宮崎空港は、全国的に見てもビル内のレストランで供される食べ物のレベルが高い空港だと思う。
現在空港ビルの中で軽食も含めて食べることのできる店は次の8ヶ所。
3階 | おもてなし 夢かぐら 鮨処 わたつみ ビューラウンジ マリィリア レストラン コスモス そば処 萩之茶屋 空港店 |
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2階 | カフェ カンナ |
1階 | ドリンクスタンドパーム 宮崎ラーメン 響 |
これらに加えて、搭乗待合室内の売店でも軽食を食べることができる。
「マリフィア」だけは利用したことがないので語れないが、いずれも結構美味しい料理を出すし、値段も全国の空港を比較したら、そこそこリーズナブルと言えるのではないだろうか。
そんな中で、何を置いてもこの空港を代表する食べ物だと思うのが、農産物流通・ITコンサルタント、食生活ジャーナリストとして活躍する「やまけん」こと山本謙治氏が大絶賛した「ガンジスカレー」だ!。
「やまけん」の絶賛ぶりは、下の3本のブログエントリーを読んでいただければおわかりいただけるだろう。
どうです、大絶賛でしょ!?。
このガンジスカレーが食べられるのは、空港内に3ヶ所もあるんですよ。
まずは、2階にある「カフェ カンナ」。
ご覧のとおり入り口には、「やまけん大絶賛」の文字が躍ってます。
早速頼んでみましょう。普通盛で680円。
見える具は粗めの挽肉のみ。玉ネギとマッシュルームも入っているみたいです。
キーマーカレーとは違い、しっかりと粘度があり、辛さは全然辛くないレベル。お子様でも安心して食べられるカレーですね。
それでいて、しかかりした旨味とコクを感じます。
よく、こうしたレストランで食べる、もっさりしたレトルトを温めただけのカレーとは大違い。
辛さを競うカレーとも違い、時間があまり無い中で、汗をかかずに食べられるという点も、空港で食べるカレーとしてはよく計算されていると思います。
続いて、3階にある「レストラン コスモス」。
ここは、肉料理から海鮮、麺類、軽食、飲料と洋食メニューがたくさん。
でも、「ガンジスカレー」というメニューは表向きありません。
しかーし、ショーケースをよく見ると、スタッフのおすすめ第3位の「黒豚カツカレー」の紹介に「山本謙治さん」の文字が。
そう、カツカレーにかかっているのが、「ガンジスカレー」なんです。
さあどうです!。黒豚カツカレー1,300円。
肉厚な黒豚トンカツは、しっかりした存在感があり、噛めば甘い脂でジューシー。
ここにコクのある挽肉のガンジスカレーが絡んで、黄金コンビですね。美味いです!。
カレーに辛さがないので、お好みでトンカツには卓上のソースをかけて召し上がってもいいかもしれません。
カツを揚げるのに少し時間がかかるみたいなので、急いでいる方にはお薦めできませんが、お時間に余裕のある方は、是非召し上がっていただきたい。
そうそう、「ガンジスカレー」はこの「コスモス」の厨房で仕込まれているので、メニューに無くてもオーダーすれば出して貰えるらしいです。
時間が無くて、コスモスもカンナも利用できず、搭乗待合室に飛び込んだものの、ちょっと小腹が空いてるなというあなた、そんな時は、リニューアルされた搭乗待合室の東側にあるイートインスペースの「ガンジス」へ。
ここでも、ちゃんと「ガンジスカレー」が食べられるんですよ。しかも、お腹の空き具合に応じてご飯の量が大(750円)、中(650円)、小(550円)と選べるところがgood!。
しかし、夕方になるとご飯が足りなくなることがよくあり、最終便前だと売り切れになっていることもあるので要注意。
この日も、ご飯が小しか残っていなくて、泣きそうになりました。でも、食べられて良かった。
食べ損ねた方や、お土産に買って帰りたいという方のために、ちゃんとレトルトも売ってます。
1パック520円で、基本の「ガンジスカレー」の他に、「黒豚カレー」と「和牛カレー」という3種類ありますね。
レトルトにしちゃうと、どうしても殺菌のために高熱かけるため、オリジナルと少し味や食感が変わってしまうので、そこはご容赦ください。
できれば、空港でオリジナルを是非!。
私の知人の中には、宮崎空港で「ガンジスカレー」を食べることが「儀式のようになっている」という人もいるくらい、多くの人に愛されてます。
日本の国民食カレー、宮崎空港で食べるなら、「ガンジスカレー」が絶対お薦め!。