福岡で宮崎県産品買うならここで!-博多みやざき館KONNE

この3月まで、東京・新宿にある宮崎県のアンテナショップで働いていたDiceです。

福岡で冷や汁のイベントをやることになり、福岡空港から博多駅まで地下鉄で移動したので、ついでに博多バスセンターの2階に2021年3月22日にオープンした、宮崎県産品のアンテナショップ「博多みやざき館KONNE」を覗いてきました。

場所は、JR博多駅の隣に建つ博多バスセンターの2階、マクドナルド横の通路進んだ奥、コンビニのローソンの隣にあります。

KONNEの名を冠する4店目のアンテナショップ

こちらのお店は、東京にある「新宿みやざき館KONNE」、大阪にある「堺みやざき館KONNE」、宮崎にある「みやざき物産館KONNE」に次ぐ、4店舗目の「KONNE」で、宮崎県庁公認のアンテナショップです。

このうち、新宿と宮崎は(公社)宮崎県物産貿易振興センターが運営、堺とここ博多は、それぞれ民間企業が設置・運営する特約店方式の店舗になります。

特約店方式というのは、民間企業が設置・運営する店舗で、「常時10社以上かつ100品目以上の県産品を取り扱うこと」、「県産品のPRに寄与することが認められること」など一定の条件を満たしている場合に、宮崎県庁が県のアンテナショップとして認定し、店舗の名称として「KONNE」の使用を許諾する方式を言います。

コンパクトな店内に多様な品揃え

広さは40㎡弱と決して大きくはありませんが、常温品、冷蔵品、冷凍品があり、食品から飲料、焼酎まで、ひととおり商品が揃っています。

入口側から向かって左側の壁には、焼酎や調味料の棚が。
棚の上部には、宮崎市出身で福岡ソフトバンクホークスで活躍中の武田翔太のサイン入りユニフォームも飾られています。

宮崎県民が愛する戸村の焼肉のたれは、こちらでも人気だそう。
これが無いと焼肉が始まらないという人は多いはず。

宮崎市で盛り上がっている餃子も、冷凍で5種類ありました。
こちらも最近、人気上昇中らしいです。

冷蔵ケースの中には、鶏の炭火焼きに、缶やペットボトルの飲料、ひでじビールもありました。
タルタルソースはもちろんのこと、「むかでのり」があるのが日南市南郷町にルーツを持つ私には嬉しいところ。宮崎県民でも知らない人が多いのではないでしょうか。

ゴボチやキャロいもなどスタンドパックに入ったスナック菓子やお土産に使われる箱菓子も揃っていました。
このあたりも売れ筋商品のひとつとのこと。

筆者が取材中、これから広島に帰るけどお土産を忘れたので買いに来たというお客さんが飛び込んで来られました。アンテナショップあるあるですね。
バスセンターの一角に店がある立地の良さが活かされた感じでした。

経営者は日南市出身

この「博多みやざき館KONNE」を経営するのは、イベント事業や飲食事業などを幅広く手がける株式会社PUNCH-LINE代表取締役の濵﨑純さん。日南市出身で福岡市在住。
福岡市大名で営まれている「TENJIN DINING MiST 大名店」というダイニングバーは、今回の冷や汁イベントの会場として使わせていただき、大変お世話になりました。

こちらの「博多みやざき館KONNE」は、オープンから1年半。コロナ禍もあり経営はまだまだ大変なようですが、常連客も少しずつ増えてきているとのこと。

多様な宮崎県産品を扱う拠点が福岡市内にできたことで、福岡県を中心に遠くは広島市のMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島など各地で開かれるイベントに宮崎県として出店することが可能になり、宮崎県福岡事務所の皆さんも助かっているようです。

濵﨑さんは「ぼちぼちやります」と仰っていましたが、品揃えも今後益々充実させて行きたいようですので、宮崎県内の食品製造事業者の皆さん、自慢の品がありましたら出品よろしくお願いします。

【博多みやざき館KONNE】
住所:福岡市博多区博多駅中央街2-1 博多バスターミナル2F → マップ
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休(博多バスターミナルに準じる)

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Dice

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。 2020年8月からテゲツー!のWebサイトの管理運営を引き受け、ライター兼編集長としてテゲツー!全般の面倒を看ています。 趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。