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「水平線の花火と音楽」を前にもう一度思い返したいある1つの事

こんにちは、シュガーです

来る10月18日に開催される

水平線の花火と音楽6

楽しみにされている方も多いのではないでしょうか

それで開催が近づいて、

なんかもう一回自分なりに確認しておきたかったので考えてるコトを書いてみました

水平線の花火と音楽に行く前にもう一度考えておきたいこと

参照元:水平線の花火と音楽6

そもそもなんで始まったんだっけ?

そもそもこのイベントなんで始まったのかというと

話は今から遡って5年前、2010年3月(当時東京で消耗していました)

その時に宮崎で発生した「口蹄疫

口蹄疫の感染源「口蹄疫ウイルス」は非常に感染力が強く、生物兵器としても研究がされているウイルスです。

その口蹄疫ウイルスが宮崎の牛、豚、に感染し県内でパンデミックを引き起こしたんですよね。

発症、疑似患畜の家畜は殺処分、そして埋め立て

当時の話を聞くと「現場は地獄絵図」だったと聞きます

3月の確認から、8月の終息宣言まで南国宮崎はどんどん暑くなり

その炎天下の中一般道での消毒作業

発症はせずとも擬似患畜となった牛豚の、殺処分作業

なにもしていないのに家畜を殺し、埋めて。そんな状況を見ていた、農家、宮崎県民、その時の心の痛みは計り知れないものがあったと思います。

宮崎県内の被害額は全26市町村のうち5市6町で発生し発生農場数292農場、牛の殺処分頭数6万8,266頭(県全体の22%)、豚の殺処分頭数22万34頭(県全体の24%)、ヤギや猪などその他343頭、埋却地251箇所(面積は約142万m²)

参照元:Wikipediaより

とてつもない数です。

被害が収まった事だけが唯一の救いではないでしょうか。

でも畜産農家として全てを失った農家、甚大な被害が出た関係機関各所。

甚大な被害を前に、立ちすくんだ宮崎の人達が終息後には残りました。

そこでそんな宮崎を元気にしたいと立ち上がった一人のおじさんがいます

それが水平線の花火と音楽の発起人の「泉谷しげる」さん

参照元:泉谷しげるオフィシャルブログ「春夏秋冬」2010年10月3日のブログ記事より

泉谷さんは発生直後、ブログの読者から被害を聞いた。「全く知らない病気だったが、『まずい、宮崎牛が食えなくなる』と」。すぐにブログ上で「復興ライブをやる」と約束。同年11月、知り合いのアーティストらにも無償でステージに立ってもらい、グッズの売り上げなどを農家の支援金に充てた。

参照元:毎日新聞

2010年、宮崎県は口蹄疫により30万もの命を失い、人が集まる夏の祭りやイベントも中止となりました。

元気を失っていた宮崎県。“イチから種牛が育つまで7~8年かかるなら、応援もハンパじゃイカンだろ!”と泉谷さんが発起人となり、

口蹄疫終息後の2010年秋から「水平線の花火と音楽」のイベントがはじまった

そんな思いで開催されて6回目になる来週の水平線の花火と音楽6

このイベントはもう一度あの時を思い出すタイミングでもあるんですね

泉谷しげるさんの宮崎への思い

その泉谷しげるさんは、このイベントの事もこう語っています

宮崎に通い、毎年イベントを続けてきた泉谷さんに見えてきたのが後継者の問題。「現場にも何度か足を運んだが、きつい仕事。『若者がやりたがらない』という嘆きの声を聞く」と言う。

 それでも若者には期待している。昨年のイベントでは約200人のボランティアが参加し「ガッツのあるやつが増えてきた。楽しいことをしたくてうずうずしているやつがいっぱいいる」。その力を畜産に生かせないか。「本当は畜産だって面白くておいしい話がいっぱいあるはずだよ」とイベントを通して語りかける。

 「祭りを続ける力と、畜産を受け継いでいく力って同じだと思うんだよな。自分たちだけでイベントができるまで成長したか、今年は若いやつらを見極めたい」と続ける。「もし成長していたら、『祭りなんてやってなくて、畜産やれ』って叱り飛ばしてやる」

参照元:毎日新聞

宮崎に何度も足を運び、それで見えてきたこと

畜産農家の後継者不足

祭りなんてやってなくて、畜産やれ

祭りの継続と、宮崎のワケモンの成長を見たい思いがあるそうです

根底にある思いが揺らいでいない泉谷しげるさん

思いがブレること無く、毎年継続をして開催する

この姿は畜産農家の方だけでなく、私含めて様々な人が感じるものがありますね。

ただのライブじゃ無い

口蹄疫からの復活が目的のライブです

どこかのニュース番組では、「アーティストが宮崎に集まってライブしました」とかぐらいにしか報道もされていないみたいです

まぁそんな人たちはほっておいて良いんですけど、

このライブただの夏フェスとかでは無いと思うんです

口蹄疫からの復活、東日本大震災の被災地へのエールの為のライブが始まり

そこは忘れてはいけないなと感じました

イベント前のPR動画が素敵なので、行く前に見ときましょ!

思いを確認した所で、

水平線の花火と音楽6のPR動画がすごく素敵でした!

やっぱりみんなで盛り上がるっていいですね

こちらを見て来週のライブへの熱量を上げましょう!

「水平線の花火と音楽」は口蹄疫の復興支援を目的に、口蹄疫終息後の2010年の秋から、泉谷しげるさんが発起人となってはじまったイベントです。そこから復興、復活をとげ、宮崎の新しい村祭りとなりました。ぜひ動画で、このイベントの始まりとこ…

Posted by 水平線の花火と音楽 on 2015年10月10日

残り後1回

この水平線の花火と音楽も泉谷しげるさんが「県民ボランティア代表」として行うもの後1回

ラストを迎えるとき、そして、その次どうなるのか。

その時は僕もローカルメディアとして、なにか手助けが、できればと思います。

元気な宮崎をまた創りましょう

そうそう、
当日はどこかに私もいる予定なので一緒に盛り上がれたらいいですね!

すごく楽しみです!

それでは会場で!

ではでは

◇水平線の花火と音楽6
開催日 2015年10月18日

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シュガー

高千穂町出身。仕事終わりや週末に記事を書いています。(仕事は、めっさ真面目という噂) 週末に宮崎県内に出没して、取材とかしています。 特技は謝罪 フットワークは、軽め