兵庫県明石市の出身で、宮崎にIターンし、株式会社キャスターの取締役として宮崎でリモートワークをしている森岡由布子さんが、自身の移住体験から感じた宮崎移住のリアルをnoteに連載されていらっしゃるので、許可をいただいてテゲツーに転載させていただくことにしました。 第5回目となる今回は、「方言事情」。 第1回:「お金事情」 第2回:「TV番組事情」。 第3回:「交通事情」 第4回:「外食事情」 ※ 転載元はこちら。Dice ご存知のとおり、日本全国どこでも言葉は日本語。 結論から書きますが、一番の違いは、イントネーションです。 もちろん、単語そのものが違う場合もあるのですが、多少違っても意味は通じることが多いです。 1. イントネーションが違うと全然聞き取れない 方言で一番困ったのは、聞き取れないこと。 「訛ってて何を言ってるか分からない」というのは、同じ物で単語が違うのではなく、イントネーションが原因のことが多いです。宮崎に移住して8年経ちましたが、未だに聞き返すことがあります。。相手の滑舌にも左右されている気がしますが。。 夫婦の会話成り立ってるのかな?(謎) 2. 宮崎で一番聞き取れなかった単語はまさかの・・・ 実は3回聞き返しても分からなくて、「これありますか?」と最終的に物体を出されたことがあります。 その正体は、「おくすり手帳」。 もちろん、「おくすり手帳」というのが世の中に存在しているのは知っています。 場所は薬局。 処方箋を出した時に、 「おくすり手帳お持ちですか?」 と聞かれました。普通のシチュエーションです。 「え?何を?」 「おくすり手帳です。」 「え?」 「おくすり手帳お持ちでなかったですかね?」 「え?」 (奥からおくすり手帳持ってきて) 「これお持ちですか?」 !!!!!!! 「おくすり手帳か!」(はじめからそう言ってたぽい。) 文章で伝わらなくてすみません。。。 私の中でのおくすり手帳のイントネーションはこちらです。 「→(お)→(く)→(す)→(り)→(て)↗(ちょう)」 言われたイントネーションはこんな感じ。 「→(お)↗(く)↘(す)↗(り)→(て)↗↗(ちょう)」 良ければお会いした際に再現しますw。 3. 関西弁が通じない(泣) イントネーション、イントネーション言っていますが、これは、関西人が関西弁は日本共通語だと思っている証拠です。 (決して標準語だとは思ってないが、どこでも通じるとは思ってる。) めばちことかならまだ通じない理由が分かるのですが、「けいよん(軽四)」がまさかの関西弁だったとは…。 他にも、「たふけん(他府県)」も聞き返されますね。 以下通じなかった群(一部) ・とくゆうちん ・いきしな、かえりしな ・カッター(シャツ) ・つきだし でも私は気にせず言いますよ、 「この遠慮のかたまり誰かさらってくれ」と! ※今回、リモートワーク全然絡められなかった・・・。 寄稿者:森岡由布子 明石市出身で、京都の芸大を卒業し、大阪の会社に就職。 2011年に宮崎県という人口114万人に対して、家畜108万匹(鶏のひなを含む)の県に転勤になりました。 その後、定住し、リモートワーカーに。