こんにちは! 夏真っ盛りですね~。 この季節になると、夏らしい風景や冒険を求めてどこかへ行きたくなりませんか? そこで見ていただきたいのが、この画像。 四方を山に囲まれ、青く輝く不思議な湖。 火山の爆発でできた穴に水が溜まって形づくられた火山湖「六観音御池」です。 酸性湖のため魚は生息しておらず、透明度が高い上、火山岩の微粒子が混入して太陽光を反射するため、美しい青色に輝いて見えます。 ダイナミックな地球の息吹を感じられる、火山地帯の神秘的な造形美。 今回は、この美しい火山湖を見に行くトレッキングコースをご紹介したいと思います。 出発地点はえびのエコミュージアムセンター 所在地は、宮崎県えびの市。 「えびのエコミュージアムセンター」の裏側からスタート。 真夏の暑い時期は、山頂の直射日光がきついので、早朝の登山をおすすめします。 周囲に茂る木々が木陰を作り出しているので、夏でも比較的涼しく歩けます。 この辺りにはアカマツが生い茂り、赤い木肌と緑の葉のコントラストがきれい。 運が良ければシカに出会えるかも。 分岐点を二湖パノラマ展望台へ 20~30分ほどで分岐点へ。 これを、白鳥山/二湖パノラマ展望台方面へ進みます。 ここからは急な斜面で息が上がりますが、5分程度でたどり着くので、しばしのご辛抱を。 登るにつれ視界が開けてきて…。 空が近い。夏の光が気持ちいい。 展望台からの風景を満喫! パノラマ展望台からは、韓国岳も望めます。 そして冒頭の画像・六観音御池。 夏の時期は、輝く緑に囲まれた湖。 秋の時期に訪れると、赤や黄色に紅葉した木々に囲まれた風景を見ることができます。 もう一つの火山湖・白紫池も望めます。 白紫池は、水深が1-2mと浅く冬の時期になると全面が氷結するため、昔はスケートリンクとして使われていました。 山頂で食べるお弁当は最高です。 火山湖を眺めて、来た道を戻れば所要時間1時間弱。 この位なら、普段登山しない人でも歩きやすいのでは!? カメラを持って出かけてみてはいかがでしょう。 他にもいろいろトレッキングルート 参照元:「えびの高原池めぐり」(えびの市Webサイト) これだけじゃ物足りなという方は、このまま白鳥山へ進んで六観音御池→不動池と進むルート「えびの高原 池めぐりコース」もあります。 所要時間2時間~2時間30分。こちらも、初心者でも歩きやすいルートです。 程よく汗をかいて身体を動かしたら、最後は白鳥温泉に入って帰るのも良さそうですね。 流れ込む川もない場所にある湖。火山の地下水面が水源というのが何とも不思議です。 地球の神秘に触れたようで、その造形美に圧倒されるばかりです。 春夏秋冬、どの季節に訪れても、それぞれ違った風景を見せてくれます。 ぜひ行ってみて下さい。 お出かけの際は、霧島山活動情報のチェックを心がけて、山を楽しんでくださいね。 それでは。 【えびの市WEBサイト】 寄稿者:横田千恵美 鹿児島在住フリーライター。温泉とヤギが好きです。 SPOTというメディアで宮崎観光特集を書きました。 チキン南蛮は、モモ派です。