宮崎市の一大歓楽街「ニシタチ」で、深夜まで営業している食品スーパーとして、ニシタチで働く人々や、ニシタチに足繁く通う人々に愛されてきた「ラ・ディッシュ 本店」。
しばらく店内のリニューアル工事行われていましたが、ようやく完成して、11月3日(金)にグランドオープンしました。
インストアで総菜の調理をしていたり、自社製のパンやケーキを販売していて、全国から取り寄せたこだわりの商品や旬のフルーツを販売しているラ・ディッシュは、スーパーと言うより、食品セレクトショップと言った方が間違いないかもしれません。
グランドオープンに先立つ11月1日(水)、まだプレオープン状態の時にお邪魔したのですが、既にほとんど通常営業状態でした。
西橘通り側の入口から入って右手の光景はこんな感じ。
この左手方向にレジがあります。
レジ前を抜けて、中央通り側の入口方向はこんな感じになりました。
全体的に、壁と柱周りだけに陳列棚や冷凍・冷蔵ケースを配してあり、すっきりと見晴らしが良くなり、天井も上がって広々とした感じになりました。
白と黒を基調としたモダンな内装で、明るさも増して、商品がより見やすくなっています。
世界各地からセレクトされたワインは、北東側の壁の前にコーナーが作られていました。
ラ・ディッシュのワインは、比較的リーズナブルでバランスの取れたものが多い印象があります。
ワインコーナーの前には、自家製パンをメインにいろいろなパンが並ぶコーナーが。
パンとワインという組み合わせもなかなか良いですね。
今回のリニューアルで、ラ・ディッシュ本店にもインストア・キッチンが設置されました。
そのキッチンのまえにあるショーケースには、調理したてのバラエティ豊かな総菜が並んでいます。
さらに、おかず系の総菜もたくさん。
この日は、厚焼きたまごや、ほうれん草とベーコンのスクランブルエッグ、レバニラ炒め、なす味噌炒めなどが並んでいました。
どれも美味しそう。
おにぎりは、常時10種類以上が並んでいます。
コンビニおにぎりと違って添加物使ってないので安心できますし、値段も1個100円~250円とリーズナブル。
しかも、どれもかなり美味しそう。
別途、おにぎり特集の記事が書けそうなくらい。
サラダも、いろんな種類がこんなに美しくディスプレイされています。
栄養のバランスも取れていて、見た目も美しいサラダは、総菜と合わせて買いたくなりますね。
自炊派の私ですが、作る時間が無い時に、間違いなく寄る店リストのNo.1に文句なくランクインしました。
今回のリニューアルの白眉は、店の中央部、店内キッチンから続く位置に、半円状のお洒落なバーカウンターが作られたことでしょう。
カリーノ宮崎の地下1階、ラディッシュセブンの一角「まんまーる」にある円形カウンターの延長線上にあるこのカウンターは、「ミニまーる」と呼ばれているようです。
この日は、普段はラディッシュセブンにいらっしゃる佐藤友紀専務が、カウンターの応援に入ってらっしゃいました。
ここでは、キャッシュオン(1杯ずつ飲む度に支払う)で、ワインの立ち飲みができるようになっています。
その時のお薦めのワインが、泡、白、赤とそれぞれ1種類ずつ、ハッピーアワーなら1杯300~500円と嬉しいお値段。
最初は飲むつもりではなかったのですが、ついつい泡を頼んでしまいました。
「ファンティーニ グラン キュベ」。
イタリア産の発泡ワイン(スプマンテ)で、フレッシュで柑橘系とフローラルな香りのある美味しいスプマンテでした。
もちろんこのスプマンテ、店内で売っています。
ここで買った総菜や食品ををつまみに飲んでも良いのですが、立ち飲み用のフードメニューも用意されています。
メニューの一番上にある「パルミジャーノ・レッジャーノのカチ割」とか、こんな大きな塊をかち割りにしていただけるのですから、なんとも贅沢。
ついつい、2杯目も頼んでしましました。白ワインの「オノロベラ ルエダ」。
トロピカルフルーツのような甘い香りに、洋ナシや青リンゴのようなフレイバー。1杯300円という値段が信じられないくらい、味わいのあるワインでした。
この「ミニまーる」、17時~21時限定のサービスとのことで、
佐藤専務は、
「ニシタチで飲む時の0(ゼロ)次会で使って欲しい。」
と仰っていました。
仕事帰りや飲み会の前に、ちょっと時間がって喉を湿らせたい時は、立ち飲みで軽く1杯だけという使い方で重宝しそうです。
ラ・ディッシュは、全国からセレクトされたクオリティの高い商品を扱っていますが、店の一角で、県内各地の逸品が置かれた棚を見つけました。
見慣れたあれやこれやが並んでいますが、その中にまだ味わったことがないものが…
まずは、「高千穂 皇賀玉饅頭」(6個入り700円)。
高千穂町の女性生産者4人で起業した「合同会社あまてらすの娘たち」(佐藤孝子代表社員)が、延岡市の「虎屋」の協力を得て開発したもので、虎屋の「破れ饅頭」をベースに高千穂産の米粉と金柑が使われています。
高千穂町内のほか、宮崎ブーゲンビリア空港1階の「高千穂そら市場」で買えるのは知っていましたが、こんなところで会えるとは。
もうひとつ、「みやざきてげてげポテトチップス 喜びスパイス味」(350円)。
宮交ショップアンドレストラン株式会社が販売している製品ですが、都城市民に愛されている明治40年創業の肉専門店「肉のふくしま」の「極上スパイス喜び」が味付けに使われています。
以前、都城の中心市街地をうろついていた時に、気になったお肉屋さんなんですよ。
どんな味のポテチなのか、今度試してみなければ。
他にも、ナイスセレクトな県産品がいろいろ並んでいるので、県外から来られた方がニチタチで飲んで、翌日の朝早く買えるのに、まだお土産買ってないなんて時にも使えそう。
いや~、もっと紹介したいコーナーやオススメしたいものが満載なのですが、とても書き尽くせないので、皆さん是非、新生「ラ・ディッシュ 本店」に行ってみてください。
【ラ・ディッシュ本店】
住所:宮崎市中央通1-1 ツインズビル1F → MAP
電話:0985-32-7927
営業時間:11:00~翌日3:00
店休日:日曜日、祝日