【開店】住宅街の中の普段使いのとんかつ店 - とんかつ六郎 / 宮崎市

最後の晩餐なるものが訪れるのであれば、とんかつをリクエストしたいと思っているDiceです。

宮崎市大塚町に、なかなか良いとんかつ屋さんができたという噂を耳にしていたのですが、なかなか訪問する機会がないまま数ヶ月経ってしまいました。
しかし先日、自転車でちょっと遠出する機会があったので、これを逃してはと自転車飛ばして行ってみることにしました。

場所は、宮崎市街地から国道10号線を西に進み、宮崎大橋を渡って2つ目の信号、マクドナルドやピザーラのある交差点を右折して、2つ目の信号を左折して進んだ先の右手にあります。

 

住宅街の中の「とんかつ 六郎」

お店の横に3台ほど駐められる駐車場があって、そこにチョークアート風の手書きの看板が出ていました。
ご主人らしき人物に、擬人化された豚と鶏がなんともメルヘンチック。

ランチタイムは11時半から14時、ディナータイムは17時から21時。
月曜日が店休日ですが、それ以外は店先に紫紺の暖簾がかかって、「営業中」の札が出ていればOK!!

 

清潔感ある店内は20席ほど

引き戸を開けて中に入ると、左手の厨房の前に、5席のカウンター。
後ろ姿がちらっと写っているのが、ご主人の麻田浩二さん。

聞くところによると、佐土原出身の麻田さんは、東京世田谷区奥沢にあるとんかつの名店「とんかつ ミカド」で長らく働き、主任を務めていたのですが、2011年の震災を機に帰郷を決意し、とんかつ店を開こうと場所を探していた時に、たまたま空いたこの店と出会い、今年の3月に開店する運びとなったとのこと。

右手には、4人掛けのテーブルが2つ。

奥は畳敷きの小上がりになっていて、そこに4人用の座卓が2つ。
畳敷きの小上がりは、小さな子どもがいる時には嬉しいですね。

 

メルヘンチックな手書きメニュー

それぞれの席には、ちょっとメルヘンチックなテイストの手書きのメニューが置かれています。
これ、ご主人自らが描かれたものとのこと。
なかなか絵心あるなと思ったら、学生時代はインドを放浪して絵を描いていた事もあるらしいですよ。

とんかつだけではなく、ハンバーグやチキンカツ、生姜焼き、カツカレーなどのメニューもあります。

 

ロースカツ定食

とんかつは、豚の脂を味わえるロースがベストだと思っているので、どんなとんかつ店でもまず最初にいただくのはロースカツ定食。

こちらのロースカツ定食は、1,300円(税別)で、からっと揚げられたロースカツに、キャベツにトマト、ポテトサラダと和辛子が添えられます。

汁物は、豚汁としじみ汁が選べますが、今回は豚汁をセレクトしました。
これがまた、具だくさんで美味しい!

豚肉は、出入りのお肉屋さんが入れてくれる「宮崎ブランドポーク」を使っているとのこと。
「宮崎ブランドポーク」って、個別ブランドの集合体になっているので、どちらのお肉なのか気になるところですが、ひょっとするとその時その時で変わるのかもしれませんね。

ごはんは、小ぶりな茶碗に軽くもられていますが、ごはんとキャベツはお代わりし放題なので、お腹の空き具合に応じてお代わりしちゃってください。
ただし、調子に乗って何度もお代わりするのは粋じゃないので、そのあたりはわきまえて。

 

手作りマヨネーズも絶品!

「よろしければ、キャベツにかけてお召し上がりください。」と大将に勧められた、手作りマヨネーズ。
ちょっと粘度が高めで、ぽってりとした感じ。

言われたとおりにキャベツのかけて食べてみたら、少し甘みがあって、フルーティーな感じの優しくも美味しいマヨネーズでした。
大将に聞いたら、リンゴ酢を使っていらっしゃるとか。どうりでこの甘さとフルーティーさなんですね。

マヨネーズが美味しくて、キャベツはお代わりいただきました。

こちらのお店、住宅街の中にあって、庶民派の普段使いに良いとんかつ屋さんですが、ご主人が修行された「とんかつ ミカド」は、カレーが美味しいという噂なので、次は是非カツカレーをいただきたいなと思います。

【とんかつ 六郎】
住所:宮崎市大塚町竹下522-1 → マップ
電話:0985-72-7605
営業時間:ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~21:00(L.O. 20:30)
定休日:月曜日

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Dice

2014年4月からテゲツー!ライターに参加。 2020年8月からテゲツー!のWebサイトの管理運営を引き受け、ライター兼編集長としてテゲツー!全般の面倒を看ています。 趣味は料理で、2016年からフードアナリスト、2018年からは冷や汁エバンジェリストとしても活動中。