新工場からの出荷も始まるということで、今後の展開がますます楽しみになっています。
宮崎から世界へ!
今後もその動きに目が離せません。