自然豊かな環境ですごしたい。生まれ育ったふるさとへ帰りたい。今、このような理由から地方への移住を検討する人が増えています。宮崎に移住したいけれど、年収が下がるかもしれない、生活はできるだろうか。など不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
宮崎県では、移住を応援するためさまざまな取り組みが行われています。今回は、知っていると得する自治体の支援制度を紹介します。
宮崎県日南市では、中心市街地対象区域内に、居住するために空き家を購入すると最大で180万円の補助金を先着3件まで交付しています。180万円あれば、家を購入する際の初期費用やリフォームに使えます。
また、日南市に転入を予定している子育て世帯が市内の賃貸住宅に入居する場合、先着12件まで月額2万5千円を超える家賃の一部について月額3万円までの補助金を交付しています。
宮崎県の南部にあり、数々の景勝地が美しい日南海岸をはじめ、歴史的町並みが残る「油津」や「飫肥」など、自然豊かで海の幸、山の幸に恵まれた日南市。市は、「住んでみたい。住んでよかった」と実感できる町づくりに取り組んでいます、
市内の民間賃貸住宅に移住する新婚世帯に対し、家賃の一部(2分の1:上限で1万円)を3年間補助しています。
また、住宅取得の場合、取得の際の経費の10%を住宅取得支援金として交付。また、条件を満たせば、この住宅取得支援金に、移住加算金30万円、子育て加算金20万円が加算されます。
ゆたかな自然の宝庫としてしられるえびの市は、宮崎県内屈指の観光エリアです。また、県内有数の米どころでもあり、明治初期につくられた石積みの棚田が今も残っています。
平成25年4月1日以降に、婚姻の届出を行い、かつ町内の賃貸住宅と賃貸借契約を結んだ、夫婦いずれも40歳以下の世帯を対象に3年間、家賃の補助を行います。助成額は、【家賃-4万円】(千円未満切り捨て)で、上限5千円まで。受け付けは、平成28年3月31日までです。
森林と農用地が面積の40%を占める川南町は、全国有数の食糧生産基地です。毎月、第4日曜日に行われるトロントロン軽トラ朝市は、町内外から訪れた多くの人でにぎわいます。
定住予定の人が、西米良村で新築を購入する場合、100万円のお祝い金を交付しています。
カリコボーズの里として知られる西米良村。1998年、全国に先駆けて「西米良型ワーキングホリデー制度」をはじめました。滞在費がほとんどかからず余暇を満喫できることから、何度もこの制度を利用して西米良村を訪れる人が増えています。
宮崎で生活するために欠かせない住まい。宮崎の各自治体では、移住者にむけてさまざまな補助を行っています。都心部にいたころとくらべると、収入は減ります。しかし、都心部と比較すると、家賃補助など住まいに関する補助制度はくらべものにならないほど充実しています。移住する地域が決まったら、補助制度の確認を忘れずに!