【開店】大阪から移住した店長が作る優しいワッフル - Rabbit Stand / 宮崎市

皆様、お久しぶりのあけ村です。

JR宮崎駅から西に延びる高千穂通のカリーノ宮崎から西に2つ目の路地を少し入った所、以前、タピオカドリンク屋さんがあった場所に、新しくワッフルとドリンクのお店ができていました!

こちらは、6月1日(月)に開店した「Rabbit Stand」さん。
早速、お邪魔してみました。

 

ウサギの絵がお出迎え

中に一歩入ると、店名にある「スタンド」と言うにふさわしくコンパクトな店内は、外観と同様に黒が基調の内装でまとめられています。

中でも目立つのは、黒く塗られた壁に白で大きく描かれたウサギの絵。
ビアトリクス・ポターの描くピーターラビットのようで、これがまた可愛いんですよ。

 

大阪からの移住の若きオーナー

こちらが、オーナーの中島風希さん(24)。
大阪府高槻市から、今年移住されてきたそうです。
お話を聞き始めて、同じ関西人として、すごく親しみが湧いてきました。
おかん的な気持ち、ですね。

宮崎市を選んだ理由は、ビジネス合宿で知り合った「整体kawashima」の川島悠希さんと一緒にビジネスを始めるため。

店名の「Rabbit Stand(ラビットスタンド)」は、合宿のクラスがウサギクラス、だったことからのネーミング。

「整体kawashima」については、以前テゲツーでも取材していますが、「Rabbit Stand」はいとこ的存在、だそうです。

 

オーナー手作りのワッフル

さて、お店の看板メニューのワッフルですが、ベルギーワッフルを独自にアレンジしたものとのこと。
作り方は教えてもらえないだろうなー、と思って質問したところ、惜しみもなく教えてもらえました(なんて、いい人なんだろう)。

材料は、強力粉、薄力粉、少しの米粉、北海道産のてん菜糖。
てん菜糖は、ビートからできたお砂糖で、オリゴ糖が豊富で、身体にいい素材。

「日によって温度も湿度も違い、発酵具合が変化するので、見極めが難しいです。
その点、めちゃめちゃ気をつけています。
お客様に納得したものを食べてもらいたいです。」
と、関西弁の中島さん。

オーダーを受けてから、丸まったワッフル生地を愛おしそうに手のひらで広げて、見ているこちらもワクワク。
ワッフルメーカーで3分ほど焼いて、出来上がり。

オープンした6月1日は、80個仕込んだらすぐ無くなり、翌2日は100個仕込んだけれど、夕方には無くなりという売れ行きだったそう。
わたしが初めて行った日はその2日で、店頭では完売していて、次の分の発酵が待てずに帰りましたw。

後日の取材の日、ようやく口に頬張れたワッフル。

生地の香りが、なんとも言えない優しい匂い。
外側はカリッと、中はもちっとした食感で、生地に練り込まれたパールシュガーが甘さの強弱をつけて、いい仕事しています。

一緒に連れて行った5歳の娘は、ワッフル片手に、店内に描かれたウサギに頑張って背伸びして餌付けしてましたw。
ここ、インスタのフォトスポットになりそうですね。

関西と宮崎の違いを肌で感じながら、試行錯誤の日々を送る中島さん。
爽やかな笑顔が、楽しさを物語っているなと思いました

中島さんのこだわりの詰まった、でもどこか懐かしくて美味しいワッフルが、いろんな人の心とお腹を満たしていきますように。

 
【Rabbit stand】
住所:宮崎市橘通東4-6-27 → マップ
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
66 291 516*02

 

寄稿者:あけ村つじ子

県外から転勤で、夫の故郷である宮崎市へやってきた主婦です。
食べること、料理することが好きで、海外にいた頃は、語学学校で食堂のおばちゃんをしていました!
子どもと共に、毎日宮崎のおいしい、たのしいを探しています。

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宮崎てげてげ通信ライター(寄稿)

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