農業大国、宮崎県。
安全で安心な野菜をたくさん作る宮崎には、「宮崎方式」と呼ばれる独自の残留農薬分析技術がありました。
その技術を活かして、もっとを幅広く、県内外の農業や食品産業に活用しようと、「食の安全分析センター」が2015年11月に設立されました。
大阪大学、神戸大学、宮崎県と共同で開発した超臨界流体抽出/超臨界流体クロマトグラフシステム「Nexera UC」の1号機を設置しています。
分析操作の全自動化と超高感度分析を両立いて、検査受付から結果報告までのスピード力が、これまでの残留農薬の検査と全く違います。
従来法では、約2時間かかり、約300-400種類か調べられなかったものが、時間は半分以下の50分!
しかも、農薬の約500種類を分析することができるようになったのです。
受託料は、宮崎県内からの依頼の場合は3万円(税別)、それ以外の場合は10万円(税別)です。
「安全なお野菜を食べたい」という消費者のニーズは高まるばかり。
しっかり検査をして流通に乗せることが当たり前になるといいな〜
世界トップレベルの機械が宮崎にあるのも誇らしいですね。