お久しぶりです。
青空とお日さまが恋しい、駒子です。
突然ですが、生絞りのオイルってご存じですか?ちょっと気になる情報を小耳に挟んだので、お伝えさせてください!。
皆さんは、小林市野尻町にある「あんぱさんど」というお店をご存知でしょうか?
コーヒー豆の卸売りや通販、県内外のイベントでコーヒーの販売を行ってきた、店主の金﨑洋幸(かなざきひろゆき)さんが、2020年6月にコロナの中でも勇気を持って店舗をオープンされました。
今では、西諸県郡エリアだけにとどまらず、広く知られるようになってきています。
「あんぱさんど」では、ハンドドリップしたコーヒーや半熱風式で自家焙煎したコーヒー豆だけでなく、直火焼きで焙煎したナッツやカカオなども販売されています。
焙煎方法を工夫することにより、提供されるコーヒーや焙煎されたナッツは、一味違った風味と香りを楽しむことができます。
私も以前購入しましたが、口の中でナッツが砕ける瞬間の香りも含めて美味しかったです。
「あんぱさんど」は珈琲店として知られていますが、実は「金﨑製油」の店舗でもあり、国産原料を使用し、「生搾り」という製法のオイルも販売しています。
生搾りは、原料を加熱せずにコールドプレス機で常温のまま圧搾する製法で、栄養成分や香りを損なわずに取り出すことができるそうです。
金﨑製油では、厳選された国産原料を生搾り製法で加工し、最高品質のオイルを提供しており、栄養価の高さや豊かな風味をお楽しみいただけるとのことでした。
製油事業を始めることになったきっかけは、2020年11月頃に店主・金﨑さんのお父様が、「遊休地にひまわりを植えたい」との一言からだとか。
お父様は、「コロナ禍でも人々が訪れて楽しんでくれる場所を作りたい」という思いを持っておられたそう。その後、金﨑さんがインターネットで商品作りのアイデアを探している中で、種から製油ができることを知ったそうです。
このアイデアを追求するため、宮崎県内では他に無い、珍しい生搾り製油所を建設することを決意した金﨑さん。
近所の方や知人に協力をお願いし、2021年7月に実家敷地内に製油所が完成し、事業化することができました。
お父様のひまわりへの思いが、ひまわりの花だけで終わらない商品作りへと繋がり、地元の資源を活かした製油所の設立へとつながったのです。
「金﨑製油」では、ひまわりだけでなく、宮崎県産の大豆など他の原料を使った製油も行っており、特にえごまが注目を集めています。
様々な原料から高品質なオイルを生搾り製法で製造し、品目を増やすことで、お客様に幅広い選択肢を提供しているそうで、地元の資源を活かしながら、多様な製油ニーズに応えることを目指されています。
金崎さんは、1984年小林市野尻町生まれの39歳。
2011年に公務員を退職後、2013年よりイベント出店に特化した事業で開業、2021年には上述のように金﨑製油を開業と、次々に新たなチャレンジを続けていらっしゃいます。
挑戦を続ける金崎さんの今年のチャレンジは、金ごまの栽培と、その金ごまの圧搾なのだそうです。
宮崎県でごまの栽培と言えば、宮崎県北諸県郡三股町の農業生産法人株式会社「しも農園」 が有名ですが、 2022年11月に出展した展示会で農園代表の下石正秋さんと話す機 会があり、 「余った金ごまがあるので油を搾ってみないか」と言われたのが、 金ごま搾油のきっかけだったとか。
そして今年、しも農園の協力を得て金ごまの栽培に取り組まれています。
種まきが天候が不順で遅れ、7月半ばに行われたそうですが、順調に成長しているとのこと。
収穫は10月に予定されており、その後11月には金ごまを圧搾する予定とのことです。
計画通り進めば、12月には宮崎県小林市で生産された金ごまの製油品を手に入れることができるでしょう。
この金ごま栽培と金ごま油の製造プロジェクトを順調に進めるため、金﨑さんはMakuakeでクラウドファンディングにも挑戦中。
日本国内で生産される金ごまのは、国内流通量の僅か0.1%しかないという超貴重品。
今回の油も、さらに貴重であることは言うまでもありません。
そんな貴重な金ごまの生搾り油を、1日も早く味わってみたいという方は、是非、プロジェクトの支援をお願いします。