「第8回お雛様とさげ飾り展」&「美郷のおひな様マルシェ」を楽しもう! / 美郷町

手仕事をするのも、見るのも好きな、アンナです。

美郷町西郷で、4月1日~10日(10時~16時、最終日はお昼まで)に開催の「第8回 お雛様とさげ飾り展」と、4月2日(10時~15時)に開催予定の「おひな様マルシェ」をご紹介します。

会場までの道のり


会場である田代神社(年の神神社)内の「 伝統芸能伝習館」は、日向市から国道327号線(奥日向路)を西に向け、約1時間車を走らせた所にあります。


会場付近には、案内の旗が立っています。

旗を目印に進んでいくと、手前に田代神社(年の神神社)、奥に伝統芸能伝習館が見えてきます。
(伝統芸能伝習館の隣には、屋内運動施設の「すぱーく西郷」があります。)

素晴らしい手仕事の数々


さぁ、伝統芸能伝習館に入ってみましょう。
まず目に入るのは、見事な藤の花のさげ飾り。

そして、ずらりと並ぶお雛様。
お雛様の上に掛かるタペストリーには、桜のモチーフがたくさん散りばめられており、その反対側の壁には、椿の花のタペストリー。部屋中が、お雛様と布小物でいっぱいです。

圧巻の光景

しばし堪能し、奥の部屋へと足を進めますと、圧巻の光景が広がっていました!

天井やスタンドから所狭しと吊り下げられたカラフルなさげ飾りと、真っ赤な毛氈の上に並べられたたくさんお雛飾りの饗宴。
思わず息をのむ美しさでした。

「西郷さげものクラブ」

これらの飾りを作られたのは、「西郷さげものクラブ」の皆さん。
開催前日のこの日、皆さんは寸暇を惜しんで作業に励んでおられました。

代表の阪本恵美子(さかもとえみこ)さん(写真前列左から3人目)によると、
「柳川のさげもんに感動し、実際に見に行って、作り方を習いました。
その後、仲間を集って制作を始め、皆様に見て頂くようになり、今年で10年目を迎えます。
途中、新型コロナ感染症の影響で2回ほど開催が出来なかった為、今回が8回目です。
さげものクラブのメンバーで月に2回集まり、情報交換などしながら、全て手縫いで作りあげました。
見に来て頂き、楽しんで貰えたら、大変嬉しく思います。」
とのことでした。

4月2日には、「おひな様マルシェ」も開催!


今回初めての試みとして、美郷町内で起業を目指す方や、起業したばかりの方に物販や事業紹介を行ってもらう、チャレンジマルシェが開催されます。

会場は、さげ飾り展が開催されている「伝統芸能伝習館」周辺(雨天時は、すぱーく西郷)とのこと。

どのような内容なのか、とても気になりますね。

担当の高城さんにお話を伺いました


そこで、担当である、美郷町地域おこし協力隊の高城陽子(たかじょうようこ)さんを美郷町役場西郷本所に訪ね、お話を伺ってきました。

高城さんは、「美郷ベンチャー企業支援隊」としてのミッションを担っており、美郷町で起業を考えている方たちから相談を受け、一緒に考え、一歩を踏み出すお手伝いをしているのだそうです。

「今回のマルシェでは、これから実店舗を持たれる予定の方、昨年起業されたばかりの方にお声をかけさせて頂きました。
また、福祉・ボランティア関連の事業者や、他の地域おこし協力隊(現在、美郷町では、10名の地域おこし協力隊員が活動しています)の活動も、ご紹介したいと考えています。
この機会に美郷町においで頂き、さげ飾り展やマルシェ、今が盛りの桜などを楽しんで下さい」
とのことでした。

こちらは、マルシェにて販売予定の、「福祉工房ゆめたまご」さんの商品の一部。
なんとも可愛いですね!

他にも、食品をはじめ、様々な業種の11店舗が、出店を予定しています。

詳しい内容については、公式ウエブサイトまたは公式インスタグラムをチェックしてみてください。


以上、「第8回 お雛様とさげ飾り展」&「美郷のおひな様マルシェ」のご紹介でした。
美郷の春を感じに、ぜひ足を運ばれてみてください~。

【田代神社(年の神神社)】
住所:美郷町西郷田代 → マップ

寄稿者:アンナ
普段着物が好きな消費生活アドバイザー。 地球にやさしい暮らしを目指して、日々実践中です。

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

県内各地に散らばる寄稿者用の統一アカウントです。 宮崎県内の地元の人だからこそ知っているおすすめの「グルメ」「観光」情報を軸に、地域の安全安心につながる情報の提供にも取り組んでいきます。