飫肥城下町のグルメといえば、「厚焼きたまご」。厚焼きたまごといっても熱々ふわふわの卵焼きではなく冷たくして頂く、つるんとした食感のスイーツです。
この独特の厚焼きたまごは、昔から飫肥城下町では祝い事には欠かせない食べ物として知られています。
いろいろな店で厚焼きたまごを提供している「飫肥城下町」で、伝統の味を食べ比べしませんか?
飫肥城下町「食べ歩き・町歩きマップ」通称「あゆみちゃんMAP」。
平成26年4月から発売されている「あゆみちゃんMAP」は、飫肥城観光駐車場と飫肥城由緒施設の各窓口で購入できます。
「あゆみちゃんMAP」の種類は、600円と1100円の2種類あり、厚焼き玉子を販売する店の紹介や飫肥城有料施設などの場所が記されているのですが、この地図の表面には、飫肥城有料施設へ入館できる引換券と裏面では、各店舗で商品と交換できる引換券が5つついています。
600円のあゆみちゃんMAPは、「旧山本猪平家」「商家資料館」「旧高橋源次郎家」の3ヵ所に入館できます。
1100円は、全有料施設(7 ヵ所)に入館できます。
商品引換券で、
・厚焼きこだまの「卵の厚焼き」
・飫肥厚焼たまごあらたけの「厚焼き玉子」
・間瀬田厚焼本家の「飫肥厚焼たまご」
・厚焼処おびの茶屋「厚焼き玉子」
・旅館 百合の「厚焼き玉子」
などと引き換えできるので、いろいろな味のお店を食べ歩くのにぴったり。
また、商品引換券は、厚焼きたまごだけでなく、手作りの商品やコーヒーや焼酎などの飲み物などと引き換えできます。
参加店舗は42店舗。店によって引き換えできる商品は異なります。
食感はぷりん。
でも味はしっかり卵焼き。
江戸時代から伝わる伝統の味は、お茶にもよく合います。
新鮮な卵を溶きほぐし、炭火でじっくりと焼き上げると、独特なぷるんぷるんの食感の厚焼きたまごが完成します。
夕方には完売する店も多い厚焼きたまご。食べ歩くなら午前中がベストです。