新たに3地域が認定された日本のジオパーク。ただの公園ではない「ジオパーク」についてまとめてみました。
2015年9月、日本ジオパークとして新たに認定されのは、山口県の「Mine秋吉台」鹿児島県の「三島村・鬼界カルデラ」宮城県の「栗駒山麓」の3地域。
今回の認定をあわせ、国内のジオパークは計39となりました。
参照元:読売新聞2015年9月4日
認定後も、4年に1度の再審査によって適性や活動が定期的にチェックされるジオパーク。認定にはこんな条件があります。
美しい自然景観の保全にとどまらず、その地に根付く歴史や文化、教育までもが認定に関わるジオパーク。
ジオパークを訪れることで、様々な角度からその地を知ることができそうです。
日本ジオパークとして認定される39地域の中には「世界ジオパーク」としてワールドワイドに認定されているものも。
2008年に国内最初のジオパークとして認定された「洞爺湖有珠山」「糸魚川」「島原半島」を始め、現在までに7つのジオパークが「世界ジオパーク」として認定を受けています。
ジオパーク一覧はこちら。日本ジオパークネットワーク
宮崎県の4都市、鹿児島県の3都市にまたがる「霧島ジオパーク」は20あまりの火山がそびえる霧島山がおりなす火山地形や植物が魅力のジオパーク。
神話の舞台・高千穂峰を始め、神話と歴史、火山噴火を知ることができる山麓のコースや、えびの高原の3つの火口湖をめぐるハイキングコースなどがモデルコースとして紹介されています。
霧島ジオパーク